高齢の方に限らず、20, 30代の若い方にも一般的になってきている「終活」。この記事では、自分のためにも、遺される大切な人たちのためにも重要な「生前整理」について解説します。そもそも生前整理とは何なのか、することでどんなメリットが得られるのか、いつ始めればよいのか。「生前整理」にまつわる様々を詳しく解説いたします。

生前整理とは?大切な人のために今からできる7つのこと

ご実家のお片付けにお困りですか?

みんなの遺品整理では、全国626社優良遺品整理業者から複数業者の相見積もり・全国即日対応可能

お急ぎの方はお電話にてご相談ください!

通話無料0120-905-734

※お客様相談窓口につながります。受付時間 8:00~19:00 (土日祝も対応)

生前整理とは

生前整理の意味

生前整理とは、財産関係の整理を含め、存命のうちに身の回りを整理することです。故人の死後にする「遺品整理」を、存命中におこなうことから対比されて「生前整理」という言葉になっています。
終活における生前整理では、具体的には以下のようなことをおこないます。

生前整理ですること 整理整頓:①家財の整理 ②財産の整理 ③不用品の処分 ④デジタル整理 書類作成:⑤財産目録の作成 ⑥遺言書の作成 ⑦エンディングノートの作成

すること することの主な内容
家財の整理 家の整理整頓をおこなう。
財産の整理 財産の把握・整理・譲渡をおこなう。
不用品の処分 整理整頓で発生した不要なモノを処分する。
デジタル整理 SNSのアカウント、FXなどの口座、ECサイトで自動保存されているクレジットカード情報、月額料金が発生するサービスなどを把握・整理する。
財産目録の作成 現在自分が所持している財産の一覧を作成する。
遺言書の作成 上記の財産の処分に関する自分の意思を、法律で定められた形式に沿って記入する。
エンディングノートの作成 デジタル整理で把握したアカウント情報とパスワードのセットや、死後の自分の希望をノートに記しておく。

「デジタル整理」など、見慣れない言葉もあったかもしれません。デジタル整理について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。


遺されたスマホはどうする?デジタル遺品・デジタル整理とは?

なぜ生前整理をするのか

終活において生前整理をする主たる目的は以下の2点です。

①生前の自分からのメッセージや資産を遺す

生前整理をすることによって、遺族に伝えたいことや遺したいものを整理整頓できます。葬式はどうしてほしいのか、相続は誰に何をわたすのか、わたす資産にはどのようなものがあるのか、などを死後にも残すことができるのです。

②自分の死後に遺族にかかる負担を軽減する

加えて、自分の死後に遺族は各種解約手続きや遺品整理、死亡届の提出等、多種多様な手続きに追われます。前もって生前整理をすることによって、これらの煩雑な手続きを軽減することができるのです。

生前整理は自分を安心させられるだけではなく、遺族の安心にも繋がる試みなのです。

生前整理のメリット

生前整理の目的は自分の死後に向けたものでした。しかし、生前整理によって得られるメリットは、必ずしも死後のものに限りません。

生前整理のメリットには以下の6点が挙げられます。

生前整理のメリット ①死後に遺族にかかる負担を減らせる ②遺産相続のいざこざが少なくなる ③死後の希望を遺族に伝えられる ④急な入院や不慮の事故の際に助けてもらいやすくなる ⑤どこになにがあるのかを把握できる ⑥本当に必要なものが何なのかわかる

①死後に遺族にかかる負担を減らせる

前述の通り、死後に遺族がおこなわなくてはならない遺品整理やデジタル整理等の負担を軽減することができます。

②遺産相続のいざこざが少なくなる

遺言状をきちんと作成しておくことで自分の意思を明確に示すことができます。これによって遺族間での遺産相続のもめごとを減らすことができます。

③死後の希望を遺族に伝えられる

死後の葬式・供養・埋葬等に関する希望を遺族に伝えることができます。また臓器移植のドナーとなるか、ということに関しても自分の希望をきちんと伝えることができます。

④急な入院や不慮の事故の際に家族やパートナー、友人に助けてもらいやすくなる

自分の死後に限らず、不慮の事故に巻き込まれてけがをしてしまった際などにも、生前整理は役立ちます。保険などの各種手続きや金銭面の処理を家族やパートナー、友人に頼む際にも、重要な書類のありか、パスワードなどがわかっていればスムーズに助けてもらうことができます。言い方を変えれば、この場合も親しい人にかかる負担を軽減することができます。

⑤どこに何があるのかを把握できる

生前整理によって、身の回りのモノを整理するとモノの場所を把握することができます。日常生活においてモノの場所を探す手間が省けると、より気持ちよく生活ができます。また、何が家にあるのか、どこにあるのかを把握しておけば、既に家にあるモノを余計に買う必要もなくなり、出費を抑えることができます。

⑥本当に必要なものが何なのかわかる

生前整理は、今までの人生を振り返るよい機会となります。モノや財産の整理をすることで、今後の自分の人生に何が必要で何を大切にしたいのか、自分の心を整理することもできます。

生前整理で注意すべき点

ここまでは生前整理の良い点について触れてきましたが、逆に生前整理においては注意すべき点も存在します。以下では重要な4つの観点についてご紹介します。

生前整理で注意すべき点 ①安全性・セキュリティ:個人情報や貴重品の取り扱いに注意 ②労力:無理のない範囲で ③法律:遺言書は形式を確認 ④心:家族と話す

①セキュリティの観点

生前整理では権利やお金が関係する重要な書類、個人情報を扱います。例えばデジタル整理をする中で、各種サービスのアカウントとパスワードを記入した書類を紛失してしまっては大変です。大切な情報・証明書等の取り扱いには十分注意を払うようにしましょう。

②労力の観点

「生前整理は早めに始めるといい」と言われる理由はここにあります。

生前整理は体力的にも、精神的にも大きな労力を必要とします。家財の整理でかかる身体的な負担はもちろん、たくさんの情報の整理や、自分の死後について考えるわけですから、頭でもたくさんのエネルギーを使うからです。生前整理は自分の人生にかかわる大切な作業です。焦らず無理のない範囲でおこなうようにしましょう。

③法律の観点

「遺言状」は遺書とは異なり、法律に沿った形式で記述しないと効力を持たなくなってしまいます。特に注意すべきは、自分ひとりで作成できる「自筆証書遺言」の場合です。せっかく書いた遺言状が認められなくては大変です。自筆証書遺言を作成する場合は、必ず前もって形式を確認しましょう。自筆証書遺言では心配がある方は、公証人立会いの下で作成する「公正証書遺言」もおすすめです。

④心の観点

家財の整理をする際、死後の意思表示を考える際には、きちんと話し合いをしておくのがおすすめです。このような内容を話し合うのは勇気のいることですが、自分にとっては重要でなくても、家族や親しい人にとっては重要なものもあります。自分の意思を尊重するのはもちろん大切です。その上で、決断の前に家族や親しい人に相談しておくことは、もめごとを減らしたり、のちのちの決断の助けにもなります。

生前整理はいつから始める?

Q.生前整理はいつから始めるの? A.できるだけ早く始めましょう 理由は…①不測の事故が起きた時、大切な人の負担を減らせる ②安全でスムーズな生前整理をおこなうことができる

生前整理はできるだけ早い時期から始めるのがおすすめです。近年は20代、30代といった若いうちから始める方もいます。生前整理を早めに始めたほうがよい理由は以下の2点です。

①不慮の事故が起きたときに、大切な人の負担を減らせる

繰り返しとなりますが、早めの生前整理によって大切な人の負担を軽減できます。「遺言状を若いうちから作成するなんて」「終活なんて自分には早い」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、特にパートナーや子どもがいる場合には生前整理は重要です。

例えば死後、遺言書がない場合には、相続人全員が協議の上で「遺産分割協議書」を作成する必要があります。関係が良好な場合は多少は軽減されますが、これは遺族にとって大きな負担となります。

もちろん生前整理のメリットでも確認したように、死後のみならずけがや病気の際にも、生前整理は有効です。

②安全でスムーズな生前整理をおこなうことができる

ある時を境に、年を追うごとに体力、判断能力は衰えていきます。高齢になってから生前整理を行うと、体力の衰えから怪我をしてしまう場合もあります。また、判断能力が衰えてしまい遺言や財産・物の整理が大変になったり、最後までおこなえないこともあります。早めに生前整理を行うことで、安全でスムーズに生前整理をおこなうことができるのです。

また生前整理と似た言葉で「老前整理」というものもあります。以下の記事に老前整理について詳しくまとめてありますので、興味のある方は是非ご参照ください。

老前整理とは?40代からの始め方

生前整理は誰がおこなうのか?

Q.生前整理は誰がおこなうの? A.基本的には本人 でも、ひとりでは不安…→そんなときは ①家族 ②業者の力を借りましょう

生前整理をおこなうのは基本的には本人です。

ご自分でしようと考えている方へ:生前整理のやり方

しかし、生前整理をするのは自分だけでは厳しいと感じた方もいらっしゃるかもしれません。そんな時には親しい人に手伝ってもらったり、信頼できる専門の業者に依頼するのもひとつの手です。業者に依頼する場合には、生前整理サービスの専門業者への依頼が一般的です。

また近年では、新たに「生前整理アドバイザー」という資格も誕生しています。この資格を取得しているかどうかは、生前整理のサービスの質を保証するひとつの基準と言えるでしょう。

生前整理業者のサービス内容

生前整理業者がおこなうサービス

生前整理業者がおこなうサービスには以下のものがあります。

作業内容 対応の可・不可
身の回りの日用品・家財の整理整頓
財産の整理整頓 ×
不用品の処分
デジタル整理
財産目録の作成
遺言書の作成
エンディングノートの作成 ×

一般的には財産の整理、エンディングノートの作成を除き、他の全ての作業に関しては業者に依頼できます。全てを依頼する、というわけでなくとも、特定の作業のみを依頼することも可能です。

生前整理を業者に依頼する際の費用の目安

では、専門の業者に生前整理を依頼する際にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。ここでは生前整理でおこなう作業項目ごとの費用の目安をご紹介いたします。

・身の回りの日用品・家財の整理整頓
・不用品の処分

これら2点に関しては通常の「生前整理サービス」として、まとめて依頼が可能です。費用の目安は以下の通りです。

間取り 料金相場 作業人数 作業時間
1R・1K 30,000円~80,000円 1~2名 1~3時間
1DK 50,000円~120,000円 2~3名 2~4時間
1LDK 70,000円~200,000円 2~4名 2~6時間
2DK 90,000円~250,000円 2~5名 2~6時間
2LDK 120,000円~300,000円 3~6名 3~8時間
3DK 150,000円~400,000円 3~7名 4~10時間
3LDK 170,000円~500,000円 4~8名 5~12時間
4LDK以上 220,000円~600,000円 4~10名 6~15時間
※上記金額は作業費を含む人件費・車両費・回収運搬費・廃棄物処分費をあわせた概算費用となります。

上記の表では部屋の大きさごとの目安の料金をご紹介しておりますが、実際には片付けるモノの量や作業時間によって料金は変動します。依頼時には必ず見積もりの作成をしてもらいましょう。

・デジタル整理

デジタル整理はサービス別にかかる費用が異なります。

依頼内容 料金
Windowsログインパスワードの解除 21,000円
パソコンのデータ移行 8,000円~12,000円
パソコン廃棄 8,000円
インターネットサービスのID、パスワード調査 15,000円
パソコン強制初期化 21,000円
携帯電話、スマートフォンのパスワード解除 20,000円
※この料金表は当サイト掲載業者マレリークのものです。

これらに加えて、デジタル機器を運搬する際の送料がかかる場合があります。また、一度に複数のサービスを依頼する際には、パック料金で割引がなされる場合もあります。依頼前には問い合わせをすると良いでしょう。

・財産目録の作成

料金:50,000~100,000円 

財産目録の作成費用は、その内容により上下します。財産の項目が多かったり、作成に時間がかかる複雑な内容になると、かかる費用が増加します。

・遺言書の作成

遺言書の作成にかかる費用の目安と、依頼先ごとの特徴は以下の通りです。

依頼先 特徴 平均費用
弁護士 法律の専門家であるため、法的な信頼度が高い。費用は高めだが、相続争い等、遺族間のもめごとにも対応できる。 100,000〜300,000円
司法書士 不動産取引の専門家。遺言書の財産項目に不動産が含まれている場合は、不動産の特定を含めた遺言書作成を依頼できる。 70,000〜100,000円
行政書士 比較的費用が安め。特に調査を必要としない簡素な遺言書であればもっともリーズナブルに依頼が可能である。 70,000〜100,000円
信託銀行・信託会社 遺言書作成だけでなく、その保管・遺言執行も含めたサービス料金である。国家資格を有する士業とは異なり、担当者の質が重要である。 1,300,000~1,800,000円

遺言書の作成にかかる費用は、内容、依頼先により大きく上下するようです。この表もあくまで目安ですので、ご自分のニーズに合った依頼先に見積もりを取るようにしましょう。

安くて評判の良い業者を探す方法

生前整理を業者に依頼する際に何よりも重要なのは、「しっかりとした安心できる業者に依頼すること」です。ご自身の人生や、ご遺族に残す大切なものを整理するのですから、いい加減な業者、ましては悪徳業者には依頼したくないものです

また料金を安くしたい・出費を抑えたいというご要望もあるでしょう。私たちみんなの遺品整理は「安心×低価格×高品質」なサービスを多くのユーザー様に届けたいと考え、以下のサービスを提供しています。

みんなの遺品整理が選ばれている3つの理由

1、業者比較で最安値が見つかる!

・業界最安値級 (1K:15,000円~)

・複数社への一括見積もりで、本当に安い業者がわかる

・見積もり無料・追加料金一切なし

・高価買取とリサイクルでさらにお値引き

・全国600社以上の空き状況、希望エリアから業者をご紹介

 

2、安心して利用できる仕組みを実現

・個人情報がいきなり業者に公開されない

・専門アドバイザーに無料相談可

・上場企業基準の厳しい加盟審査

・遺品整理士の資格をもつ優良業者のみ紹介

・作業後の口コミアンケートで評判の良い業者を厳選

 

3、ご利用満足度98.1%!カンタンで手間まで削減

・1度の問い合わせで3社に一括見積もり

・業者に何度も説明する手間を省きます

・キャンセルや日程調整も代理対応

・忙しい方、遠方の方は立ち合いなしの作業可

・即日対応、供養、清掃、消臭まで豊富なワンストップサービス

遺品整理業者の審査基準について

また当サイトみんなの遺品整理は、遺品整理士認定協会と提携しており、遺品整理士が在籍する業者のみをご紹介しています。またご紹介する業者はすべて厳しい加盟審査をおこなっております。

全国10,000社以上いるといわれている業者の中から、

・法律を守って運営しているか

・過去にクレームや追加料金がないか

・電話対応や接客の質が良いか

などの項目で審査し、厳選して掲載しています。600社以上の業者から料金、口コミ、スタッフ、サービス内容、作業事例、実際の支払い費用で比較できます。

遺品整理業者の料金や口コミを見てみる

まずは無料相談

はじめての業者利用でどうすればいいかわからないという方のご相談も受け付けております。

・料金や見積もりの流れ

・どの業者が良いのかわからない

・ホームページでみつけた業者は大丈夫?

など気軽にご相談くださいませ。業界歴9年以上の業界知識の豊富なスタッフが回答いたします。

まずは無料相談・お急ぎの方はこちら

終わりに

「生前整理」という概念はまだ十分に広まっていないのが現状です。しかし、自分ためにももちろん、大切な人のことを思えばしておくに越したことはありません。たくさんの記事の中からこの記事を選んで目を通してくださったあなたも是非、前向きに生前整理に取り組んでみてくださいね。

【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証一部上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案をいたします。