最近徐々に一般的になってきている「終活」ですが、家財や財産を含めた身辺整理をしておくことが主な内容になります。この記事では、終活の典型的な二つの準備方法である生前整理と老前整理の違いや、それを実践する際にかかる費用の相場などについて解説します。

生前整理・老前整理とは?40代・50代からの片づけ方

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生前整理・老前整理とは?

生前整理・老前整理の意味

生前整理とは:財産関係の整理を含め、存命のうちに身の回りを整理することです。

老前整理とは:老いる前におこなう生前整理のことです。

終活における生前整理・老前整理では、具体的には以下のようなことをおこないます。

生前整理・老前整理ですること 整理整頓:①家財の整理 ②財産の整理 ③不用品の処分 ④デジタル整理 書類作成:⑤財産目録の作成 ⑥遺言書の作成 ⑦エンディングノートの作成

すること

することの主な内容

家財の整理

家の整理整頓をおこなう。

財産の整理

財産の把握・整理・譲渡をおこなう。

不用品の処分

整理整頓で発生した不要なモノを処分する。

デジタル整理

SNSのアカウント、FXなどの口座、ECサイトで自動保存されているクレジットカード情報、月額料金が発生するサービスなどを把握・整理する。

財産目録の作成

現在自分が所持している財産の一覧を作成する。

遺言書の作成

上記の財産の処分に関する自分の意思を、法律で定められた形式に沿って記入する。

エンディングノートの作成

デジタル整理で把握したアカウント情報とパスワードのセットや、死後の自分の希望をノートに記しておく。

「デジタル整理」など、見慣れない言葉もあったかもしれません。デジタル整理について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

遺されたスマホはどうする?デジタル遺品・デジタル整理とは?

生前整理と老前整理の違いは?

生前整理と老前整理はいずれも「終活」の一環としておこなわれますが、両者には少しだけ違いがあります。「誰が」「いつ」「何のために」するのかに着目して違いを見ていきましょう。

 

誰が

いつ

何のために

生前整理

本人・家族

20代~

本人に

・事故

・急な病

・寿命を迎える

等の不測の事態が起きた際に、家族やパートナーの負担を軽減するため

老前整理

本人・家族

40,50代

遺品整理

遺族

本人の死後

使われなくなったものを整理するため

家族の気持ちを整理するため

生前整理

生前整理は本人が行います。本人の状態によっては家族の手を借りる場合もあります。

始める時期は人によって様々です。本人の結婚、子どもの誕生、子供の進学や結婚、独立、定年退職など、本人や家族にとって重要な節目となる時期が一般的です。20代・30代のような若い時期から始める方も、40代・50代になってから始める方もいらっしゃいます。もちろんそれ以上の高齢になってからも生前整理はおこないます。

主な目的は、本人に事故や急な病、寿命を迎える等の不測の事態が起きた際に、家族やパートナーの負担を軽減することです。また身辺を整理することで、その後の自分らしい生き方を明確にするきっかけにもなります。

生前整理とは?大切な人のために今からできる7つのこと

老前整理

老前整理も基本的には本人がおこないます。本人の状態によっては家族の手を借りる場合もあります。

始める時期は、本人が老いを実感し始める頃、年齢的には40・50代が多いようです。

主な目的は生前整理と同様、本人に事故や急な病、寿命を迎える等の不測の事態が起きた際に、家族やパートナーの負担を軽減することです。

参考:遺品整理

遺品整理は本人の死後、主に家族がおこないます。

始める時期は、本人が生前どのような環境で生活を送っていたかによって変わってきます。例えば、本人がアパートなど賃貸住宅での一人暮らしをしていた場合は、早々に部屋を空ける必要があります。この場合遺品整理は部屋の契約期間内に実施する必要があります。

主な目的はもう使わなくなった家財の整理や、貴重品の捜索、残された家族の心を整理することです。

遺品整理について詳しく知りたい方は以下の記事を参照してみてくださいね。

【初めての方へ】遺品整理、どうすればいい?

生前整理・老前整理は早めにする方がいい?

生前整理・老前整理はできるだけ早く始めましょう 理由は:①不慮の事故が起きた時に、大切な人の負担を減らせる ②安全でスムーズな生前整理をおこなうことができる

生前整理・老前整理をするタイミングは人により様々でした。しかし、身辺を片付け、整理する時期はできれば早い方が望ましいでしょう。なぜなら、体力も気力も衰えておらず、頭もしっかりしているうちに実施することで、適切な判断の下にスムーズで安全な片づけを行うことができるからです。

「自分に終活なんて早い」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。そのような方は、普段の生活の整理整頓の中で徐々に生前整理を行うとよいでしょう。かかる労力を少なくすることで、気負いなく、気軽に生前整理に取り組むことができるのでおすすめです。

自分ひとりでは生前整理・老前整理が難しい時には専門の業者へ

自分だけでは生前整理・老前整理を終わらせられないような場合は、専門の業者に依頼するのもひとつの手です。時間がない場合や処理しなければならない物が多かったりするときの心強い味方となってくれます。

生前整理・老前整理は具体的には、生前整理業者に依頼するとよいでしょう。

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業者に依頼するメリットとは?

生前整理・老前整理で特に負担になるのが、家の中にある家財の整理です。肉体的な負担が大きいため、運動能力の高い人でもけがをすることがあります。高齢の方ならなおさらです。専門の業者に依頼をすると、以下のメリットが得られます。

メリット デメリット
  • 短時間できれいに片付く
  • 思い出の品や貴重品を誤って処分することがない
  • 大型家具も搬出してくれる
  • 遠方からでも依頼できる
  • 費用がかかる
  • 悪徳業者も存在する

注意すべき点は費用がかかってしまうことと、悪徳業者の存在です。費用は何にいくらかかるのか、優良で安い業者に頼むにはどうすればいいのか、記事の後半で順番に説明していきます。

生前整理・老前整理を業者に依頼する際の費用の目安

専門の業者に生前整理・老前整理を依頼する際にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。ここではおこなう作業項目ごとの費用の目安をご紹介いたします。

・身の回りの日用品・家財の整理整頓

・不用品の処分

これら2点に関しては通常の「生前整理サービス」として、まとめて依頼が可能です。費用の目安は以下の通りです。

間取り

料金相場

作業人数

作業時間

1R・1K

30,000円~80,000円

1~2名

1~3時間

1DK

50,000円~120,000円

2~3名

2~4時間

1LDK

70,000円~200,000円

2~4名

2~6時間

2DK

90,000円~250,000円

2~5名

2~6時間

2LDK

120,000円~300,000円

3~6名

3~8時間

3DK

150,000円~400,000円

3~7名

4~10時間

3LDK

170,000円~500,000円

4~8名

5~12時間

4LDK以上

220,000円~600,000円

4~10名

6~15時間

※上記金額は作業費を含む人件費・車両費・回収運搬費・廃棄物処分費をあわせた概算費用となります。

上記の表では部屋の大きさごとの目安の料金をご紹介しておりますが、実際には片付けるモノの量や作業時間によって料金は変動します。依頼時には必ず見積もりの作成をしてもらいましょう。

・デジタル整理

デジタル整理はサービス別にかかる費用が異なります。

依頼内容

料金

Windowsログインパスワードの解除

21,000円

パソコンのデータ移行

8,000円~12,000円

パソコン廃棄

8,000円

インターネットサービスのID、パスワード調査

15,000円

パソコン強制初期化

21,000円

携帯電話、スマートフォンのパスワード解除

20,000円

※この料金表は当サイト掲載業者マレリークのものです。

これらに加えて、デジタル機器を運搬する際の送料がかかる場合があります。また、一度に複数のサービスを依頼する際には、パック料金で割引がなされる場合もあります。依頼前には問い合わせをすると良いでしょう。

・財産目録の作成

料金:50,000~100,000円 

財産目録の作成費用は、その内容により上下します。財産の項目が多かったり、作成に時間がかかる複雑な内容になると、かかる費用が増加します。

・遺言書の作成

遺言書の作成にかかる費用の目安と、依頼先ごとの特徴は以下の通りです。

依頼先

特徴

平均費用

弁護士

法律の専門家であるため、法的な信頼度が高い。費用は高めだが、相続争い等、遺族間のもめごとにも対応できる。

100,000〜300,000円

司法書士

不動産取引の専門家。遺言書の財産項目に不動産が含まれている場合は、不動産の特定を含めた遺言書作成を依頼できる。

70,000〜100,000円

行政書士

比較的費用が安め。特に調査を必要としない簡素な遺言書であればもっともリーズナブルに依頼が可能である。

70,000〜100,000円

信託銀行・信託会社

遺言書作成だけでなく、その保管・遺言執行も含めたサービス料金である。国家資格を有する士業とは異なり、担当者の質が重要である。

1,300,000~1,800,000円

遺言書の作成にかかる費用は、内容、依頼先により大きく上下するようです。この表もあくまで目安ですので、ご自分のニーズに合った依頼先に見積もりを取るようにしましょう。

よい業者選びのポイント

しっかりとした業者を選ぶポイントとしては次の2つが挙げられます。業者選びの際にぜひチェックしてみましょう。

①資格を持っているか確認する

せっかく依頼するなら、信頼できる資格を持つ業者に依頼したいものです。信頼できる業者の場合には「生前整理アドバイザー」のほか、遺品整理業者なら「遺品整理士」「一般廃棄物収集運搬許可証」をはじめとして複数の資格や許可を持っています。

依頼を検討している業者がどのような資格や許可を有しているのか、事前に確認してみましょう。

生前整理アドバイザーとは?

遺品整理業者が持つべき資格とは?

②相見積もりをとる

2つ目のポイントは「業者を比較すること」です。相見積もりをとることで、業者間のサービスや料金を比較できるうえ、価格の相場を知ることもできます。3社を目安に業者を選んで相見積もりをとりましょう。

安くて評判の良い業者を探す方法

生前整理・老前整理を業者に依頼する際に何よりも重要なのは、「しっかりとした安心できる業者に依頼すること」です。ご自身の人生や、ご遺族に残す大切なものを整理するのですから、いい加減な業者、ましては悪徳業者には依頼したくないものです。

また料金を安くしたい・出費を抑えたいというご要望もあるでしょう。私たちみんなの遺品整理は「安心×低価格×高品質」なサービスを多くのユーザー様に届けたいと考え、以下のサービスを提供しています。

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・上場企業基準の厳しい加盟審査

・遺品整理士の資格をもつ優良業者のみ紹介

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また当サイトみんなの遺品整理は、遺品整理士認定協会と提携しており、遺品整理士が在籍する業者のみをご紹介しています。またご紹介する業者はすべて厳しい加盟審査をおこなっております。

全国10,000社以上いるといわれている業者の中から、

・法律を守って運営しているか

・過去にクレームや追加料金がないか

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これからの自分と家族のための生前整理・老前整理

生前整理や老前整理は、自分のためであると同時に、自分の大切な人のためにこそ、おこなう試みでもあります。終わりを見つつも前向きに生きていくための終活、あなたも今日を機に始めてみてはいかがでしょうか。

【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証一部上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案をいたします。