「部屋が汚いけれど、どうやって片付けたらいいかわからない」

「汚部屋のハウスクリーニングをしたいけれど、業者が選べない」

とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、汚部屋の片付け方やハウスクリーニングの業者選びのポイント・相場についてまとめていきます。

汚部屋について困りごとがある方は、ぜひ参考にしてください。

汚部屋のハウスクリーニングを徹底解説!片付けのコツや業者への依頼費用も紹介

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どこからが汚部屋?レベル別にチェックしよう

自分の家は汚いとは思っているものの、汚部屋かどうかわからないという方も少なくないかもしれません。

そこで本題に入る前に、まずはご自身の部屋が汚部屋かどうかチェックしてみましょう。

レベル別の片付け方のポイントもまとめています。

 

レベル1:散らかっているものの、すぐに片づけられる

汚部屋レベル1の特徴

 

・たたんでいない洋服が散らばっている

・ゴミ袋やごみ箱にある程度のゴミはまとめてある

・ペットボトルや空の弁当箱などが少し置いてある

 

ゴミやものは散乱しているものの短時間で片づけられるので、この状態ではまだ汚部屋と呼ばれることは少ないといえます。

ゴミをきちんと捨て、ものをどこにしまうか定位置をきちんと決めて毎回戻すことを心がけるだけで綺麗な状態を保てるでしょう。

 

レベル2:大きいものや食べ残しが散乱している

汚部屋レベル2の特徴

 

・床だけでなくベッドや布団にもものが散らばっている

・段ボールなど大きなゴミがそのままになっている

・ゴミの中に食べ残しや飲み残しがあり、腐っていることがある

 

居住スペースがゴミやもので占領されてしまい、汚部屋寸前の状態といえます。

短時間ではなかなか片付かないレベルとなっているため、掃除をした方がいいとは思いながらも手が出ず、汚部屋となってしまう恐れも。

ゴミをまとめる場所を作り、不要だと判断したものをどんどん捨てていきましょう

もったいないと思わず、思い切ることが肝心です。

 

レベル3:散らかり放題で床が見えない

汚部屋レベル3の特徴

 

・ものやゴミが部屋全体に散乱している

・床が見えず、何かを踏まないと歩けない

・毎日何らかのものを探している

 

見るだけでうんざりするほどものとゴミが散乱している状態で、ここからは汚部屋と呼ばれることが多くなります。

ものが多い分必要なものが見つからず、毎日が探しものから始まることもあり得るので、まずは必要なものを見つけ出して不要なものと分けることから始めましょう。

収集する日が多く設けられている可燃ものなどのゴミから片付け始めると、ゴミをどんどん処分できます。

 

レベル4:窓も開けられないほどものがあふれ、害虫が発生している

汚部屋レベル4の特徴

 

・ゴミやものが多すぎて身動きが取れず、窓も開かない

・家全体が汚れている

・悪臭や害虫が発生している

 

長い期間ゴミ出しをせず、使用しなくなったものをずっと保管していることでものがあふれ、完全な汚部屋状態となっています。

ゴミによって発生する害虫や悪臭は、健康を害したり近隣トラブルにつながったりする場合もあるので、清掃業者を利用するなどして早めに片付けるようにしましょう。

 

汚部屋を自分で片付けるときに心がけたい3箇条

ここからは、自分で汚部屋の片付けをしようと考えたときに押さえておきたい3つのポイントをまとめます。

 

1.捨てるものに感情移入しない

取っておいてあるものの中にはお気に入りだから捨てられないものも少なくないと思いますが、

捨てると決めなければ汚部屋を脱出することは難しくなってしまうのです。

思い出として取っておきたいものであれば、写真に撮ったり動画として残したりすることで、捨てる踏ん切りが付けられる可能性もあります。

 

2.売れるものは売る

通常のものであれば半年、季節によって異なるものを身につける洋服や靴であれば1年以上使っていないことが必要ないものの目安となります。

この目安を過ぎているものを売ってしまうだけでも部屋からものが減り、スッキリするでしょう。

売る手間を面倒だと感じるかもしれませんが、売ることで部屋が綺麗になるばかりかお金も得られるので、手間をかける価値はあります。

 

3.知り合いに引き取ってもらう

売るほどではないがまだ使える、売るための手続きが面倒と感じる場合には、知り合いに引き取ってもらうことも検討しましょう。

部屋をある程度片付けてから部屋でフリーマーケットのようなものを開いて引き取ってもらえば、その期日までに部屋を片付けようという気持ちにも結び付きます。

引き取ってもらうときには、トラブル防止のためにも汚部屋にあったものだと伝えておくと無難です。

 

脱汚部屋!片付けのコツを知ろう

汚部屋から抜け出すために、そして汚部屋にならないために片付けるコツを知っておきましょう。

物品の種類別にご紹介していきます。

 

箱・紙袋

段ボール箱や紙袋は数を決めて取っておき、全部折りたたんで収納することを心がけましょう。

いつか使うだろうと取っておいてある場合が多いものですが、中身が空の状態で放置されていると空間を圧迫してしまうものでもあります。

もちろん実際に利用することはあるため、限度を決めて取っておくことが大切です。

 

雑誌・チラシ

雑誌やチラシに関しては、不要なダイレクトメールは止める、雑誌を電子書籍に切り替えるなどためないための対策を取りましょう。

1枚や1冊であればたいしたものでないのですが、気が付くとたくさんの場所を取っていることが多くあるので、対策が重要となります。

 

また個人情報が貼り付けられていることで雑誌やチラシを捨てられないのであれば、

シュレッダーや個人情報保護スタンプなどを購入して手軽に個人情報を守れるよう工夫してみましょう。

 

洋服

汚部屋の大きな原因の1つである洋服は、1年以上着なかったものは手放したうえで、タイプ別に収納することで上手に片付けることができます。

 

  • 買い物好きで服の量が多いタイプ:衣装ケースやハンガーかけなどを使って機能的に収納する

 

  • 少ない服を大切にしたいタイプ:見せる収納やおしゃれなアイテムを活用する

 

  • 仕事や育児で忙しいタイプ:ハンガーで干したものをそのまま収納したり乾燥機にかけた洋服を入れておく専用のカゴを家族それぞれに用意したりして時短する

 

  • 洋服はそれなりにあっても収納が少ないタイプ:突っ張り棒などで収納スペースを作ったり、ベッド下や押入れなどのスペースを活用したりする

 

雑貨

雑貨は、小物専用の収納ボックスや大きめのプラスチック製の容器などを使用することでスッキリとまとめることができます。

少し部屋が片付いていても、雑貨が散らばっていると乱雑な印象になってしまうもの。

 

しかも汚部屋の場合には小さめの雑貨だとどこにあるかがすぐわからなくなり、

また新しいものを購入してさらにものが増えてしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。

「決めた場所に戻す」ことを心がけるだけで、雑貨が散らばったりものをなくしたりすることを減らせるでしょう。

 

靴を片付けるポイントは、使わなくなった靴を手放したうえで無駄な空間を活用することです。

靴箱は高さに余裕があるものも多いため、100円ショップなどでも販売されているシューズホルダーや突っ張り棒などを利用すれば、2倍の靴を収納することができます

それでも靴が入りきらない場合には、壁などに新たな棚を作って見せる収納にするもの1つの手です。

お気に入りの靴を飾れば気分も上がるでしょう。

 

汚部屋清掃を業者に頼むメリット・デメリット

続いて汚部屋の清掃を業者に頼みたいと考えている方に向け、業者に依頼するメリット・デメリットをご紹介していきます。

 

メリット

・スタッフに指示を出すだけで、必要なものと不要なものを仕分けてくれるので、労力がかからない

・重い荷物やゴミを運んでくれるからマンションでも安心

・プロによる技で、片付けがスピーディー

・最短即日で不用品の処分ができる

・掃除をしていることを近所に知られたくない場合でも、配慮がある

・処分・買い取りまで対応してくれる

 

デメリット

・料金が高い

・悪質な業者もある

 

汚部屋のハウスクリーニング料金の費用

汚部屋清掃を業者に依頼することには、たくさんのメリットがあることがわかりました。

ここでは、少しでも業者に依頼する不安を少なくするために、デメリットで挙げていた料金についてまとめていきます。

汚部屋を綺麗にするためには、片付けとハウスクリーニング、2種類の費用が必要です

それぞれ見ていきましょう。

 

片付け費用

片付け費用の相場は間取りによって異なります。詳しくは以下の表のとおりです。

 

ワンルーム・1K

8~15万円

1DK・2K

13~24万円

1LDK・2DK

19~30万円

2LDK・3DK

24~38万円

3LDK・4DK

28~48万円

4LDK以上

40万円~

 

また、部屋中足の踏み場がなく、ゴミが散乱しているような場合だと50万円以上となる場合もあります。

 

ハウスクリーニング費用

次にハウスクリーニング費用について表にまとめました。

こちらは場所によって費用が異なってきます。

 

フローリング清掃

2~3万円

キッチン清掃

1~2万円

トイレ清掃

1~1.5万円

浴室清掃

1.5~2万円

エアコン清掃

1~1.5万円

換気扇清掃

1~1.5万円

 

部屋の状態によって異なってきますが、部屋中のハウスクリーニングを頼むと10~15万円ほどになります

複数サービスを同時に依頼すると安くなるケースがあるため、ハウスクリーニングを頼む場合には複数ヶ所を頼むとよいでしょう。

 

汚部屋のハウスクリーニング業者選びのポイント

続いてもう1つのデメリットとして挙げられていた悪質な業者を選ぶことのないよう、業者選びで心がけたいポイントを押さえておきましょう。

 

実績が十分にあるか

全国に数多くある清掃業者の中には、ハウスクリーニングサービスを取り扱っていても実績がほとんどないという業者もいるため、注意が必要です。

作業がしっかりとできていないと、部屋に汚れや悪臭が残ってしまってカビ・ホコリの原因になりかねません。

そのため、ホームページなどで実績が十分にあるかどうか確認しておきましょう。

 

汚部屋に対応しているか

最初に挙げた汚部屋のレベル4のような害虫や悪臭が発生しているゴミ屋敷状態の場合、清掃を断られるケースも考えられます。

清掃業者はどのレベルなら対応できると明記しているわけではないため、事前に部屋の状態を伝えて対応可能か確認する必要があるのです。

もし断られるのが不安であれば、特殊清掃のノウハウを持っている業者に依頼するのが安心でしょう。

ちなみに特殊清掃の場合、清掃の内容によっても異なりますが費用相場は7~50万円程度となります。

 

女性が対応してくれるか

男性に汚い部屋を見られたくないけれど清掃を依頼したいという女性もいるのではないでしょうか?

そういったときには、女性のスタッフが対応してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

同性である安心感や女性らしいきめ細かな対応に満足できるでしょう。

また整理収納アドバイザーなどの資格を保持する方に来てもらえば、部屋を綺麗な状態に保つ秘訣や収納のアドバイスを教えてもらえます。

 

料金設定がわかりやすいか

業者に依頼するときには、追加料金がないと記載がある業者や、公式サイトに金額がきちんと明記されているなど料金がわかりやすい業者を選びましょう。

料金のシステムを複雑にすることで、追加料金を多く取る悪質な業者も存在します。

料金の明記がある業者を選んだ場合でも、必ず事前に見積もりを取って記載されているものと相違がないか確認しましょう。

 

「どこの清掃業者がよいかわからない」とお悩みの方におすすめなのが、「みんなの遺品整理」です。

審査を通過した業者だけが掲載されており、口コミや相場を確認しながら相見積もりを取ることもできます。

気になる方は以下のリンクをご覧ください。

 

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故人の家が汚部屋だったらどうする?

ご自身の家が汚部屋とは無縁でも、「両親の死後、汚部屋だった実家の片付けをしなければならなくなった」といった事態が起きる可能性もあります。

同居家族がいれば遺品整理や片付けもゆっくりと進めていけますが、死後誰も住まなくなってしまう場合には、早急に片づけや遺品整理をしなければなりません。

どのような行動をすればよいのでしょうか?

 

まずは遺言書や相続財産を確認

最初に確認しておきたいのが、遺言書です。

内容次第で遺品の整理や片付けの内容も変わってくるので、金庫や棚など心当たりのある場所を探しましょう。

 

同時に確認しておきたいのが相続財産です。

プラスの遺産だけでなく、借金などに関わるものが発見されることもあるため、いろいろな場所を探しましょう。

相続財産が高額になる場合には相続税が発生しますが、納税の期限は故人が死亡してから10か月後までとなっているので早めに手続きを行わなければなりません。

手続きに不安がある場合には、専門家に相談してみましょう。

 

範囲を決め、順番に片付ける

重要そうなものを大体片付け終わったのであれば、どのようなメンバーで、どこを順番に片付けていくのか決めていきます。

片付ける範囲が広大な場合には、エリアを割り振って個人で片付けていくのもよいでしょう。

片付けを始める前には、処分するものの基準などをあらかじめ設けておくことでスムーズに進めていけます。

 

必要なものと不要なものを仕分ける

片付けを担当する場所のものをすべて取り出したら、どれが必要でどれが不要なのか仕分けていきましょう。

写真や手紙など、なかなか捨てにくいものもあると思いますが、すべてを取っておくことはできないので、思い出のものも思い切って処分しなければなりません。

段ボールに入る分だけなど量を決めたり、少し時間をおいて心を落ち着かせてから処分したりするとよいでしょう。

 

不要なものであっても、ただゴミとして捨てるもの、買い取り業者に依頼するもの、処分に申請が必要なものなどさまざまなものがあります。

ただまとめて処分するものと置いておくのではなく、処分方法で分けておくだけで後が楽になるはずです。

トラブルを回避するため、処分するものに関しては身内全員で内容を把握しておきましょう。

また身内全員で集まれる日には限りがあるので、スケジュールを立てて片付けを進めるとスムーズです。

 

遺品整理業者に頼むのもおすすめ

故人を思い出してつらい、遠方でなかなか片付けができないという場合には、専門の業者に頼むのもおすすめです。

遺品整理業者は、遺品の仕分け、不要物の引き取り、部屋の清掃などを行ってくれる専門家です。

長年の経験から貴重品の捜索を得意とする業者も多いので、遺言書や相続財産が見つからないという場合にも頼りになります。

「みんなの遺品整理」では、厳選された優良な遺品整理業者を比較検討することが可能です。

急増する悪徳業者を選ばないためにも、ぜひ活用してください。

 

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まとめ

汚部屋の片付け方やハウスクリーニングの相場についてまとめてきました。

汚部屋について悩んでいる方も参考になる内容だったのではないでしょうか?自分で片付けられる範囲はコツを踏まえながら片付け

どうしても手が回らない部分は専門業者に依頼することで汚部屋を脱することができるはずです。

片付けたあとも、その状態を保つことを心がけて生活を送るようにしましょう。

 

【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。

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