様々な理由で親が住まなくなり実家が空き家になってしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?簡単に捨てることができないからこそ悩む問題でもありますよね。今回は、田舎の実家の処分方法3つをご紹介していきます。
【動画で解説!】田舎の実家の処分はどうすればよい?
3つの解決方法 まとめ
主な処分方法3つ
①解体する
一般的に、空き家の処分というと「解体」がイメージしやすいのではないでしょうか?空き家をそのままにしておくと老朽化を防ぐための維持管理が大変ですので、遠方に実家がある方は解体してしまうのがベストだといえます。しかし、解体をするにしても多額の費用がかかるというデメリットがあります。
②売却する
まだ買い手のつきそうな新しい家だと売却がオススメ。実家のある地域の不動産会社を探して手続きする手間や時間がかかりますが、売ることができればその分の収入を得られます。なかなか売れそうにない家の場合でもすぐに諦めることはありません。近年は田舎暮らしに興味を持つ方も多いため、お互いをつなぐマッチングサイトを利用するとスムーズにいくケースもあります。
③活用する
実家を手放すことに抵抗を感じるという方はそのまま活用するのも良いでしょう。古くなった箇所をリフォーム賃貸物件として貸し出すこともできますし、地域のコミュニティスペースとして近隣住民が利用するために残しておくことも可能です。田舎暮らしに興味を持つ方と売主マッチングサイトを利用するなどして有効活用するケースもあります。
遺品整理業者なら掃除から解体まで依頼できる
実家が遠い場合、赴くのが億劫になってしまいますよね。時間をかけてやっと到着しても一軒家をたった1日できれいにすることはとても難しいでしょう。しかし、遺品整理業者に依頼すると片付けから掃除まで行ってくれるほか、同時進行で解体作業も可能です。全てをひとつの業者におまかせできるため、煩わしい手続きや解体工事の業者探しをする必要がありません。立会いが不要な場合も多く、時間を大幅に短縮できるというメリットもあります。
気になる料金相場はいくら?
遺品整理業者に片付けを依頼する場合、費用は業者や地域によって異なりますが、一軒家の解体作業を行うと100万円近くのお金がかかることも。料金は物が多ければ多いほど分別・運搬・廃棄にかかる時間や人件費が増加するのでその分料金が上がります。また、解体費用は1坪あたりの単価で算出され、平均で2万円から4万円程度になります。その他の工事に伴う費用も発生するので、業者には必ず詳細な見積もりを依頼して確認しましょう。
【間取り別】料金目安
参考として、間取り別の料金の目安は次のとおりです。
間取り | 料金相場 | 作業人数 | 作業時間 |
---|---|---|---|
1R・1K | 30,000円~80,000円 | 1~2名 | 1~3時間 |
1DK | 50,000円~120,000円 | 2~3名 | 2~4時間 |
1LDK | 70,000円~200,000円 | 2~4名 | 2~6時間 |
2DK | 90,000円~250,000円 | 2~5名 | 2~6時間 |
2LDK | 120,000円~300,000円 | 3~6名 | 3~8時間 |
3DK | 150,000円~400,000円 | 3~7名 | 4~10時間 |
3LDK | 170,000円~500,000円 | 4~8名 | 5~12時間 |
4LDK以上 | 220,000円~600,000円 | 4~10名 | 6~15時間 |
※上記金額は作業費を含む人件費・車両費・回収運搬費・廃棄物処分費をあわせた概算費用となります。
※ゴミ屋敷清掃や特殊清掃が必要な現場の場合、料金が大きく変わります。
よい業者を選ぶポイントは「相見積もり」
遺品整理業者のなかには高額な請求をしたり、回収物を不法投棄したりする業者が存在します。そんな悪徳業者を避けるには、複数の業者から見積もりを取り、料金を比較検討するのがポイント。ほかよりもあまりにも安い料金設定だと、後から追加請求をされるケースがあるため注意が必要です。それぞれの見積もりを比較して、自分の希望に合った優良業者を選ぶようにしましょう。
安くて安心な実家の処分業者を探す方法
自分や家族だけで片付けを行うのには限界があることも多いと思います。自分の仕事との兼ね合いだったり、思い入れのある品に対して思い切った整理ができなかったりなどです。そんな時には、プロである片付け業者に依頼することもできます。
業者に依頼する際に何よりも重要なのは、「しっかりとした安心できる業者に依頼すること」です。大切な人の思い出の家や家財を整理するのですから、いい加減な業者、ましては悪徳業者には依頼したくないものです。
また料金を安くしたい・出費を抑えたいというご要望もあるでしょう。私たちみんなの遺品整理は「安心×低価格×高品質」なサービスを多くのユーザー様に届けたいと考え、以下のサービスを提供しています。
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早めの対策がポイントに
実家の処分方法は様々ですが、どれも早めの行動がカギとなります。これから実家をどのようにしていくのか充分検討のうえ、必要であれば遺品整理業者に相談することをオススメします。
【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
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