実家の片付けが思うように進まずに、つらいと感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。実家を片付ける際は、親御さんの意向に最大限寄り添うことが肝心です。

どこから片付けるかの手順なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

実家の片付けがつらい!親の説得方法やコツと手順

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実家を片付ける前に意識するべきこと

・勝手に親御さんのものを捨てない

・目的は親御さんの困りごとを解消すること

・子供が主導権を握らない

実家を片付ける際には、自分本位の考えにならないことが重要です。円滑に片付けを始めるためにも、親御さんとしっかりコミュニケーションを取りましょう。

勝手に親御さんのものを捨てない

親御さんのものは勝手に捨てずに、事前に確認を取りましょう。一見不要なものに見えても、親御さんにとっては必要なものかもしれません。

作業効率を意識して自分本位でものを選別すると、思わぬ口論などにも発展するため注意しましょう。

目的は親御さんの困りごとを解消すること

実家を片付ける目的は、あくまでも「親が生活しやすくなること」です。

部屋が歩きにくかったり、探したいものが簡単に見たからなかったりするなど親御さんの悩みに寄り添い、解消してあげましょう。

子供が主導権を握らない

あくまでも実家は「親が暮らす家」なので、作業方針や選別基準など親御さん主導で片付けましょう。

いざ片付けを始めると、良かれと思って子供が手際よく作業を進めてしまいがち。親御さんを不快な気持ちにさせてしまうこともあるため、子供が主導権を握るのはNGです。

親御さんを説得するときに使える口説き文句

・「安全かつ快適に毎日を過ごしてほしい」

・「もしも急遽、在宅介護が必要になったときに備えたい」

・「(親の)大事なものを捨てずに守りたいと考えている」

実家を片付けるには親御さんの納得が必要不可欠です。納得してもらうには、どのようなアプローチが有効なのでしょうか。

「安全かつ快適に毎日を過ごしてほしい」

高齢になるとつまずきやすくなることもあり、床にものが多いと転倒などによる怪我のリスクが上がります。

内閣府の調査でも、高齢者は家庭内の事故が圧倒的に多いという結果に。身体面や健康を気遣うアプローチであれば、親御さんも不快な気持ちになりにくいです。

出展:内閣府 平成26年版高齢社会白書(全体版)

「もしも急遽、在宅介護が必要になったときに備えたい」

万が一、親に介護が必要になった場合、在宅介護を選択するケースも多いです。今は親御さんが元気でも、将来のリスクやいざという時の対応は念頭に置くべき。

在宅介護を選択した場合も、家に広く清潔なスペースがあれば、両社にとって負担が少ないのは明らかです。

「(親の)大事なものを捨てずに守りたいと考えている」

不測の事態で、親が急遽入院や介護施設に入ることになり、子供だけで家の整理をするケースも少なくありません。

焦りや不安のあまり、誤って親の大事なものを捨ててしまうことも。事前に整理して大切なものをとっておきたい気持ちは、親御さんにとっても嬉しいものです。

そもそも実家のものが減らずにむしろ増えていく原因

・広い収納スペースがある

・「もったいない」という意識が働く

・中にはセルフネグレクトや認知症のケースも

実家に帰るたびに、以前よりものが増えていると感じる方も多いのではないでしょうか。ものが増えるには原因があり、改善することで増加を防げることもあります。

広い収納スペースがある

内閣府の調査によると、60歳以上の方々は、一軒家に住んでいる方が全体の8割以上を占めています。

集合住宅と比べてスペースが広いあまり、収納のことを気にせずに買い物してしまう傾向に。計画的に必要なものだけを買って貰うようにしましょう。

出展:内閣府 平成26年版高齢社会白書(全体版)

「もったいない」という意識が働く

個人差はありますが、捨てるのがもったいないという精神からものを捨てられないケースも多いです。

ものを大切にするのは良いことですが、1年使わなかったら捨てるなど、期限やルールを決めると片付けやすくなります。

中にはセルフネグレクトや認知症のケースも

これまでの親御さんからは考えられない買い溜め量だったり、ご実家がゴミ屋敷と化していたりする場合は、認知症やセルフネグレクトが疑われます。

もちろん、医師の診断を適切に受ける必要がありますが、どちらも高齢者に多い症状です

親御さんの健康ためにも、ご自宅の片付けとともに医師などへの早期相談を行ってください。

認知症による買い物トラブルについて詳しく見る

セルフネグレクトについて詳しく見る

親御さんにとって片付けの抵抗感がない部屋

1.自分の部屋(子供部屋)

2.避難経路の導線

3.キッチン・浴室・洗面所

親御さんが片付けに納得してくれたからと言って独断で作業を進めるのはNG。必ず作業前に親御さんと相談しましょう。

下記の順番で進めると親御さんも納得してくれやすいです。

1.自分の部屋(子供部屋)

自分の部屋は実家の中で最もスムーズに片付けられる部屋です。親御さんが使ったり、ものを置いたりしていない限りは自らの判断で作業を進められます。

万一、親御さんが使っている場合は勝手に作業を始めず、必ず許可を取りましょう。

2.避難経路の導線

床に散乱しているものが原因で逃げ道がなくなり、災害時に逃げられなくなることを防ぐためにも、避難経路の導線は早急に片付けましょう。

避難経路の導線とは、廊下や階段、玄関まわりを指します。

3.キッチン・浴室・洗面所

キッチンや浴室、洗面所は生活の中で毎日必ず使うスペースです。このスペースが綺麗で使いやすくなることは、親御さんにとっても嬉しいでしょう。

親御さんが何に困っているのかを聞いて、少しでも生活しやすくなるように掃除しましょう。

もしも親御さんに伝えるのであれば

子供部屋

「自分の部屋だから先に自分で片付けたい」

避難経路の動線

「もしも災害が起きたときに少しでも早く大事なものを持って逃げられるようにしたい」

キッチン・浴室・洗面所

「(親が)少しでも生活しやすいように、必要なものを揃えたり、掃除したりしたい」

実家を片付ける際は親御さんの了解を得ることが最優先事項です。片付けの必要性を適切に説明できれば、親御さんも納得してくれるでしょう。

部屋や空間ごとに片付けるべき理由は異なるため、上記を参考にしてください。

いずれの場合も自分本位ではなく、親御さんの暮らしやすさや安全性の確保を前提に、片付けを提案しましょう。

実家の片付けを加速させる方法

・住んでいる人数分を目安にものを捨てる

・片付ける人が複数名いる場合は、捨てるものの基準を決める

・業者に片付けを依頼する

親御さんの同意を得たのに、作業がスムーズに進まずに片付けを断念する事態が起きては元も子もありません。

実家の片付けを効率的かつスピーディーに行うポイントを解説します。

住んでいる人数分を目安にものを捨てる

捨てる量の目途を立てれば、作業中の判断も早くなります。実家に住んでいる人数を目安にものを捨てることで、片付け後も綺麗な環境を維持しやすくなるでしょう

例えば、実家に2人しか住んでいないのに布団が4人分ある場合は、2人分捨てるといった具合です。

片付ける人が複数名いる場合は、捨てるものの基準を決める

特に複数名で片付けに当たる場合は、捨てるか捨てないかの基準を明確に決めて、事前に共有しましょう。捨てるかどうかを都度確認していたら作業が捗りません。

親御さんが主導で選別基準を決めておけば、必要なものを捨ててしまうリスクも減少します。

業者に片付けを依頼する

家の中がひどく荒れているなど、自分たちで作業すると膨大な時間がかかる場合は、プロの片付け業者に依頼する方法もあります。

特に昨今は、実家の片付けを業者に依頼する人も多いです。プロの業者は丁寧かつ迅速に作業を行ってくれるので、時間も手間もかからずに実家を片付けられます。

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片付け業者を利用するメリットを見る

実家の片付けを業者に頼るのがおすすめのケース

・ゴミ屋敷と呼ばれるまで部屋が散らかっている

・実家が遠方で年に一度程度しか帰れない

大切な実家の片付けは自力で行いたいと思うものですが、プロの業者に依頼したほうが良いケースもあります。

下記のケースでは思わぬ弊害に繋がる危険もあるため、思い切って業者利用を決断しましょう。

ゴミ屋敷と呼ばれるまで部屋が散らかっている

実家がゴミ屋敷レベルにまで荒れている場合は早急に業者へ依頼しましょう。親御さんへの健康被害やご近所トラブルなど、様々な弊害に繋がる可能性があります。

火災など災害のリスクも高まるため、一刻も早い対応が必要です。

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実家が遠方で年に一度程度しか帰れない

実家が遠方にある場合、たまの帰省時に片付けても、すぐに元通りになっているケースも珍しくありません。

プロの業者に依頼することで、今後散らかりにくくなるアドバイスももらえるため、綺麗な状態を保ちやすくなります。

業者に片付けを依頼した場合の費用目安

間取り 料金相場 作業人数 作業時間
1R・1K 30,000円~80,000円 1~2名 1~3時間
1DK 50,000円~120,000円 2~3名 2~4時間
1LDK 70,000円~200,000円 2~3名 2~6時間
2DK 90,000円~250,000円 2~3名 2~6時間
2LDK 120,000円~300,000円 3~6名 3~8時間
3DK 150,000円~400,000円 3~7名 4~10時間
3LDK 170,000円~500,000円 4~8名 5~12時間
4LDK以上 220,000円~600,000円 4~10名 6~15時間

部屋片付け業者を利用する際の費用は、部屋の広さや物量などによって決まります。

片付けの際に部屋が広かったり、量が多かったりすれば、当然労力や人員がかかるため、費用もアップします。

しかし、費用対効果を踏まえてもプロの業者に依頼するメリットは大きいでしょう。費用面に関しては下記の記事でさらに詳しく解説しているので、参考にしてください。

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実家片付けの費用相場を詳しく見る

業者選びの基準

部屋片付け業者の中には悪徳業者が一定数存在するため、業者選びが重要になります。

事前に優良業者、悪徳業者それぞれの特徴を把握しておけば、業者選びも楽になるでしょう。

悪徳業者の共通点

・提示価格が極端に安い

・見積もりが有料

・契約を急かしてくる

最初に極端に安い費用を提示して契約を迫り、後から追加料金を請求するのは悪徳業者の常とう手段。

1社だけの見積もりで判断せずに、複数社から相見積もりを取るのがおすすめです。比較対象ができることで冷静に判断できるほか、ある程度の相場も把握できます。

見積もりが有料の業者がいた場合は、避けるのが賢明でしょう。

良い業者の共通点

・ホームページなどに作業実績の掲載があるか

・作業に必要な資格を持っているか

・料金が明確に記載されているか

・口コミの内容や評価が良好か

優良業者は作業内容や費用面を明確に提示してくれます。後から追加費用がかかることもありません。

また、一般家庭から出たゴミの処分など、いくつかの作業には資格や認可が必要。そのため、資格や過去の作業実績がホームページなどに掲載されている業者を選びましょう。

過去の依頼者が投稿した口コミの内容も参考になります。

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親御さんも納得した上で効率的な実家の片付けを

実家を片付ける際に最初に行うべきは、親御さんの同意を得ることです。あくまで実家は親が暮らす家なので、自分本位で作業を進めないようにしましょう。

片付けが決まった後は、親御さんの負担を減らすためにも、スムーズに作業を完了させることが大切です。

迅速かつ丁寧に実家を片付けたい場合は、プロの業者に依頼する方法もあります。

「みんな遺品整理」では、遺品整理士認定協会の厳格な基準をクリアした優良業者を紹介中。

悪徳業者に引っかかる心配もありません。実家の片付けを検討中の方は、ぜひチェックしてください。

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【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。

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