「ゴミ屋敷状態の部屋をなんとかしたいけど、どこから手を付けていいかわからない…」
「散らかりすぎて、自分で片付ける気力すら湧かない…」
こういった悩みを抱える人は、決して少なくはありません。
結論から言うと、「自力で片付ける」か「業者に依頼するか」のいずれかを選び、手順通りに作業を進めていけば、【誰でもゴミ屋敷を片付けることは可能】です。
最後まで読めば、あなたが今やるべきことが明確になり、ゴミ屋敷をすっきりと片付けて心穏やかに生活できるようになることでしょう。

- 1.【簡単診断】ゴミ屋敷の片付けを自力でやるか業者に頼むかの基準
- 2.決められない場合はそれぞれのメリット・デメリットを比較
- 3.ゴミ屋敷を自分で片付ける6つのステップ
- 4.業者にゴミ屋敷の片付けを頼む4つのステップ
- 5.良い片付け業者を選ぶコツ
- 6.先延ばしはNG!ゴミ屋敷を放置するとどうなるか
- 7.ゴミ屋敷の再発を防止する4つのコツ
- 8.まとめ
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近年、ストレスなどが原因で部屋がゴミ屋敷化する20代から40代の若年層が増えており、片付け業者への相談件数も増加傾向にあります。
部屋のゴミ屋敷化は誰の身にも起こり得る問題であり、「自分がだらしないからだ」と自己嫌悪に陥る必要はありません。
とはいえ散らかった部屋を何とかしなければ、ストレスの増加や衛生面での危険など、様々な問題が出てくるのも確かです。
そこで本記事では
・ゴミ屋敷の片付けを自力でやるか業者に頼むかの判断基準
・ゴミ屋敷を自分で片付ける6つのステップ
・業者にゴミ屋敷の片付けを頼む4つのステップ
・良い片付け業者を選ぶコツ
・ゴミ屋敷の再発を防止する4つのコツ
・ゴミ屋敷を放置するとどうなるか
といった、ゴミ屋敷から脱却するために必要な情報をわかりやすく解説します。
1.【簡単診断】ゴミ屋敷の片付けを自力でやるか業者に頼むかの基準
まずはゴミ屋敷脱却のための第一歩として、片付けを自力で行うか業者に頼むか、選択することが第一歩です。
次の9個の質問に「YES」か「NO」で答え、簡単診断を行ってみましょう。
あまり深く考えず、気軽に選択するのがポイントです。
簡単診断(YESかNOで回答) |
住んでいる家の広さが3DK以上 |
シンクやお風呂などの水回りが使えないほど汚れている |
足の踏み場がなく、生活に支障が出るレベルで物が多い |
部屋の中でゴキブリ等の害虫をよく見かける |
粗大ゴミなど、簡単に捨てられないものが大量にある |
休日も出かけられないくらい疲れている |
片付けを手伝ってもらえる人周囲にいない |
集中力が切れやすく、片付けの途中で気が散って時間がかかるタイプだ |
できるだけ早くゴミ屋敷から脱却したい |
「YES」が5個以上:業者に片付けを依頼するのがおすすめ
「NO」が5個以上:自力で片付けるのがおすすめ
ただし、この診断はあくまで客観的な目安でしかありません。
「自力で片付けるのは少し難しいかも……」と少しでも迷った方は、一度ゴミ屋敷清掃業者に相談してみましょう。
特に家がこのような状態の場合は、衛生面や作業の手間を考えると業者に依頼するのがおすすめです。
・足の踏み場がないほどゴミが積み上がっている
・何週間も放置した生ゴミがあり、部屋から異臭がする
・家の外にまでゴミが溢れ出している
逆に言えば、これよりもゴミが少ない「軽いゴミ屋敷」の状況であれば、自力で片付けることも可能かもしれません。
この章でどちらにするか決められないという場合は、次章で紹介するそれぞれの片付け方法のメリットとデメリットをチェックしてみてくださいね。
2.決められない場合はそれぞれのメリット・デメリットを比較
上の図は、ゴミ屋敷を自力で片付けた場合と業者に依頼した場合のメリット・デメリットを比較したものです。
1章で解説した、ゴミ屋敷の状態がひどい場合は、迷わずに業者に依頼すべきです。
しかしゴミ屋敷の程度が軽度な場合は、どちらを選択すべきか迷ってしまう方もいると思います。
あなたにとってよりメリットが多く、デメリットが少ない方はどちらなのか、比較しながら見ていきましょう。
2-1.自力で片付ける際のメリット・デメリット
軽度のゴミ屋敷の場合、自力でゴミ屋敷を片付けることは可能ですが、以下の表のようなメリットとデメリットがあります。
メリット |
デメリット |
お金がかからない 業者とやり取りする負担がない 自分のペースで進められる |
時間や手間がかかる 挫折する可能性がある |
粗大ゴミの回収費用や掃除用具を購入した代金以外に費用がかからないため、金銭的にあまり無理ができない人にはおすすめの方法といえるでしょう。
また、他人に自分の部屋を見られたくない・私物に触られたくないという場合も、自力での片付けが向いています。
一方で、段取りやゴミ捨てといった作業を全て自分で行わなければならないため、強い意思と根気強さが必要です。
2-2.業者に依頼した際のメリット・デメリット
続いて、ゴミ屋敷の片付けを依頼した場合のメリット・デメリット一覧です。
メリット |
デメリット |
短期間で片付けられる 確実に綺麗になる 自力では難しい大量のゴミも処分してくれる |
費用がかかる 業者とのやり取りがある |
「片付けが苦手」「疲れていて手が付けられない」という場合は、ゴミ屋敷の程度が軽くても、思い切って業者に依頼してみることをおすすめします。
プロの手で迅速かつ丁寧に片付けてもらえるため、負担なくゴミ屋敷を脱却できます。
一方で、業者に依頼した場合に最もネックになってくるのが費用面。
全国の片付け業者の費用相場は、ワンルームで3万5,000円程度、3DKで15万円程度です。
お財布事情も考慮したうえで、片付け方法を選択しましょう。
2-3.最終的な判断基準は「自力で片付けられるレベルかどうか」
「メリットとデメリットを比較してもまだ迷ってしまう…」という場合は、あなた自身にゴミ屋敷を片付ける気力や意欲が残っているか、そもそも自力で片付けられるゴミの量なのかで判断しましょう。
部屋を見渡し、「ここにある全てのゴミを自分で片付ける」と考えたとき、どんな気持ちになるでしょうか。
強い不安や倦怠感を覚えるようであれば、自力で片付け始めても、途中で挫折してしまう可能性が高いです。
「結局業者に依頼して、手間も費用もかかる」といった事態を招くのは、できれば避けたいですよね。
自信がない場合は初期投資だと思ってプロにお任せするのも、ひとつの方法ではないでしょうか。
3.ゴミ屋敷を自分で片付ける6つのステップ
ここでは、ゴミ屋敷を自力で片付けると決めた人に向けて、効率の良い片付け方を6つのステップで解説します。
挫折しないためのちょっとしたテクニックなども紹介するので、順を追ってひとつひとつ確認していきましょう。
3-1.必要なものを用意する
まずは、片付けに必要な用具を準備しましょう。
これから紹介する片付け方法に必要なものをまとめた以下のリストを参考にすれば、準備がスムーズに行えます。
必要なものリスト |
||
1 |
紙 |
スケジュール表作成に使用 |
2 |
ペン |
スケジュール表作成に使用 |
3 |
マスク |
ホコリなどを吸い込まないために使用 |
4 |
軍手 |
片付け中の手荒れや怪我を防ぐ (ゴム手袋でも代用可) |
5 |
ゴミ袋 |
40リットル以上のものを100枚程度用意しておくと安心 |
6 |
殺虫剤 |
害虫駆除に使用 置くだけタイプのものがおすすめ |
7 |
汚れてもいい服 |
エプロンでも代用可 |
8 |
荷造り用の紐 |
ダンボールや紙類をまとめるのに使用 |
9 |
掃除機 |
仕上げの掃除に使用 |
10 |
雑巾 |
仕上げの掃除に使用 |
「目につくゴミの処分だけで精一杯…」という場合は、無理せずマスクとゴミ袋だけ用意しましょう。
家族や友人など、片付けを手伝ってくれそうな人がいるのであれば、このタイミングで可能な限り声をかけておくと安心です。
3-2.スケジュールを決める
続いて、全体のスケジュールをざっくりと決めます。
以下の見本を参考に、スケジュール表を作成してみましょう。
カレンダーに直接書き込んだり、スマホのスケジュール表に入力してもOKです。
この時、ゴミ回収のスケジュールも一緒に記入しておくと、忘れずにゴミ出しを行えます。
ポイントは、多少時間がかかっても、かなり甘めにスケジュールを見積もること。
細かくタイトなスケジュールを組んでしまうと、予定通りに作業が進まなかった時、やる気をなくして挫折してしまう可能性が高いです。
「どんなに疲れていても、このくらいならできる」を目安に、無理のないスケジュールを作成しましょう。
さらに、このタイミングで「本当に自力で片付けができるのか」ということも、今一度確認しておくのがおすすめです。
甘めに見積もった予定表を作ってみて、片付け完了までに何ヶ月もかかるような場合は、無理せず業者にお任せしましょう。
3-3.害虫駆除
大まかなスケジュールが立てられたら、いよいよ作業開始です。
片付けに入る前に、害虫が発生した時の準備をしておきましょう。
長期間ゴミを放置した部屋では、片付けの最中にゴキブリやハエといった害虫が出てくる可能性が非常に高いです。
片付けの最中にいきなり生きた虫が出てきて慌てないためにも、殺虫剤等の準備をあらかじめしておいて、発生した場合は速やかに退治しましょう。
3-4.目立つゴミを回収
続いて、目の付く場所にあるゴミを捨てていきます。
以下のような、「普段捨てなければいけないのに溜まってしまっているゴミ」をどんどん捨てていきましょう。
・流しの周りの周りの生ゴミ
・部屋に散らばった食品の空き容器
・確認済みの郵便物
目立つゴミをごみ袋に入れるだけで、部屋がすっきりとした印象になり、気持ちも明るくなります。
ゴミ回収を行う際のポイントは、「やらなければならないこと」ではなく、「自分の今後の生活をより良いものにするためのイベント」としてできるだけ楽しむこと。
好きな音楽をかけながら行ったり、終わった後のご褒美を用意しておくと、やる気もアップします。
3-5.仕分け作業
ここでいよいよ、片付けの山場とも言える、仕分け作業を行います。
ゴミ袋を3枚用意し、それぞれ「捨てる」「とっておく」「保留」の3つに分け、部屋にあるものをどんどん入れていきます。
このとき注意したいのが、「保留」の袋にばかり物を入れてしまわないこと。
ゴミ屋敷を脱出するためには、部屋にある物の数そのものを減らす必要があります。
どの袋に入れるか即決できないものはなるべく「捨てる」へ、どうしても決められないもののみ「保留」に入れましょう。
どうしても物が減らせない場合は、以下のようなテクニックを使ってみてはいかがでしょうか。
「捨てられない!」を解消する片付けテクニック |
・「1年以上使っていないものは捨てる」等、事前に具体的な期限を設ける →「いつか使うかも」で取っておいているものは「これまで使わなかったから今後も使わない」と思う
・もらいものや思い出の品は、スマホで写真に撮ってから捨てる →後から見返せるようにしておくことで、「もったいない」という気持ちや罪悪感を軽減できる
|
物を捨てるという行為は、少なからず心が痛むものです。
しかし、この機会に捨てられなければ、多少片付いたところでまたすぐにゴミ屋敷に戻ってしまう可能性が高いでしょう。
「なぜここまで部屋が散らかってしまったのか」を考えながら、強い意思を持って片付けることが重要です。
3-6.掃除
仕分けが終わったら、最後は掃除機がけや雑巾がけといった、部屋の掃除を行います。
物がたくさんある部屋を片付けると、大量のホコリや汚れ、場所によってはカビが発生している可能性。
以下の手順に沿って、部屋全体を清潔にしましょう。
1、掃除機やほうきで全体のホコリをざっと取る
2、床や壁などのベタつく場所を雑巾で水拭きする
3、しつこい汚れやカビには素材に応じた洗剤を使用する
4、乾拭きをして完了
ここまで終わったら、後は集めたゴミを住んでいる地域のスケジュールに合わせて出すだけです。
ゴミを出しそびれて部屋に置いたままでいると、いつまでも気持ちがスッキリしないので、忘れず回収してもらいましょう。
予定表を冷蔵庫等の目立つ場所に貼りつけたり、ゴミ袋に日付を書いておくのもおすすめです。
4.業者にゴミ屋敷の片付けを頼む4つのステップ
ここでは、業者に依頼してゴミ屋敷を片付けると決めた人に向けて、基本的な手順を4つのステップで解説します。
作業自体は業者にお任せするものの、あなた自身がやるべきこともあるので、ひとつずつしっかり確認していきましょう。
4-1.業者を選ぶ
まずは、どの業者にゴミ屋敷の片付けを依頼するかを決めます。
選ぶ業者次第で料金や片付け後の仕上がりは大きく変わってくるため、非常に重要なステップです。
複数の業者に「訪問見積もり」を依頼して実際に部屋を見てもらい、おおよその料金を把握します。
ちなみに、全国のゴミ屋敷片付け業者の料金相場は以下の表の通りです。
間取り |
全国の費用相場 |
1K |
3万4,967円~ |
1DK |
5万6,734円~ |
1LDK |
7万7,908円~ |
2DK |
10万4,495円~ |
2LDK |
12万9,715円~ |
3DK |
15万6,167円~ |
3LDK |
17万9,730円~ |
4LDK |
22万3,251円~ |
※全国の573社のゴミ屋敷片付け業者の料金を元に算出
相場よりも大幅に安い、もしくは高い業者は避けて、なおかつ訪問時の対応が丁寧だった業者を選ぶのがおすすめです。
料金の実例などを詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
4-2.スケジュール調整
依頼する業者と契約したら、続いては日程や当日の作業内容・全体の流れといった具体的なことを業者と相談して決めます。
依頼主が多い人気業者の場合、あまり直近の日にちだと予約が埋まってしまっている可能性があるため、なるべく余裕をもって日取りを決めましょう。
買い取ってもらいたいものがある場合や、部屋の消臭などのオプションを希望する場合は、このタイミングであらかじめ相談しておくと安心です。
4-3.片付け作業の立ち会い
当日は、家にやってきた業者を迎え入れ、作業に立ち会います。
立ち会いは、作業開始直前と終了のみが一般的で、作業中ずっとその場にいる必要はありません。
また、近年では「作業員となるべく顔を合わせずに片付けをしてほしい」という需要も高まっているため、鍵を事前に預けて立ち会い不要で作業してもらえるという業者も増えています。
立ち会いをする場合としない場合では、それぞれ違ったメリット・デメリットがあるため、比較したうえで自分にとってメリットの多い方を選びましょう。
メリット |
デメリット |
|
立ち会いあり |
・作業前に顔合わせすることで安心 感がある ・作業後不安な点があった場合、そ の場で業者に確認できる |
・当日は予定を空けておかなければならない ・作業中は外に出て時間を潰す必要がある |
立ち会いなし |
・作業員と顔を合わせなくてもいい ・予定がある日でも依頼できる |
・悪質な業者の場合、盗難や勝手に捨てられ る等のトラブルのリスクがある ・鍵を事前に預ける必要がある |
迷った場合は、以下の基準で判断するのがおすすめです。
・安全性を重視したいなら「立ち会いあり」
・業者との接触をどうしても避けたいなら「立ち会いなし」
4-4.最終確認
作業が終わった後は、要望通りにしっかり片付いているかの確認をします。
具体的には、以下のような項目をチェックしましょう。
・汚れや片付け残しはないか
・捨てないでほしいと依頼したものが処分されていないか
・床や壁に作業前にはついてなかった傷等がないか
「ここはもう少し片付けてほしい」など、少しでも気になる箇所がある場合は、遠慮なくその場で担当者に確認します。
後になって「やっぱり仕上がりに不満がある!」と問い合わせても、聞き入れてもらえない可能性が高いため、必ず業者が引き上げる前に聞いておくのがポイントです。
問題がなければ、業者に料金を精算して終了となります。
5.良い片付け業者を選ぶコツ
ゴミ屋敷の片付けを依頼するうえで最も重要な「業者選び」。
以下のコツを押さえておくことで、失敗なく良い業者を選べます。
・必ず複数の業者から見積もりを取る
・料金だけではなく対応の良さも判断基準に入れる
ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。
5-1.必ず複数の業者から見積もりを取る
できるだけ費用を抑えたい、コストパフォーマンスの高い業者を選びたいといった場合は、「相見積もり」を必ず行いましょう。
同じ間取り、同じゴミの量でも、業者によって料金は大きく変動します。
1社のみに見積もりを依頼しても、その料金が高いか安いかの基準がないため、判断のしようがありません。
複数の業者から見積もりをとり、料金や対応の良さを比較することで、優れた業者を選ぶことができます。
最低でも2社以上に見積もりを依頼し、料金をできる限り安く抑えられそうな1社に絞り込みましょう。
最大3社のゴミ屋敷片付け業者の相見積もりができるサービスはこちら
5-2.料金だけではなく対応の良さも判断基準に入れる
片付けにかかる費用をできるだけ抑えたいとはいっても、明らかに安すぎる料金を提示してくる業者には、注意が必要です。
訪問見積もり時やその後の業者の対応を見て、本当に片付けを任せてもいいか見極めましょう。
具体的には、以下のような対応をしてくれる業者がおすすめです。
・見積額やサービスの内容について問い合わせたとき、真摯に回答してくれる
・訪問見積もり時に、大きな話し声や足音などを建てず周囲への配慮をしてくれる
・電話やメールへといった連絡へのリアクションが早い
料金の安さだけを売りにしているような業者の場合、安い人件費でスキルの低い作業員を派遣していたり、見積もり時には言われていなかった追加料金を精算のタイミングで請求されるといったトラブルにつながる危険があります。
対応の良さと料金のバランスを見ながら、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
5-3.安心できる片付け業者を選ぶなら「みんなの遺品整理」
良い業者を選ぶコツについて理解しても、
「そもそも相見積もりを取る片付け業者の候補を絞れない…」
「悪質な片付け業者を見抜く自信がない…」
といった不安を抱える人は多いのではないでしょうか。
そんなとき心強い味方になってくれるのが、遺品整理や片付け業者を紹介するサイト、「みんなの遺品整理」。
サイトに登録された数多くのゴミ屋敷片付け業者のなかから、あなたにぴったりな一社を見つけるお手伝いをします。
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地域名などであてもなくWeb検索をするよりも、効率よく・安全に片付け業者を探すことができる便利なサービス。
どんな業者を選んだらいいか迷った場合は、ぜひ「みんなの遺品整理」をご利用ください。
6.先延ばしはNG!ゴミ屋敷を放置するとどうなるか
ここでは、ゴミ屋敷を放置することで考えられる3つのリスクについて解説します。
1、衛生面での危険がある
2、ストレスで心身に悪影響を及ぼす
3、行政から指導が入る可能性も
今片付けずに、先延ばしにすることでどうなってしまうのか、順番に詳しく見ていきましょう。
6-1.衛生面での危険がある
部屋が汚れることで害虫や害獣が棲みつきやすくなり、衛生面での危険が高まるのは、ゴミ屋敷の大きなデメリット。
生ゴミ等を放置することで、餌を求めたハエ・ゴキブリ・ネズミといった生き物が部屋に侵入し、散らかって隠れ家の多いゴミ屋敷は格好の棲み家となります。
害虫は菌やウイルスを運んでくる恐れがあり、ネズミのような害獣は噛まれることで動物由来の感染症にかかる危険があります。
部屋が汚れることで自分の健康が脅かされるのは、避けたいところですよね。
6-2.ストレスで心身に悪影響を及ぼす
散らかった部屋に住み続けることで、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうというのも、ゴミ屋敷の大きなリスクです。
乱雑な空間に居続けると、集中力や認知能力が低下すると言われています。
どこに何を置いたかわからなくなって探しものに時間がかかったり、何か作業に取りかかろうと思ってもうまく集中できないというストレスは、心身に悪影響を及ぼします。
気分の落ち込みや、睡眠の質が落ちることによる免疫力低下といった不調を来さないためにも、ゴミ屋敷は片付ける必要があるのです。
6-3.行政から指導が入る可能性も
ゴミ屋敷があまりにもひどい状態だったり、長い間放置していると、行政からの指導が入る可能性もあります。
ゴミ屋敷は住んでいる本人の心身に悪影響を及ぼすだけではなく、悪臭や害虫の発生、通行の妨げといった、近隣住民の生活を脅かしてしまうケースも少なくありません。
近隣住民が役所に苦情や相談を入れた場合、役所は「ごみ屋敷条例」に沿って調査・指導を行います。
地域によってルールは違いますが、最終的には「行政代執行」と呼ばれる強制的な清掃が入ることも。
【実際にあったゴミ屋敷の行政代執行】 2021年5月、愛知県蒲郡市の住宅にて起こったケース ・住宅の周辺にゴミが散乱し、窓や入り口から飛び出ている物もある状態 ・市が何度も撤去を要請したが、応じなかったため強制撤去に踏み切る ・撤去費用にかかる費用400万円は、全額家主である男性に請求 |
上の事例のように、いきなり片付けられてしまうことはないものの、行政が手配した業者が片付けを強制的に行い、高額な片付け費用を請求されてしまう場合もあります。
このような事態を引き起こす前に、なるべく早い段階でゴミ屋敷を解消することが大切です。
7.ゴミ屋敷の再発を防止する4つのコツ
ゴミ屋敷状態の部屋を片付け、なんとか綺麗にすることができても、すぐにまた散らかってしまっては元も子もありません。
最後は、やる気や意思の力に頼らずに、自然にゴミ屋敷の再発を防止する4つのコツを紹介します。
7-1.「ひとつ買ったらひとつ捨てる」をルールにする
何か新しい物を買ってきた際、その場で代わりに何かをひとつ捨てて、片付いた状態の部屋から「全体の物量」を増えないようにするという方法です。
ゴミ屋敷になってしまう大きな原因のひとつとして、「そもそも家にある物の量が多すぎる」というものがあります。
たとえ収納方法をどんなに工夫しても、物が増えると片付けるのにも限界があります。
「買ってきた物を開封する前に、何か一つゴミ箱に入れる」といった具体的なルールを決め、無理なく習慣化しましょう。
7-2.一週間のゴミ捨てスケジュールを把握する
一週間で出たゴミは、忘れずゴミ回収のスケジュール通りにきちんと出すことで、部屋が汚れるスピードを抑えることができます。
何曜日に何のゴミが回収されるか把握していないと、出しそびれて「次の週、また次の週…」とどんどん部屋の中にゴミが溜まってしまい、結果的にゴミ屋敷化を招くことに。
こういった事態を防ぐために、以下の具体例を参考に、自分が最も忘れにくい方法を実践してみましょう。
ゴミ捨てスケジュールを忘れないための具体例 |
・「月:燃えるゴミ」「火:燃えないごみ」と紙に書いて冷蔵庫等の目につく場所に貼る ・スマホにスケジュールアプリをダウンロードし、毎週ゴミの日をリマインドしてもらう ・月のはじめに、カレンダーや手帳にゴミの日を記入しておく |
7-3.定期的に人を家に呼ぶ
こちらは、部屋が汚れてきたなと思ったら来客の予定を入れてしまうという、やや強引な方法です。
「足の踏み場がない家に人を招くのはさすがに…」と考えてしまう人間の心理を利用して、掃除せざるを得ない状況を定期的に作ります。
お客さんを呼ぶのがハードルに感じられるようであれば、気のおけない友人や家族に事情を話して「部屋のチェック」に来てもらうのもいいでしょう。
追い詰められないとなかなかやる気が出せない、という人にこそおすすめです。
7-4.定期的に片付け業者に依頼する
最終手段として検討してみてほしいのが、「部屋はプロに片付けてもらうもの」と割り切って、業者に定期的な片付けを依頼してしまう方法です。
日常的な家事のひとつである、掃除や片付けと言った作業をプロに依頼するのは、少し贅沢だと感じてしまうかもしれません。
しかし、自力での片付けがどうしても難しいという人もいます。
部屋が片付かないことで、精神的に追い詰められたり落ち込んでしまうようであれば、必要な投資だと思って業者に委託してみてはいかがでしょうか。
8.まとめ
最後に、本記事の重要ポイントのおさらいをしておきましょう。
■ゴミ屋敷の片付けを自力でやるか業者に頼むかの基準 部屋の広さやゴミの量などを見て、総合的に判断する ※重度のゴミ屋敷の場合は迷わず業者に依頼 → 判断に迷った場合は、部屋を見渡して自力で片付ける気力が残っていれば自力で片付け、不安や倦怠感を感じるようであれば業者に依頼する
■ゴミ屋敷を自分で片付ける6つのステップ STEP1.必要なものを用意する STEP2.スケジュールを決める STEP3.害虫駆除 STEP4.目立つゴミを回収 STEP5.仕分け作業 STEP6.掃除 ポイント:途中で挫折してしまわないよう、予定は甘めに見積もって無理せず行う
■業者にゴミ屋敷の片付けを頼む4つのステップ STEP1.業者を選ぶ STEP2.スケジュール調整 STEP3.片付け作業の立ち会い STEP4.最終確認 ポイント:最初の業者選びが最も重要。料金が相場よりも大幅に高い・安い業者は避ける
■良い片付け業者を選ぶコツ ・必ず複数の業者から見積もりを取る ・料金だけではなく対応の良さも判断基準に入れる 確実に優良な業者を選ぶなら、片付け業者紹介サービスの「みんなの遺品整理」を活用
■先延ばしはNG!ゴミ屋敷を放置するとどうなるか ・衛生面での危険がある ・ストレスで心身に悪影響を及ぼす ・行政から指導が入る可能性も → 近隣の人や行政を巻き込まないためだけではなく、あなた自身の心身の健康のためにも片付ける
■ゴミ屋敷の再発を防止する4つのコツ 1、「ひとつ買ったらひとつ捨てる」をルールにする 2、一週間のゴミ捨てスケジュールを把握する 3、定期的に人を家に呼ぶ 4、定期的に片付け業者に依頼する → やる気や意志の力に頼らず、「自然と片付いた状態がキープされる習慣づくり」を目指す |
本記事の内容が、あなたのゴミ屋敷解消と、心身の健康に役立つことを祈っています。
【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。
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