「実家をゴミ屋敷のままにしておくと、どうなるのだろう…」

「ゴミ屋敷化した実家を何とかしたい!」

この記事を読んでいる方は、このようなお悩みを持っているのではないでしょうか。

ゴミ屋敷化した実家を見ると住んでいる親のことが心配になったり、親に何かあったときには自分が対応しなければならないと思うと困ったりしますよね。

ゴミ屋敷化している実家は、なるべく早めに解消するのがおすすめです。

そのままにしておくと、親にも子ども自身にも以下のようなリスクが起こり得るからです。

ただ、実家のゴミ屋敷を解消するのは簡単なことではありません。

実家といえど住んでいるのは親であり、離れて暮らしている子どもが一方的に何とかしたいと動いても抵抗される恐れがあるからです。

このため、実家のゴミ屋敷を解消するにはまず次のポイントを踏まえながら実家の片付けをしたいことを親に説明し、納得してもらうことが重要になります。

この記事では、以下の内容をまとめて説明しています。

・実家をゴミ屋敷のままにしておくと起こり得るリスク

・そもそも実家がゴミ屋敷になってしまう主な原因

・実家のゴミ屋敷を解消したいことを親に説得する方法

・実家のゴミ屋敷を自力で解消できるか/業者に依頼すべきかの判断基準

・実家のゴミ屋敷を業者に依頼する方法

ゴミ屋敷化してしまった実家を何とかしたい方にとってお役に立てる内容を載せていますので、ぜひ最後までご覧ください。

実家のゴミ屋敷をどうにかしたい!放置のリスクと失敗なく片付ける方法

ご実家のお片付けにお困りですか?

みんなの遺品整理では、全国812社優良遺品整理業者から複数業者の相見積もり・全国即日対応可能

1. 実家をゴミ屋敷のままにしておくと起こり得るリスク

 

冒頭でも説明しましたが、実家をゴミ屋敷のままにしておくのは親と子どもの両方にリスクがふりかかるため、あまり好ましいことではありません。

親にふりかかるリスクと子供にふりかかるリスクに分けて、詳しく見ていきましょう。
 

1-1. 親にふりかかるリスク

実家をゴミ屋敷のままにしておくと親にふりかかるリスクは次の4つです。

 

1-1-1. 病気やケガをしやすくなる

1つ目のリスクは、親が病気やケガをしやすくなることです。

実家に溜まっている物やゴミによっては、放置しておくと病気やケガにつながるからです。

たとえば、生ごみを放置すると悪臭や害虫が発生しやすくなります。

そうなると、細菌やウイルスが生じ、感染症やアレルギー症状を引き起こしやすくなります。

 

ゴミが入った袋や箱などを大量に置いておくと、それらに手が触れたときに皮膚を傷つけたり、足に引っかかって転んだりしてしまう恐れもあります。

軽度のケガや転倒であれば問題ないかもしれませんが、最悪の場合は炎症が起きたり、打撲や骨折につながったりするかもしれません。

また、高齢になると免疫力が下がるため、病気やケガをすると回復までに時間を要することが多いです。

実家をゴミ屋敷のままにしておくのは、親がこの先元気に暮らしていくためにも避けたいことなのです。


 

1-1-2. 自然災害が発生したとき被害が大きくなる

2つ目のリスクは、自然災害が発生したときに被害が大きくなり得ることです。たとえば、以下のような被害を受けることが考えられます。

 

【自然災害によって起こり得る被害】

自然災害

起こり得る被害

火災

・火が大量の物やゴミに移って、火災が広がる

・火災が広がると、近所の家にも燃え広がる

・大量の物やゴミが妨げになって、逃げ遅れる

地震

・大量の物やゴミが一気に倒れて、下敷きになる

・大量の物やゴミが妨げになって、逃げ遅れる

浸水

・大量のゴミが流れて細菌やウイルスが発生し、

 感染症につながる

・大量の物やゴミが妨げになって、逃げ遅れる

 

自然災害による被害は一般家庭でも起こり得ますが、

ゴミ屋敷の場合は上記の通り被害を大きくする要因になる大量の物やゴミで溢れかえっているため、特に注意しなければなりません。

その被害が近所の家まで及んでしまった場合、賠償を請求される恐れもあります。

いつ発生するか分からない自然災害による被害を大きくさせないためにも、ごみ屋敷化した実家の放置は避けたいことなのです。

 

1-1-3. 精神状態が悪化する

3つ目のリスクは、親の精神状態が悪化し得ることです。

ゴミ屋敷の中で過ごす時間が増えると人と関わる機会が減り、鬱々とした気持ちが増えることが考えられます。

ゴミ屋敷の家には人を招き入れにくくなるはずです。

そうなると、人と接する時間が自然と減っていくことになるでしょう。

 

また、子どもと離れて暮らす親は、高齢になると人との関わりが薄くなることを厚生労働省が『厚生労働白書概要版15』で公表しています。

人間は、人とつながらない時間が増えると孤独感を覚え、不安な気持ちが大きくなるといわれています。

人との関わりが減る傾向にある高齢の親が、人を招き入れにくいゴミ屋敷に住むことは精神状態の悪影響につながります。

実家をゴミ屋敷のままにしておくことは、親のこころの健康にとって良くないことなのです。


 

1-1-4. 近所の人とトラブルになる

4つ目のリスクは、実家の近所の人とトラブルになりやすいことです。

家の中がゴミ屋敷になっていると、近いうちに物やゴミが家の外まで溢れかえる日がくるかもしれません。

そうなった場合、物やゴミによっては悪臭や害虫が発生するため、近所の人から苦情がくる恐れがあります。

近所の人への悪臭や害虫の被害が大きくなると警察や自治体に通報され、トラブルはますます大きくなるでしょう。

最悪の場合、退去を求められてしまうかもしれません。そうなると、親は生活の場を失います。

親がこの先も住み慣れた実家で長く暮らしていけるようにするためにも、ゴミ屋敷を放置しておくことは避けるべきなのです。


 

1-2. 子供にふりかかるリスク

実家をゴミ屋敷のままにしておくと子どもにふりかかるリスクは次の3つです。

 

1-2-1. 親の貴重品がある場所が分からなくなる

1つ目のリスクは、親の貴重品がある場所が分からなくなることです。

ゴミ屋敷では整理整頓ができていないため、物があちこちに散乱しています。

たとえば親が入院することになったら、入院に必要な書類に押す印鑑や費用が必要になりますが、

ゴミ屋敷であるとその貴重品も一箇所にまとまって置かれていない恐れがあります。

 

親が貴重品の場所を伝えられれば良いですが、そうでない場合は子どもがゴミ屋敷から探さねばなりません。

貴重品を見つけられるまでに、時間と労力を費やすことになるでしょう。

実家で貴重品が見つからない場合、印鑑など手配すればすぐに手に入るものもありますが、

銀行のキャッシュカードなど入手までに一週間〜二週間ほど時間を要するものもあります。

親に何かあったときに必要になる貴重品をすぐに使えるようにしておくためにも、実家のゴミ屋敷は解消すべきなのです。

 

1-2-2. 遺品整理に大きな負担がかかる

2つ目のリスクは、親が亡くなったときの遺品整理に大きな負担がかかることです。

亡くなった人が遺した物を整理することが遺品整理ですが、実家から出て暮らしていた子供にとっては以下のような理由から大変な作業である現状を、

総務省行政評価局が『遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書』で公表しています。

 

・遠方に住んでいるため、遺品整理のために実家へ行くのは体力的に困難

・親とは疎遠になっていたため、忙しい仕事を休んでまで/日常生活を犠牲にしてまで遺品整理を行うのは難しい

 

このような遺品整理をゴミ屋敷の実家で行うことは、通常の遺品整理と比べると倍以上に負担を強いられることになります。

両親が遺した物を整理する以前に、その物を探すのに多くの時間を要することになるからです。

 

また、亡くなった両親が遺した物に触れることは、両親の死と向き合うことを意味するため精神的にも負担が大きくなります。

実家がゴミ屋敷であれば、なおさら遺していった物が多く見つかる可能性が高いため、こころの負担はさらに大きくなるでしょう。

遺品整理で自身のこころと体の健康を削らないようにするためにも、実家のゴミ屋敷を解消しておくことは重要なのです。

 

1-2-3. 相続するときにトラブルが起こる

3つ目のリスクは、実家を相続するときにトラブルが起こりやすくなることです。

一般的な家であれば、遺言や遺産分割協議で決まった通りに子どもが必要な手続きをして相続しますが、

ゴミ屋敷である場合は「家に溢れかえっている物やゴミを処分する」といった手間のかかる管理もする必要があります。

ここで、「実家がゴミ屋敷であれば売却したり、相続放棄したりすれば良いのでは?」と思われた方もいるかもしれません。

確かにゴミ屋敷化した実家は売却したり相続放棄もできます。

 

しかし、売却する場合は物やゴミは処分しなければならず、相続放棄しても相続人である子どもには「ゴミ屋敷を管理する」という責任は発生するのです。

売却や相続放棄を決めても、物やゴミをどう処分するのか、どう管理していくかを相続人である子どもで決めなければなりません。

相続するのが悩ましいゴミ屋敷の相続時に相続人である子ども同士でトラブルが起こると、解決に多大な時間と労力が必要になります。

こうした相続時の大きなトラブルを避けるためにも、ゴミ屋敷化した実家を放置しておくことは危険なのです。
 

2. そもそも実家がゴミ屋敷になってしまう主な原因

 

ここまで実家をゴミ屋敷のままにしておくと起こり得るリスクを説明してきましたが、そもそもなぜ実家はゴミ屋敷になってしまうのでしょうか。

家庭によって異なることもありますが、主な原因として考えられるのは以下の4つです。

 

2-1. 親の体力が落ちている

1つ目の原因は、親の体力が落ちていることです。

家の掃除や片付けは体力を使う作業ですが、人間は年を重ねると体を動かす筋肉の量が減るため体力が低下していきます。

公益財団法人 長寿科学振興財団が運営する健康長寿ネットの「運動機能の老化」では、

成人の筋肉重量は体重の約40%であるものの、70歳くらいになると30%まで低下すると述べています。

 

普段から運動やスポーツなど体を動かす機会が多くあると筋肉量を保てる可能性がありますが、そうでない場合は加齢に伴って筋肉量は減る一方です。

高齢になって体を動かす筋肉の量が減ると、家の掃除や片付けなど体力を使う作業をするとすぐに疲れるうえ、

しまいには億劫になってやらなくなってしまうこともあります。

このような状態が続くと、物やゴミを片付けたくても放置するようになり、ゴミ屋敷を作ってしまうのです。

 

2-2. 親の認知機能が低下している

2つ目の原因は、親の認知機能が低下していることです。

ゴミ屋敷化した実家に住む親の認知機能が衰えると、以下が起こり得ることが考えられます。

 

・家にある物やゴミの必要/不要の判断が鈍くなる

・家がゴミ屋敷になっていてもその現状を認識しにくくなる

・ゴミ屋敷を解消する方法を考えられなくなる

 

認知機能の低下具合は個人差があるため、高齢の親全員に上記が起こるとは限りません。

しかし、高齢になると家にある物やゴミが必要かどうかが分かりにくくなり、

物やゴミが溜まっていても問題がないと思ったりする場合もあることは知っておきたいところです。

 

認知機能の低下とは

 

「認知機能」というのは、現状を認識したり、物事を判断したり、問題の解決方法を考えたりする知的機能のことです。

この認知機能が衰えると、物事を瞬時に判断したり、問題に対する解決法を実行したりするのが難しくなってきます。

健康長寿ネットの「認知機能の老化」では、人間は60歳を過ぎるとこの認知機能は低下すると述べています。

 

2-3. 親世代にとって買った物は「価値のある物」で捨てられない

3つ目の原因は、親世代にとって買った物は「価値のある物」で捨てられない考えがあることです。

この考えが親世代にあるのは、以下2つの時代の経験をしているからです。

 

①物不足の時代

②欲しい物が買える時代

 

①物不足の時代

親が65歳以上であると、戦後やオイルショック後に起こった「物不足」を経験しています。

欲しい物が買えない経験をしているため、現在買える物は「貴重な物」と捉える人が多いです。

貴重な物は価値があると考えているため、捨てられないのです。

 

②欲しい物が買える時代

65歳以上の親は高度経済成長期を生きているため、欲しい物が買える時代も経験しています。

欲しい物が買える時代というのは、親世代にとっては豊かな時代です。

欲しい物が手に入る豊かな時代に買った物には価値があると考えるため、捨てられないのです。

親世代の物に対する価値観の反映が、実家のゴミ屋敷化の一因につながっているといえます。
 

2-4. セルフネグレクトになっている

4つ目の原因は、親がセルフネグレクトになっていることです。

「セルフネグレクト」というのは、自分や日常生活などあらゆることに関心がなくなり、行動しなくなる状態をさします。

あらゆることに関心がなくなるので、家の掃除や片付けもしなくなります。

このため、実家に物やゴミが溜まっていきゴミ屋敷になってしまうのです。

 

セルフネグレクトは高齢者が陥りやすいといわれています。

特に、子どもと離れて暮らしている中で配偶者を亡くして1人になってしまい、周囲の人とうまくコミュニケーションが取れなくなってしまった人が多いようです。

もし、今親が1人で暮らしており、周りの友達がいなかったり、近所の人とも関わりがなかったりしていればセルフネグレクトになっているかもしれません。

こうした親のこころの状態が、ゴミ屋敷を作ってしまっている恐れもあるのです。

 

3. 実家のゴミ屋敷の片付けは親に納得してもらうことが重要

 

実家のゴミ屋敷を解消するには、行動する前に実家の片付けをしたいことを上記の4つを踏まえて親に話して納得してもらうことが重要です。

「実家がゴミ屋敷になってしまう主な原因を子どもが解消してあげればゴミ屋敷を解消できるのでは?」と思われた方もいるかもしれません。

しかし、片付けるのは実家といえども親が主体となって住んでいる家です。

親は親なりの考えで暮らしているため、親と離れて暮らしている子どもが一方的にゴミ屋敷を解消するために動いても、

親から強く抵抗される恐れがあるのは注意しなければなりません。

 

このため、ゴミ屋敷を片付ける前に親に納得してもらうことが重要なのです。

では、実家の片付けを親に納得してもらえるようにするポイントを1つずつ説明していきましょう。

 

3-1. 片付けをしないと起こり得るリスクを伝える

1つ目は、片付けをしないと起こり得るリスクを伝えることです。

このリスクというのは「1-1. 親にふりかかるリスク」で説明した以下の4つです。

 

1. 病気やケガをしやすくなる

2. 自然災害が発生したとき被害が大きくなる

3. 精神状態が悪化する

4. 近所の人とトラブルになる

 

上記のリスクは、親にとっては身の危険を感じることであったり、精神面で悪影響を及ぼしたりすることのため避けたいはずです。

伝えれば、親が「片付けなければ大変なことになりそう…」と思ってくれる可能性が高まります。

リスクを踏まえながら実家を片付けたいことを親に伝えるときは、以下のように提案する言い方を使うのがおすすめです。

 

・物が多いと転んで大きなケガをして動けなくなるかもしれないよ。元気でいるために片付けない?

・物が多いとお友達を呼べなくなるかもしれないから、片付けてみない?

 

「片付けなよ!」や「片付けて!」といったように強い口調で言ってしまうと、親に反発される恐れがあるので、上記のように提案するように話してみましょう。
 

3-2. 片付けると得られるメリットを伝える

2つ目は、実家を片付けると得られるメリットを伝えることです。

危機感を覚えさせて「片付けをしなければ」と思わせるリスクとは異なり、メリットは「片付けをしたい」と前向きな気持ちに変えるものです。

たとえば次のように伝えると、親が片付けたくなる気持ちになる可能性があります。

 

・家の中がすっきりキレイになるから、必要な物を探しやすくなるよ

・後でゴミを捨てるのが、ぐんと楽になるよ

・孫がもっと遊びに行きたいと言ってくれるようになるかもよ

 

「家を片付けることでどんな良いことが起こるのか」を伝えるのがポイントです。

前述した片付けないと起こり得るリスクと併せて、片付けのメリットも伝えてみましょう。

 

3-3. 否定的な言葉は使わない

3つ目は、否定的な言葉を使わないことです。

たとえば、下線を引いた次の言葉が該当します。

 

・この家、汚いから片付けようよ

いらない物でいっぱいなのだから、片付けたら?

・家に溜まっているのってただのゴミでしょ?片付けよう

 

「2. そもそも実家がゴミ屋敷になってしまう主な原因」でも説明した通り、実家に物が多く残っているのは、

親が片付けたくてもできなかった物や思い入れのある物である可能性があります。

そのことを知らない子どもから上記のような否定的な言葉を投げかけられると、

強い抵抗を覚えたり、話しをする気が失せてしまったりする恐れがあることに注意しなければなりません。

相手が親だとつい強い口調になり、否定的な言葉を投げかけてしまうこともあるかもしれませんが、片付けに納得してもらうためには避けるようにしましょう。

 

3-4. 親が亡くなることを連想させる言葉は使わない

4つ目は、親が亡くなることを連想させる言葉は使わないことです。

たとえば、下線を引いた次の言葉が該当します。

 

終活の一歩として片付けをしない?

・物が多いと遺品整理が大変になるから、片付けを始めたい

 

今親が大きな病気をしておらず元気で過ごせているのであれば、上記のような言葉を投げかけられると親は大きなショックを受ける恐れがあります。

前述したようにゴミ屋敷のままにしておくと起こり得るリスクや片付けのメリットを伝えながら、片付けることに納得してもらうようにしましょう。

 

4. 実家のゴミ屋敷の片付けを親が拒否したら無理に説得しない

 

ここまでの内容を踏まえてゴミ屋敷化した実家を片付けることを親に説得しても、親がかたくなに拒否する場合は無理に説得するのは止めましょう。

なぜなら親が拒否している状況で説得を続けると大きな喧嘩に発展するかもしれません。

最悪の場合、口も効かなくなって話すらできなくなる恐れもあります。

それによって親子関係が崩れてしまったら、改めて片付けの了承を得たいときに話せなくなるので注意が必要です。

 

今どうしても実家のゴミ屋敷を片付けたいのであれば、親が片付けようと思ってもらえそうなきっかけを作るのがおすすめです。

具体的にいうと、「自分の部屋を片付ける」ことが挙げられます。

自分の部屋であれば、片付けても親と揉めることは少ないはずです。

キレイに片付いた自分の部屋を親に見せれば、「片付けようかな」と思い始めるかもしれません。

親がこのような気持ちになったときに実家の片付けについて話せば、うまく説得できる可能性があります。

ゴミ屋敷化した実家の片付けを親に説得できなくても焦らず、きっかけを作って親に片付けようと思ってもらえるようにしてみましょう。

 

5. 実家のゴミ屋敷を自力で解消するか/業者に片付け依頼するかの判断基準

 

実家のゴミ屋敷を片付けることを親に納得してもらい、実際に片付けを行うにあたっては、初めにその実家を自力で片付けられるかどうかを見極めることが重要です。

「ゴミや使っていない物を1つずつ処分していけば片付くだろう」と漠然と思って片付けを始めてしまうと、

予想以上に物やゴミが溜まっていることが分かった場合、片付けがなかなか進まず、途中で挫折する恐れがあります。

物やゴミの量によっては、つまずいてケガをしてしまい、片付けを中断せざるを得なくなることもあるでしょう。

 

実家のゴミ屋敷を自力で片付けられるかどうかは、次の9項目の問いの結果で判断できます。

 

【自力で片付けるかどうかの診断】

YES/NO

項目

 

①実家の間取りは3DK以上

 

②水回り(お風呂やシンクなど)が使えないほど汚れている

 

③床が足の踏み場がないほど物やゴミで溢れている

 

④害虫を頻繁に見かける

 

⑤簡単に捨てられない物(粗大ごみなど)が大量にある

 

⑥休みの日も外出できないほど疲れている

 

⑦身近に片付けを手伝ってくれる人がいない

 

⑧集中力が切れやすい

 

⑨親の安全を考えてなるべく早くゴミ屋敷を何とかしたい

 

あくまで目安ですが、NOが5問以上あれば、自力で片付けることが可能です。

実家のゴミ屋敷を自力で片付ける場合は、

ゴミ屋敷は自力でやる?業者に頼む?判断基準と方法を完全解説」に詳しい片付け方を説明しているのでご参考ください。

 

YESが5問以上あると、自力で片付けるのは難しいといえます。

この場合は、業者に片付けを依頼するのがおすすめです。

ただ、この診断はあくまで目安です。

自力で片付けられる結果が出ても、実家の状態を見ると難しいだろうと思う場合は迷わず業者に依頼した方がゴミ屋敷を早く解消できます。

実家のゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する方法は、次の章で詳しく説明するのでご覧ください。

 

6. 実家のゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する方法

 

実家のゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するときは、次の手順を踏むのがおすすめです。

 

1つずつ説明していきましょう。
 

6-1. ステップ①ゴミ屋敷清掃の専門業者を探す

まず、ゴミ屋敷清掃の専門業者を探しましょう。

片付け業者は多く存在し、各業者の得意分野(専門分野)や作業範囲はそれぞれ異なります。

「片付け業者なんてどれも同じように見えるし、どこに依頼しても良いのでは?」と思って何となく選んだ業者に頼んでしまうと、

期待する片付けを行ってくれないことがあるので注意しなければなりません。

 

以下は、家の片付けや掃除に関わる主な業者の種類と作業範囲の例をまとめた表です。

 

【家の片付けや掃除に関わる主な業者と作業範囲】

業者の種類

作業範囲(例)

ゴミの回収

不用品の回収

物の仕分け

掃除

ゴミ屋敷清掃業者

不用品回収業者

×

×

×

ハウスクリーニング業者

×

×

×

 

上記の作業範囲はあくまで例であり、全ての業者に該当するわけではありません。

しかし、実家がゴミ屋敷であれば、ゴミや不用品の回収はもちろん、家に溢れている物の必要・不要の仕分けと家の掃除まで、

ゴミ屋敷を解消するための作業を全て行ってくれるゴミ屋敷清掃業者に依頼した方が良いです。

ゴミ屋敷清掃の専門業者は、インターネットで以下のように検索すると表示されるので探してみてください。

 

・ゴミ屋敷清掃業者

・ゴミ屋敷清掃業者 (実家がある地域名)

 

ゴミ屋敷清掃専門業者が対応している詳しい作業内容は、その業者の公式ページや問い合わせで分かるので必ず確認しましょう。

 

6-2. ステップ②複数の業者に見積もりを出してもらう

ゴミ屋敷清掃業者を探せたら、複数の業者に見積もりを作ってもらいましょう。

複数の業者に見積もりを出してもらうと、作業料金の差額を比較できます。

同じ作業内容なのに業者間で大きな料金差があれば、以下のようなことが分かる可能性があります。

 

・上乗せして多く作業料金を得ようとしているかもしれない

・最初に作業料金を安く見せて、後で追加料金を取るとしているかもしれない

 

良いと思った1社に見積もりを出してもらうのも間違いではありませんが、上記を知ることはできないため損する恐れがあります。

このため、複数の業者に見積もりを出してもらうのが良いのです。

以下は、ゴミ屋敷清掃業者の作業料金相場を示した表です。

大まかな目安ではありますが、複数の業者に見積もり依頼を出してもらい、料金を比較するときの参考にしてください。
 

 

6-3. ステップ③事前の対応が丁寧な業者に依頼する

複数のゴミ屋敷清掃業者に見積もりを出してもらい作業料金が分かったら、事前の対応が丁寧な業者に依頼しましょう。

事前の対応が丁寧な業者は、実際のゴミ屋敷の掃除や片付けにおいても真摯に取り組み、質の高い作業をしてくれる可能性が高いです。

 

・見積書に全ての作業内容とその金額が明記されている

・何名の作業員がどのくらいの時間でどんな作業をするのか、細かい説明がある

・作業時に生じるかもしれない問題点や懸念事項を説明してくれる

・不明点に対して納得のいくまで説明してくれる

 

ゴミ屋敷とはいえ親が住む家の片付けは、上記のように対応が丁寧な業者にお願いした方が親にも安心してもらえるでしょうし、キレイで生活しやすい生活環境を提供できます。

複数のゴミ屋敷清掃業者からどの業者に依頼するかは、業者の事前の態度で判断するのがおすすめです。
 

7. 実家の片付けを安心してゴミ屋敷清掃業者に依頼したいときは「みんなの遺品整理」

 

実家のゴミ屋敷を片付けてくれる専門業者の依頼方法を説明してきましたが、

 

「良識的なゴミ屋敷清掃業者を選べるか不安…」

「どのゴミ屋敷清掃業者も良さそうに見える。選ぶ目は間違っていないだろうか?」

 

と感じている方もいるかもしれませんね。

ゴミ屋敷清掃業者を失敗なく選ぶ自信がない、あるいは安心して任せられるゴミ屋敷清掃業者に依頼したいのであれば当サイト「みんなの遺品整理」をご利用ください。

みんなの遺品整理は清掃・片付け業者を探せるサービスで、ゴミ屋敷清掃業者の利用が初めての方でも失敗なく探していただける以下3つの特徴があります。

 

①ご希望エリアや近辺でのでのゴミ屋敷清掃業者が見つかりやすい

ご実家のあるエリアやその近辺でのゴミ屋敷清掃業者が見つかりやすいです。

みんなの遺品整理で提携しているのは、ゴミ屋敷清掃業者を含めた様々な種類の片付け業者です。その数は600社以上あり、全国各地にあります。

当サイトでは、都道府県と依頼内容、対応してほしいサービスを踏まえて業者を探していただけます。

 

②一度に3社への見積もり依頼ができる

お探しいただいたゴミ屋敷清掃業者に、みんなの遺品整理のサイト上からそのまま見積もり依頼をしていただけます。一度に3社まで見積もり依頼が可能です。

1社ずつ見積もり依頼をしていただく手間は発生しません。

 

③厳しい審査に合格し口コミ評価も高い業者と提携している

提携しているのは厳しい審査に合格し、口コミ評価も高い業者です。口コミについては、各業者の紹介ページにてご確認いただけます。

実際にご利用いただいた方からの口コミのため、信頼できるゴミ屋敷清掃業者を探して依頼していただけます。

 

【当サイト提携の業者「プライムハート」の例】

 

みんなの遺品整理のような清掃・片付け業者を探すサービスをご利用になったことがなくてもご安心ください。

以下の方法でご利用者様に合うゴミ屋敷清掃業者を選ぶお手伝いもさせていただいています。

 

・お電話によるご相談窓口

・インターネットによるご相談窓口

 

ご相談窓口のご利用料金は発生しません。業界知識の豊富なスタッフが対応いたしますので、お気軽にご相談ください。


「みんなの遺品整理」ご相談ページはこちら

まとめ

実家のゴミ屋敷は、なるべく早めに解消するのがおすすめです。

放置しておくと、親にも子ども自身にも以下のようなリスクがふりかかる恐れがあります。

そもそもなぜ実家がゴミ屋敷化してしまうのか、その原因として考えられるのは次の4つです。

実家のゴミ屋敷を解消するには、ゴミ屋敷になる原因を子どもが解消すれば良いと思われるかもしれませんが簡単なことではありません。

実家のゴミ屋敷を片付ける前に、次のポイントを踏まえながら実家の片付けをしたいことを親に説明し、納得してもらうことが重要です。

 

片付けに親が納得してくれたら、自力で片付けられそうか、業者に依頼した方が良さそうかを実家の状況を見て判断しましょう。

自分たちでは手に負えないと少しでも感じたら、業者に依頼するのがおすすめです。次の手順を踏むと、失敗なく業者に依頼できます。

 

この記事が、実家のゴミ屋敷を解消したい方にとって親と片付けの一歩を踏み出せる手助けとなれば幸いです。

 

【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。