遺品の中でもスマホはロック解除が難しく、データを確認・整理するとは困難なことです。

一方、故人のスマホから財産などのデータが確認できないことで、トラブルに巻き込まれるケースが近年増えています。

この記事では遺品となったスマホのロックを解除する方法や、頼れる業者をご紹介します。

遺されたスマホはどうする?遺品スマホのロック解除の方法

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遺品スマホのロック解除の方法

故人のスマホのデータを確認するためにスマホのロック解除をしなければならない場合があると思います。しかし、スマホのロックは、いくつかの方法があり、解除するのはとても困難なことです。

ここでは、ロック方法別に遺品整理でスマホのロックを解除するコツをご紹介します。

①パスワード・PIN認証の場合

スマホのロックを解除したい際、PINと呼ばれる4ケタの数字や、英数字を組み合わせたパスワードが必要な場合があります。

まずは、他の遺品に目を向けてみましょう。もしかすると、パスワードのメモ書きが見つかるかもしれません。故人がロック解除方法や登録しているサービスのパスワードリストを作っている可能性もあります。

特にPIN認証の場合、4ケタの数字のことが多いので、故人や家族の生年月日、1234や1111などの適当な文字列を入力してみるのも有効です。

②パターン認証の場合

パターン認証とは、画面に表示された9つの点から4つ以上の点を一筆書きで結ぶという認証方法です。

この認証方法は、実際に故人が解除しているところをみないと解除するのが難しいです。しかし、何度も同じ個所をなぞるため、スマホによっては画面に解除の跡が残っている可能性もあります。

注意深く画面を見ればパターンを推測して解除できるかもしれませんが、何度もやり直すとロック解除自体ができなくなってしまいます。困ったら専門の業者に相談してみましょう。

故人のスマホに保存されたデジタル遺品

デジタル遺品とは、デジタル機器を通して内容が保存されているタイプの遺品をさします。例えばパソコンやスマートフォン、SNSに保存されたデータや写真などです。

デジタル遺品には、インターネットを介するか介さないかの違いで、大きく分けて2つの種類があります。

1.デジタル機器内に直接保存されているもの(インターネットを介さない)

まず、以下のような機器に保存されたデータや写真などが、デジタル遺品として整理の対象となります。

デジタル遺品を保存する機器
  1. パソコン
  2. スマートフォン
  3. デジタルカメラ
  4. ビデオカメラ
  5. SDカード
  6. USBメモリ
  7. 外付けハードディスク
  8. DVDCD-ROM

2.デジタル機器を通して、インターネットにアクセスするもの

データを確認するためにインターネットへつなぐ必要があるものです。以下のようなものが含まれます。

インターネット上のデジタル遺品
  1. WEBサービスのアカウントID
  2. SNSアカウント
  3. ネット証券口座
  4. インターネットバンキング
  5. メールアカウント
  6. 仮想通貨
  7. スマホ決済サービス

このような場合、パソコンやスマートフォンのパスワードを知っていても、それだけでは解読できません。別途インターネット上にあるSNSやメールのログインIDとパスワードを使い、アクセスする必要があります。

遺品スマホのデータを整理するメリット

スマホ上の「デジタル遺品」は、遺族が扱いに困る遺品のひとつです。一応中身を確認しようとしたものの、IDやパスワードがわからず、あきらめてしまうケースも多いでしょう。

しかし、そのまま放置・処分してしまうのはおすすめできません。なぜなら、内部に重要なデータが残されている可能性があるからです。

特に、財産に関わるデータは相続にも影響します。たとえば、故人がネットバンクの口座を密かに作っていて、無視できない金額のお金を蓄えているかもしれません。

また、FXや株取引などで失敗し、莫大な負債を抱えているケースもあります。有料のサービスを利用していた場合も、解約しなければ料金の引き落としが続くでしょう。

これらの情報を把握しておけば、トラブルを回避できます。もちろん、家族にあてたメッセージや思い出の写真など、相続と無関係に保存しておきたいデータが見つかるかもしれません。

スマホのデジタル遺品整理でやる3つのこと

故人のデジタル遺品の整理をすることになった場合、何をすれば良いのか分からない方もいらっしゃると思います。ここでは、デジタル遺品を整理する際に行うことを5つのステップで紹介していきます。

①サービスの確認・解約をする

②SNSでの追悼告知、アカウント削除

③スマホを解約する・初期化する

スマホ遺品整理①サービスの解約をする

スマホのロックを解除できた場合、故人が使っていたサービスを確認し、必要があれば解約していきます。メール、ブックマーク、アプリなどをくまなく探して、故人が何をやっていたのかを調べましょう。

もちろん、FXで抱えた負債などは、アカウントを削除したところでなくなるわけではありません。見逃しがトラブルにつながるおそれもあるので、徹底的に調査してください。

また、定額制のサービスやサブスクリプションのサービスの確認も見落とさないようにしましょう。確認すべきサービスの例を以下の表で紹介します。

サービスの例
  1. FX・株などのアカウント
  2. クックパッドやYouTubeなど趣味のサービス
  3. 食品・食材の定期宅配
  4. NetflixやHulu、Amazon primeなどの動画配信サービス
  5. 車の定額利用サービス

スマホ遺品整理②SNSでの追悼告知、アカウント削除

IDとパスワードがわかっていても、SNS等のインターネット上のアカウントに勝手にアクセスしてはいけません。

これらのアカウントへはアカウント保持者本人しかアクセス権限を有さず、「不正アクセス禁止法」に抵触する恐れがあります。

アカウントの削除や死亡告知を行いたい場合は、各SNSの公式手段に従って行うようにしましょう。

以下の表で、よく使われるSNSと死亡告知のできる追悼アカウントの有無やアカウント削除の方法について紹介します。

 SNS 追悼アカウント アカウント削除方法
LINE 無し 第三者の事後申請
Twitter 無し 第三者の事後申請
Facebook あり(事後申請) 本人の事前設定、第三者の事後申請
Instagram あり(事後申請) 第三者の事後申請

アカウント削除の申請、および追悼アカウントの申請には、死亡を証明する書類が必要になる場合もあります。

スマホ遺品整理③スマホを解約する・初期化する

スマホを解約しないで放っておくと、その間も通信費がかかってしまうので、早急に解約しましょう。契約している通信会社の店舗に持参すれば解約できます。

また、解約したあとの機器本体を誰かに譲る、売りに出す、処分する場合にはあらかじめ初期化し、全データを消去しておく必要があります。

そのままでは個人情報の流出につながるためです。なお、パソコンを処分する場合もデータの削除、初期化は同様に必要です。

どうしようもなければ専門の業者に依頼する

デジタル遺品の場合、パスワードを知らないとどうにもならないケースが多いと思います。

そのため、手当り次第にパスワードを入力すれば良いと思っている方もいるかもしれませんが、これは危険です。

スマートフォンやパソコンの場合、一定回数パスワードを間違えると端末自体がロックされてしまうからです。

一方専門業者は、機器ごとの対応方法を熟知しています。例えばパソコンの場合であれば、パスワードを解読できる場合もあります。

また、データを救出する要領で確認できる場合もあります。そのため、自分でどうにもロック解除ができなければ、専門の業者に依頼することが大切です。

デジタル遺品の整理は、データ量が多く、パスワードが必要な場面も多い、という特有の難しさがあります。遺族で手に負えないと思ったら早めに専門業者へ依頼してみましょう。

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遺品整理業者に依頼する

デジタル遺品整理は、トラブルを防ぐためには必要不可欠です。しかし実際には、思うように進められないことが少なくありません。

セキュリティが厳重であったり、データが膨大すぎて調べきれなかったり、そのデータにどんな意味があるのかを理解できなかったりするケースも考えられます。

そのような時は、遺品整理業者にデジタル遺品整理を依頼してみましょう。デジタル機器に精通したプロがパスワードを解除し、パソコンやスマホを詳しく調べてくれます。

問題がある要素の報告に加え、サービスの解約手続きを代行してもらうことも可能です。デジタル遺品整理を専門とする業者も登場しているので、ぜひ調べてみてください。

安くて評判の良い業者を探す方法

スマホロック解除を含めたデジタル遺品整理を業者に依頼する際に何よりも重要なのは、「しっかりとした安心できる業者に依頼すること」です。大切な人の遺品やデータを整理するのですから、いい加減な業者、ましては悪徳業者には依頼したくないものです。

また料金を安くしたい・出費を抑えたいというご要望もあるでしょう。私たちみんなの遺品整理は「安心×低価格×高品質」なサービスを多くのユーザー様に届けたいと考え、以下のサービスを提供しています。もちろんデジタル遺品整理にも対応しております。

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終わりに

デジタル遺品整理の需要は、今後もさらに大きくなると考えられます。趣味の交流から経済的な取引まで、あらゆることをパソコンやスマホで行う時代だからこそ、デジタル遺品には注意しなければなりません。専門業者の力も借りて、確実に整理を進めましょう。

【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証一部上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

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