日本では、空き家の増加が社会的な問題となっています。増加しつづける空き家を活用するにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、空き家の成功する活用方法について見ていきましょう。

空き家の成功する活用方法は?

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空き家の実態と問題点

空き家の実態

総務省統計局の調査によれば、1983年の時点で8.6%だった日本の空き家率は、2013年には13.5%まで上昇しています。賃貸や売却を目的としていない「ただの空き家」の割合が高くなっているのが大きな特徴です。

空き家の問題点

空き家にはいくつもの問題点があります。まず、老朽化に加えて最新の耐震基準を満たしていない家が多いこと。そのため、地震や積雪による倒壊のリスクが高いのです。さらに、放火や落雷による火災のリスク、空き家の荒廃による街の景観の悪化、犯罪者や不審者の隠れ家として利用される危険性も考えられます。

使う予定も売る予定もない家は、解体するのが理想です。しかし、「いつか使うかもしれない」「解体の費用がもったいない」といった理由で放置されている空き家は数多くあります。勝手に解体することもできず、国や自治体も対応に苦慮しているのが現状です。

空き家の具体的活用方法

もう空き家に住む予定はない、譲る相手もいない。かといって解体のための費用は出したくない……という場合でも、あきらめる必要はありません。空き家にはさまざまな活用法があるからです。

よく行われているのは、シェアハウス・シェアオフィスとして貸し出す方法です。これなら持ち主は大家として家賃収入を得ることができ、解体するよりもお得になりますよね。

古民家であることを利用して、おしゃれなカフェやパン屋さん、民宿に改装して成功した例もあります。

また、公共の場として使ってもらうのも有効です。空き家は地方に多いため、地域住民のコミュニティスペースや移住者向けの体験住宅、高齢者向けのデイサービス施設など、活用方法はたくさんあります。地元の役所や NPO 団体などに相談してみましょう。

空き家を活用してほしいなら空き家バンクがおすすめ

空家である不動産を誰かに貸したり売る場合には家の中を片付ける必要があります。しかし地方行政が運営している空き家バンクであれば家財がそのまま残っていても活用してくれることがあります。空き家バンクとは行政サービスの1つであり、空き家所有者と空き家活用者をマッチングする仕組みの事です。

空家バンクに登録するためには各自治体の担当部署に申請が必要になります。窓口で申請書類を出し、現地調査後に問題がなければ登録できます。民泊や地方移住者ニーズから家財がそのままでも空き家を利用したい人は増えています。空家を活用したい人もしてほしい人も利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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空き家の活用前にすべきこと

空き家を活用する場合、何もせずに利用者に引き渡せばいいわけではありません。多くの空き家は、長年放置され老朽化している状態です。中に入ること自体が危険な場合もあるでしょう。そもそもどんな家なのかよく知らないことも珍しくないのです。

そこで、まずは空き家の現状把握から始めましょう。次にあげるものを事前にチェックしておくと安心です。

  • 築何年の物件なのか
  • 耐震工事は必要か
  • 電気や水道は使える状態か
  • どのような設備があるのか
  • 最寄り駅から何分で行けるのか
  • どの程度まで自分たちで改修・修繕するべきか/できるか

まずは空き家の片づけから

空き家の状態を確認したら、次は活用のための具体的な準備に入ります。何よりも優先するべきなのは部屋の片付けです。空き家は物置として使われていることも多く、内部は非常に乱雑になっています。庭は雑草が伸び放題でしょう。これらをスッキリさせておかなければ、見学に来てもらうこともできません。

しかし、荒れ果てた家を片付けるのは大変な作業です。空き家が現住所から遠いことも多く、仕事や家事の合間を縫って片付けるのは難しいことでしょう。

そんな時は、空き家整理業者に仕事を依頼してみるのも一つです。どんなに荒れた家でもきれいに掃除してくれるため、負担を大幅に軽減できます。

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活用しだいで空き家は変わる

空き家の活用は、国を挙げて取り組んでいかなければならない問題です。長年使っていない家を持っている人人や、近所に空き家が増えて困っている人は、活用法を検討してみましょう。単に解体してしまうのも一つですが、もう一度、人が活動する場としてよみがえらせてみるのも面白いかもしれません。