「年末が近づいてきたのに部屋にものが散乱して、なかなかやる気が起きない」

「年末に大掃除をしたいけど、ついでに断捨離もしようかな」

などとお考えの方もいるのではないでしょうか。

いきなり断捨離と大掃除を始めてしまうと、部屋がきれいになるどころか掃除前よりも散らかってしまう恐れがあります。そのため、断捨離と大掃除をする際には計画を立てて進めることが大切です。

そこで本記事では、

・断捨離の意味

・断捨離と大掃除のスケジュール

・断捨離と大掃除の注意点

・不用品の処分方法

を解説します。

本記事をお読みになれば、断捨離や大掃除の正しいやり方を知ることができる上、実践すれば整理整頓された家で新年を迎えられます。

各部屋の断捨離と大掃除のチェックポイントもあるので、手順に沿って進めていきましょう。年末に断捨離と大掃除を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

断捨離と大掃除をして年末年始を迎えよう。部屋別のポイントを紹介

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1.まずは断捨離について意味を理解しよう

 

断捨離とは、ただものを捨てるだけではなく、暮らしの中で本当に必要なものだけを選んで生きていく考え方そのものを指します。

断捨離をするには、断捨離の考え方について理解することが大切です。まずは、大掃除を始める前に断捨離について理解しましょう。

1-1.断捨離とは

断捨離とは、不用なものを捨てることで執着する気持ちを断ち切り、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方です。

ヨガの「断行」「捨行」「離行」が名前の由来となっており、それぞれ下記のような意味が込められています。

 

断捨離は、不用な物を断つだけではなく、自分としっかり向き合うことが大切です。なんとなく処分するのではなく、本当に必要なものを見極めなければ断捨離は成功しません。

 

断捨離についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

「断捨離は人生が変わる片付け術!真の意味やメリット・手順を徹底解説」

 

・断捨離によって得られる効果

・断捨離のメリット・デメリット

・断捨離の詳しい手順

・アイテム別の断捨離方法

などを詳しく解説しています。

 

1-2.大掃除の際に断捨離を行うメリット

大掃除をする際に断捨離を行うとさまざまなメリットがあります。

 

◉不用なものがなくなるので、掃除がしやすくなる

◉余計な時間や労力がかからない

 

大掃除をする際に断捨離をすると不用品が減るため、部屋の掃除がしやすくなります。また、今まで気づかなかった部屋の汚れやほこりにも気付きやすくなります。

 

他にも、掃除をする際にものを収納したり移動したりといった手間もかかりません。

このように大掃除と一緒に断捨離をすれば、無駄な手間や労力を省け、大掃除がしやすくするといったメリットがあります。

2.断捨離と大掃除のスケジュール

断捨離をするタイミングは、年末がおすすめです。年末の大掃除に合わせて断捨離をすれば、掃除がしやすくなります。

まずは、断捨離をし、必要なものやよく使うものを収納してから大掃除しましょう。

 

断捨離と大掃除を1日で終わらせたいところですが、なかなか難しいものです。限られた時間内に大掃除を終わらせるためには、スケジュールを組み、少しずつ進めていくのがおすすめです。


 

 

上記のスケジュールのように、不用品の処分を12月の前半に、時間がかかってしまう大掃除は週末に分けて進めていくとスムーズに行えます。

 

また、年末は自治体のごみ回収センターや、回収業者などが営業していなかったり、予約が取れなかったりすることも考えられます。

断捨離と大掃除の日程を決めたら、不用品を処分する日の確認を忘れないようにしましょう。

3.【部屋別】断捨離のポイント!

 

ただやみくもに断捨離と大掃除に取り掛かってしまうと、途中で断念してしまうかもしれません。そのため、断捨離と大掃除それぞれのポイントを把握し、取り掛かるようにしましょう。

 

まずは、断捨離のポイントを部屋別に紹介します。

3-1.断捨離の基本

断捨離の進め方は、

 

1.残すものと捨てるもののルールを決める

2.すべて取り出し、仕分ける

3.整理する

 

です。詳しく解説しますので、断捨離の基本的な手順を確認していきましょう。

 

3-1-1.残すものと捨てるもののルールを決める

断捨離は「捨てる」というイメージが強いですが、「残す」もののルールを決めることも大切です。

 

残すものと捨てるもののルール

残すもの

捨てるもの

・お気に入りもの

・いつも使うもの

・最低限の置き場に置けるもの

・1年間使用しなかったもの

・新品でも好みでないもの

・壊れているもの

・サイズが合わない靴や服

・開封後大体3か月〜半年経過した化粧品類

 

上記のようにルールを決めてから断捨離に取り掛かるようにしましょう。

 

3-1-2.すべて取り出し、仕分ける

ルールを決めたら、全体を把握するためにすべてのものを取り出します。その後、自分で決めたルールに沿って仕分けをしましょう。その際、段ボールを3つ用意し、「残すもの」「捨てるもの」「保留にするもの」と分けます。

 

もし、捨てることに少しでも迷いがあるものは一旦「保留」の段ボールに入れ、冷静に考えてから処分すると良いでしょう。捨てることばかりを考えてしまい、勢いで捨ててしまうと後々後悔してしまうかもしれません。

仕分けを繰り返し行えば、本当に必要なのか、不用なのかを見極められるようになるため、まずは3つの段ボールを基準に仕分けをしましょう。

 

3-1-3.整理する

仕分けが終わったら、残すものを整理していきましょう。断捨離をしたことにより、お気に入りのものやいつも使っているものが明確に見えてきます。

そのため、いつも使っているものは取り出しやすい場所へ、お気に入りのものはディスプレイするなどして収納しましょう。

3-2.リビング

リビングの断捨離では、私情を挟まないのがポイントです。あくまでも来客視点で分類し、客観的に断捨離するようにしましょう。

 

また、リビングでの用途以外のものをおかないのもおすすめです。家族が共通して使うものだけを置くようにし、個人的なものは部屋へ移動すればものが減り、すっきりとしたリビングになります。

 

リビングのチェックポイント

・インテリアに合っていない置物や小物

・必要以上のクッション

・遊ばなくなったおもちゃ

・複数の花瓶

・期限切れの薬

・弾かない楽器

・使わなくなったエクササイズ用品

・しばらく再生していないCDやDVD

・雑誌や漫画

・ネットでも見られる取扱説明書

・1年以上前にもらった年賀状や手紙

・領収書やレシート

・期限切れのポイントカードやクーポン

・1年以上お付き合いのない人の名刺

・1年以上通院していない病院の診察券

・1年以上使っていないクレジットカード

・インクの切れたペン

・複数あるハサミ

 

インテリアに合っていない置物や小物はすぐに断捨離しましょう。

可愛い雑貨などはついつい集めたくなるものですが、どこに置くのかが決まっていないと、リビングがごちゃごちゃして見えるだけでなく、おしゃれに見えません。

本当に好きなものを少しだけ飾った方が引き立ち、リビングも素敵な空間に仕上がります。

 

また、雑誌や漫画、取扱説明書などはネットで見ることができます。断捨離をきっかけに思い切って手放すのもおすすめです。

 

また、溜まりがちな領収書やレシート、1年以上使用していないポイントカード、クレジットカードなどは処分し、必要なものは1箇所にまとめるようにしましょう。

3-3.キッチン

キッチンの断捨離は、使用頻度の高いものを厳選するのがポイントです。料理中に不用なものがあると、すぐに取り出せずにストレスを感じてしまいます。

 

キッチンのチェックポイント

・使っていないキッチン家電

・使っていないタッパー

・使っていない便利グッズ

・用途が同じキッチンツール

・1年以上使っていない食器やお弁当箱

・欠けている食器

・おまけでもらったもの

・コンビニでもらった割り箸やストロー

・同じサイズの鍋

・古いスパイス

・消費期限切れの食品や調味料

・お菓子作りの道具

・大きすぎるパスタ鍋

 

クッキーやケーキの焼き型、パスタ鍋など「普段は使わないけれど、もしかしたらあった方が便利かも」と悩むかもしれません。

その場合、「それがなくなったときのストレス」と「今後もそれがあり続けることによるストレス」を天秤にかけて考えてみましょう。

 

普段使わないものがあるせいでストレスを感じてしまっては本末転倒です。本当に必要なものだけを残し、快適な使い心地のキッチンを目指しましょう。

3-4.水回り

水回りの断捨離は思い切って処分することが大切です。

水回りはヌメリやニオイが発生しやすい場所なので、常に清潔にしておかなければなりません。しかし、洗面所や浴室、トイレなどの水回りは毎日使用し、服を着替えたりするのでほこりが溜まりやすい場所です。

 

「あって当たり前」だと思っているものを断捨離するだけで、掃除がしやすく、清潔を保てるようになるでしょう。

 

水回りのチェックポイント

・試供品

・使いかけで放置しているボトルやスプレー

・何年も使用していない化粧品

・3年以上未開封のボトル

・使っていない洗剤や掃除道具

・使い心地の悪いタオル

・マット

・大きいバスタオル

・いくつもあるトイレ洗剤

 

試供品や使いかけのボトルなどはついつい溜めてしまいがちですが、どんどん処分していきましょう。また、浴室のマットを処分し、フェイスタオルを使用すれば、使う時以外は目に触れることなく、毎回清潔なものが使えます。

 

他にも、シャンプーやリンスなどのボトルを浴室へ置きっぱなしにするのではなく、使うたびに持ち込むという方法もあります。ボトルの底のヌルつきから解放され、ストレスが減りますよ。

3-5.寝室

クローゼットや押入れのある寝室は、服やバッグなどが乱雑になりがちです。ものが多ければ多いほど管理は難しくなります。寝室では、持ち物の内容や量を把握し、不用なものを断捨離するようにしましょう。

 

寝室のチェックポイント

・1年以上着なかった服や靴、バッグ、アクセサリー

・くたびれている服

・サイズの合わない服

・着心地の悪い服

・形の古い服

・着たいと思えない服

・古びた下着

・洗ってもきれいにならなかったもの

・予備のボタンや端切れ

・クリーニングでもらったハンガー

・余っているハンガー

・ぬいぐるみやマスコット

・古いシーツ

 

「いつか着るかも」「思い出があって捨てられない」と思っている服であっても、あまり袖を通していないなら、それは自分とは縁がなかったと思い、手放してしまった方が良いでしょう。

 

また、「着られるか、着られないか」で判断するのではなく「自分が着たいか、着たくないか」を基準に断捨離するとスムーズに進みます。

 

寝室は心身を休ませる空間です。無駄なものを処分し、必要なものだけを残しておけば、快適に過ごせるようになります。

3-6.玄関

家の顔である玄関は、すっきりと清潔感のある空間にしたい場所です。

しかし、スペースが限られている上、靴や傘などたくさんのものがあふれており、なかなか片付きません。

玄関の断捨離では、靴や傘などあまり使用しておらず、手軽に手放せるものから進めていくのがポイントです。

 

靴箱のチェックポイント

・履き崩した靴

・痛くて履きたくない靴

・1年以上履いていない靴

・自分に合っていないデザインの靴

・カビや汚れのある靴

・靴箱

・使っていないメンテナンス用品

・ありすぎるスリッパ

・使っていない傘

・使っていないガーデニンググッズ

・玄関マット

 

高かった靴や新品に近い靴は、どうしてももったいない気持ちが大きくなり、捨てられずに持ち続けてしまいます。しかし、下駄箱の環境を悪化させるだけの不用品です。

 

また、突然の雨で購入したビニール傘や来客があまりないのに用意しているスリッパなども断捨離します。

「もったいない」という気持ちを忘れ、不用品を断捨離し、清潔で快適な玄関を目指しましょう。

4.【部屋別】大掃除のポイント!

 

次に、大掃除の仕方とポイントを部屋別に解説します。

 

掃除は「上から下」「奥から手前」が基本です。掃除にあると便利なグッズを活用しながら、効率よく進めていきましょう。

4-1.掃除の基本とチェックリスト

掃除は「上から下(天井から床)」「奥から手前(奥の部屋から玄関)」と進めていくのが基本です。

床を掃除した後に天井の掃除をしてしまうと、天井から落ちたホコリやごみなどで床がまた汚れてしまいます。そうなるとまた床の掃除をしなくてはいけないため、まずは上にある天井、次に壁、最後に床といった順番で掃除を進めていくと良いでしょう。

 

また、玄関から一番離れた場所から掃除をし、玄関に向かってごみを掃き出すイメージで掃除を進めるとよりスムーズに行えます。

 

4-1-1.大掃除にあると便利なグッズ

大掃除を始める前に、必要な道具が揃っているか確認しましょう。大掃除の際にあると便利なグッズは以下です。

 

大掃除にあると便利な掃除グッズ

洗剤

グッズ

・重曹

・セスキ炭酸ソーダ

・クエン酸

・酸素系漂白剤(粉末タイプ)

・アルカリ性の洗剤

・酸性の洗剤

・スプレー ボトル

・雑巾

・ゴム手袋

・キッチンペーパー

・食品用ラップフィルム

・メラミンスポンジ

・ハンディワイパー

・マスク、バンダナ

・使い古しの歯ブラシ

・新聞紙

・バケツ

 

洗剤を使用する際には、塗装が剥がれたり、変色したりする恐れがあるため、目立たない箇所で事前に試してから使うと安心です。

 

4-1-2.大掃除チェックリスト

大掃除を効率よく行うためにも、チェックリストを作成しておくと便利です。以下の箇所を参考にぜひ大掃除のチェックリストを作ってみましょう。

 

大掃除チェックリスト

エリア

掃除場所

玄関

・ドア

・たたき

・表札

・インターホン

・ポスト

・下駄箱

リビング

・照明

・窓

・エアコン

・カーテン

・本棚、収納棚などの家具類

・テレビやDVDデッキ

・ソファ

・カーペット

・床

キッチン

・換気扇

・ガス台

・シンク

・壁

・冷蔵庫内

・冷蔵庫壁面

・電子レンジ、トースターなどの調理器具

・食器棚

・床

寝室

・照明

・窓

・エアコン

・カーテン

・ベッド

・シーツ

・床

廊下

・照明

・窓

・床

洗面・浴室

・天井

・照明

・鏡

・壁

・洗面台(シンク下)

・洗濯機、防水パン

・排水溝

・浴室ドア

・浴槽エプロン

・床

トイレ

・便器

・壁

・換気扇

・トイレシンク

・床

 

チェックリストがあると、どのくらい進んだのか、残りはどれくらいなのかが目に見えるため、やる気も出てきて大掃除が捗ります。

4-2.リビング

リビングは照明から始め、床の掃除で終わるようにします。

 

リビング掃除の進め方

場所

やること

照明

①照明の電源を落とし、部品を1つずつ取り外す。

②水で濡らした雑巾か中性洗剤を含ませた雑巾で、部品の汚れを拭き取る。

③乾いた雑巾で水気を拭き取る。

窓・網戸

①窓に中性洗剤をスプレーし、雑巾で汚れを落とす。

②窓ガラスに残った洗剤を乾いた雑巾で拭き取る。

③網戸を窓枠から外し、水をかけてから中性洗剤とスポンジで汚れを落とす。

エアコン

①掃除機でフィルターの表面に付着している汚れを吸い取る。

②フィルターを外し、内側からシャワーをかけて洗い、乾かす。

③汚れがひどい場合は、中性洗剤を柔らかいブラシに含ませて優しくこする。

④固く絞った雑巾でエアコンの吹き出し口の汚れを優しく拭き取る。

※吹き出し口は水気厳禁なので、気を付けてください。

⑤タオルや綿棒などで、ルーバーに付着した汚れを拭き取る。

※ルーバー奥のアルミパンはとても繊細なので、触れないように気を付けてください。

カーテン

①カーテンを取り外し、洗濯機で洗う。

※素材によっては洗濯できない場合もあるので、洗濯表示をよく確認してください。

①濡らした雑巾で汚れを拭き取る。

②汚れがひどい場合は、汚れの種類に合わせて中性洗剤や重曹などを使い、その後水拭きする。

家具類

①濡らした雑巾に中性洗剤を含ませて汚れを拭き取る。

テレビやDVDデッキ

①ハンディワイパーや乾いた雑巾などで、丁寧にホコリを取り除く。

床・カーペット

①掃除機をかけた後、中性もしくは弱アルカリ性の洗剤を含ませた雑巾で、汚れを落とす。

②水拭きと乾拭きで洗剤を拭き取る。

 

リビングは家族が一番集まる場所なのでものが散乱し、汚れがちです。いつでもお客様を迎えても大丈夫な部屋を目指すと良いでしょう。

4-3.キッチン

家の中でも特に汚れがたまりやすいキッチンは、順番を考え効率よく掃除をするのがポイントです。

汚れがひどいものはつけ置きをすると落ちやすくなるため、換気扇やガスコンロなどから取り掛かるようにしましょう。

 

キッチン掃除の進め方

場所

やること

換気扇

①換気扇の電源を抜き、換気扇カバーやフィルターを外す

②こびりついた油を雑巾などで拭き取った後、キッチンシンクに漂白剤を入れた湯の中に部品を浸け込み、汚れを落とす。

③2時間ほど放置したら、掃除用のスポンジにアルカリ性洗剤をつけ、汚れを落とす。

④キッチンペーパーに洗剤を吹きかけ、レンジフードを拭く。

ガスコンロ

①こびりついた油を雑巾などで拭き取り、キッチンシンクに漂白剤を入れた湯の中に浸け込み、汚れを落とす。

②濡らした雑巾にアルカリ性洗剤を含ませ、コンロ周りの汚れを拭き取る。

シンク

①スポンジにアルカリ性洗剤をつけ、汚れを落とす。

②排水口に重曹を振りかけ、濡らしたスポンジで汚れを落とす。

壁や床

①濡らした雑巾で油汚れを拭き取る。

②汚れがひどい場合は、アルカリ性洗剤を吹きかけ、ラップを貼り付けて少し放置し、再び雑巾で拭き取る。

家電

①冷蔵庫の中身をすべて取り出し、整理・処分する。

②​​濡らした雑巾に漂白剤を含ませて汚れを拭き、別の濡らした雑巾でもう一度拭き取る。取り外せる部分は、汚れを洗い落とす。

③重曹を混ぜた水を耐熱容器に入れ、電子レンジで3〜5分加熱する。扉を開けずに20〜30分放置した後、濡れた雑巾で内部の汚れを拭き取る。

 

キッチンは油汚れや水垢汚れなどさまざまな汚れが目立つ場所です。それぞれの汚れに合った洗剤を上手に活用したり、汚れがひどいものはつけ置きをしたりなど少しの工夫で掃除が楽になります

また、つけ置きをしている間に冷蔵庫や電子レンジを掃除するなど段取りよく掃除を進めるのもポイントです。

4-4.水回り

洗面所や浴室、トイレといった水回りの掃除は、落としにくい汚れが発生しやすい場所です。皮脂や油汚れ、水垢など酸性やアルカリ性の汚れが混ざっています。

 

酸性汚れにはアルカリ性の重曹、アルカリ性汚れには酸性のクエン酸が効果的です。いろいろな汚れが混じっていても、この2つを組み合わせれば、たいていの汚れは落とせます。

 

・重曹スプレーの作り方:水100mlに重曹小さじ1を溶かす。

・クエン酸スプレーの作り方:水200mlに対してクエン酸小さじ1杯を溶かす。

 

どちらもスプレーボトルに入れて、吹きかけられるようにすると使いやすくなります。

 

水回り掃除の進め方

場所

やること

洗面所

①メラミンスポンジで洗面ボウルの汚れを落とす。

②濡らした雑巾に酸性洗剤を少し含ませ、洗面台の汚れを拭き取る。水拭きと乾拭きで洗剤を拭き取る。

③雑巾で水拭き、乾拭きをする。しつこい汚れには、少量のアルカリ性洗剤を雑巾に含ませて拭き取る。

④キッチンペーパーに洗剤を吹きかけ、レンジフードを拭く。

浴室

①天井の換気扇カバーを外し、カバーと天井、壁の汚れをスポンジで落とす。

②風呂の残り湯に重曹を入れてしばらく置き、スポンジで汚れを落とす。

③クエン酸を浸したキッチンペーパーを鏡や蛇口に貼り付け、数分置いた後に水で洗い流す

④床をメラミンスポンジで汚れを落とす。汚れがひどい場合はクエン酸を使用する。

⑤排水口のごみを取り除く。重曹とクエン酸を塗布して放置し、お湯で洗い流す。

トイレ

①濡れた雑巾で換気扇と壁の汚れを拭き取る。

②メラミンスポンジで便器の内部やシャワーノズルの裏側などを擦り落とす。

汚れがしつこい場合には、酸性洗剤やクエン酸スプレーを塗布し、汚れを浮かしてから取り除く。

③濡れた雑巾でタンクや便器周り、水道管などの汚れを拭き取る。

④床にクエン酸スプレーを塗布し、雑巾で汚れを拭き取る。

 

水回りを使用した後は水滴を拭くなど、日頃からきれいにしておくと、掃除の手間がかかりません。

また、コップや歯ブラシ、シャンプーボトルなどを置くのでなく浮かせてみると、底が汚れるのを防げ、掃除もしやすくなります。

4-5.寝室

布団のホコリなどで空気が汚れやすい寝室は、健康に悪影響を与える可能性があるため、しっかりと大掃除をする必要があります。

照明やエアコンなどはリビングと同じ方法で構いませんが、1日の疲れを癒すベッドは毎日洗えるわけではないため、大掃除の際にきれいにしましょう。

 

寝室掃除の進め方

場所

やること

照明・窓・エアコン・カーテン・床

リビングと同じ方法で掃除をする。

ベッド

①シーツ類を洗濯する。

②マットレスにゆっくりと掃除機をかける。

③マットレスに除菌スプレーを吹きかけ、風を当てて乾燥させる。

4-6.玄関

玄関は家に入るときにまず目に入る場所です。しかし、靴についた泥や汚れが落ちたり、外からの埃が入ったりするため、どうしても汚れが溜まりやすくなる場所でもあります。

玄関も他の部屋と同様に上から下へと掃除をし、効率よく掃除をしましょう。

 

玄関掃除の進め方

場所

やること

下駄箱

①靴箱の中身を取り出し、濡れた雑巾で内部の汚れを拭き取る。

※汚れがひどい場合は、中性洗剤を含ませた雑巾で汚れを落とし、水で濡らした雑巾で洗剤を拭き取る。

ドア・インターホン・表札・ポスト

①水拭きで汚れを落とす。

※ドアノブは手垢がつきやすいため、アルカリ性の洗剤や重曹を使う。

たたき

①ごみや土などの汚れを、ほうきや掃除機で取り除く。

②床に水をまき、メラミンスポンジで汚れを落とす。

※汚れがひどい場合は、重曹を混ぜた水を塗布し、こする。床の素材によっては、傷がついてしまう場合もあるので注意してください。

 

急な来客でも困らないよう、風通しの良い玄関を心がけましょう。

5.断捨離と大掃除の注意点

 

断捨離と大掃除をしていると勢い余ってあれこれしてしまい、後悔する可能性があります。快適に過ごすために大掃除や断捨離をしているのに、不便になったり、後悔したりしては本末転倒です。

断捨離と大掃除をする際には、いくつかの注意点があるので事前に把握しておきましょう。

 

・掃除中の事故に気を付ける

・分別をする

・人のものを断捨離したり、部屋を勝手に掃除したりしない

 

ここではこの3つの注意点について詳しく解説するので、断捨離と大掃除の前にしっかりとチェックしてくださいね。

5-1.掃除中の事故に気を付ける

大掃除では高い所を掃除したり、滑りやすい場所で掃除をしたりするため、事故が起きやすくなります。令和元年中に掃除中の事故により、836人が救急搬送されたと東京消防庁管内では報告がありました。

 

大掃除をしているとついあちこち掃除をしようと張り切ってしまいますが、無理をせずできる範囲で止めるようにしましょう。

また、洗剤やカビ取り剤を使用する際も、十分な換気をし、手袋やメガネ等で皮膚を保護することが大切です。種類の違う洗剤を一緒に使用してしまうと有毒なガスが発生する恐れがあります。

脚立や踏み台を使用したり、洗剤を使ったりする場合は、使用上の注意事項を必ず守り、正しく使用しましょう。

 

参考:東京消防庁「ホームページ」

5-2.処分するごみを分別する

大掃除や断捨離で出たごみはしっかりと分別しましょう。分別をしていないと、ごみを出したとしても、回収されません。回収できないものはごみ集積所に残されてしまうため、近所の人たちにも迷惑をかけてしまうでしょう。

 

万が一、分別していないごみが回収されたとしても、焼却炉に金属が残ってしまったり、正しく分別されなかったものが蓄積したりするため、焼却炉にごみが入らなくなる恐れがあります。

その場合、不燃ごみを掻き出す必要があり、再び火をつけるといった作業に税金がかかってしまいます。

 

住んでいる地域によってごみの分別方法は異なるため、必ず各地方自治体の公式サイトを確認し、分別してからごみを捨てましょう。

5-3.人のものを断捨離したり、部屋を勝手に掃除したりしない

自分以外の人の所有物や家族で所有している共有物を勝手に捨てることはやめましょう。

ものを捨てる基準は人それぞれです。自分にとってはごみだとしても、その人にとっては大切なものかもしれません。

そのため、勝手に家族のものを捨ててしまうと、信頼関係を傷つける可能性もあります。

 

断捨離をする対象は自分の持ち物だけが基本です。

共有スペースに置いてあるものや家族で使用している共有物については、必ず事前に確認してから捨てるようにしましょう。

 

また、部屋を勝手に掃除するのも注意が必要です。いくら家族だからと言っても、触られたくない大切なコレクションだったり、見られたくないものがあったりするかもしれません。

掃除をしたタイミングで大切なコレクションを壊してしまった場合は、トラブルに発展する可能性もあります。

 

大掃除や断捨離をしたい場合は、必ず所有者に確認してからにしましょう。

6.不用品のおすすめの3つの処分方法

 

断捨離と大掃除が終わり、部屋がきれいになったものの不用品の処分方法がわからない方もいるでしょう。断捨離と大掃除で出た不用品を処分する方法には、3つあります。

 

・売る

・捨てる

・回収業者に依頼する

 

それぞれのメリットデメリットも解説するので、自分に合った処理方法を選びましょう。

6-1.売る

不用品を「売る」場合のメリットデメリット

メリット

デメリット

・不用品を手放すことで現金収入を得られる

・出張買取対応のリサイクルショップなら時間と手間がかからない

・自分でリサイクルショップへ持ち込む場合には、手間や労力がかかる

・需要がなければ値がつかない

・フリマアプリは売れるまでの時間が読めず、買い手がつかない場合もある

 

状態の良いブランド品や高価なデジタル機器、ゲームソフトなど価値のありそうなものはリサイクルショップやフリマアプリで売ることができるでしょう。

 

出張買取に対応しているリサイクルショップであれば、家まで査定・回収に来てもらえるため、運び出す手間もかかりません。また、フリマアプリではリサイクルショップよりも高く売れる場合があるため、相場以上の価格で売れる可能性があります。

 

しかし、出品から購入までのやり取りや配送手配などをすべて自分でやらなくてはいけないため、時間や労力がかかってしまいます。

不用品を売る場合は、手間や時間をかけてでも現金を得たい方におすすめです。

6-2.捨てる

 

不用品を「捨てる」場合のメリットデメリット

メリット

デメリット

・処分するものが少なければ費用を安く抑えられる

・1つ1つ自分で分別する必要がある

・粗大ごみの回収は事前予約が必要で、回収までに時間がかかる

・時間と体力が必要

 

処分する不用品が少ない場合は、自治体の粗大ごみや一般ごみの回収する方法もあります。自分で自治体のごみ回収に出してしまえば、お金もかかりません。

また、粗大ごみも自治体の回収センターへ持ち込めば、格安で処分できるでしょう。

 

しかし、自分で燃えるごみと不燃ごみ、粗大ごみ、リサイクル品などの分別をする必要があります。

また、粗大ごみを持ち込まず、自宅まで回収しに来てもらう場合は、事前に回収日時を予約して、「粗大ごみ処理券」を購入しなくてはいけません。

 

ごみ回収日まで自宅にごみを置いておかなければならないため、すぐに処分できないのもデメリットとして挙げられます。

6-3.回収業者に依頼する

 

不用品を「回収業者に依頼する」場合のメリットデメリット

メリット

デメリット

・不用品を細かく分別したり、処分を手配したりする必要がない

・1度に不用なものすべてを処分できる

・重たいものや大量のものを処分できる

・手間や労力がかからない

・費用が高い

・悪徳業者に注意しなくてはいけない

 

処分したい不用品が多い場合は、専門の回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品の処分に必要な分別を自分でしなくても、回収業者がまとめて引き取ってくれます。また、不用品回収後にリサイクル・リユースしてくれる場合もあるので、環境保全にも役立つでしょう。

 

しかし、回収業者に依頼すると自分で不用品を処分するよりも費用が高くなってしまいます。

中には悪徳業者がいて相場よりも高額な請求が発生したり、見積もり以外の料金が追加されたりする場合があります。そのため、自分自身でしっかりと回収業者を見極めなくてはいけません。

 

ですが、重たくて大きなものを運び出してくれたり、分別の手間がなかったり、短時間でごみを回収してくれたりするため、手間や時間をかけたくない方には便利です。

 

悪徳業者は高額な料金を請求するだけなく、不法投棄をしたり、処分したくないものまで持って行かれたりする可能性があります。

 

【悪徳業者を見極めるポイント】

・「何でも無料で回収する」という業者

・巡回型の不用品回収業者

・「一般廃棄物運搬収集運搬業許可」を持っていない

・事前に見積もりを提示しない

・会社の住所・連絡先が確認できない

・突然訪問してくる

 

悪徳業者は上記に当てはまることが多いです。もし、不用品回収を業者に頼みたい場合には、事前にしっかりと見積もりをし、上記のポイントを確認した上で依頼するようにしましょう。

7.まとめ

断捨離と大掃除は、しっかり計画をすることが大切です。断捨離と大掃除を考えているのであれば、まずはこの記事のスケジュールを参考に計画を立ててみましょう。

 

1.スケジュールを立てる

2.断捨離をする

3.大掃除をする

 

スケジューリングができたら、本当に必要なものや不用なものを見極め、断捨離をします。

 

断捨離の基本的なルールは、下記の通りです。

 

1.残すものと捨てるもののルールを決める

2.すべて取り出し、仕分ける

3.整理する

 

残すものと捨てるもののルール

残すもの

捨てるもの

・お気に入りもの

・いつも使うもの

・最低限の置き場に置けるもの

・1年間使用しなかったもの

・新品でも好みでないもの

・壊れているもの

・サイズが合わない靴や服

・開封後大体3か月〜半年経過した化粧品類

 

各部屋の断捨離が終わったら、掃除に取り掛かります。

 

大掃除チェックリスト

エリア

掃除場所

玄関

・ドア

・たたき

・表札

・インターホン

・ポスト

・下駄箱

リビング

・照明

・窓

・エアコン

・カーテン

・本棚、収納棚などの家具類

・テレビやDVDデッキ

・ソファ

・カーペット

・床

キッチン

・換気扇

・ガス台

・シンク

・壁

・冷蔵庫内

・冷蔵庫壁面

・電子レンジ、トースターなどの調理器具

・食器棚

・床

寝室

・照明

・窓

・エアコン

・カーテン

・ベッド

・シーツ

・床

廊下

・照明

・窓

・床

洗面・浴室

・天井

・照明

・鏡

・壁

・洗面台(シンク下)

・洗濯機、防水パン

・排水溝

・浴室ドア

・浴槽エプロン

・床

トイレ

・便器

・壁

・換気扇

・トイレシンク

・床

 

上記のチェックリストを参考に、各部屋をきれいに掃除しましょう。

 

分別方法を守ったり、ごみ回収の日を確認したりなど、断捨離や大掃除で出た不用品の処分方法も考慮してくださいね。

もし、自分だけではどうにもならなくなった時は、プロに相談するのもおすすめです。

 

この記事が、断捨離と大掃除を考えている方にとってお役に立てることを願っています。

 

【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案をいたします。

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