ゴミ屋敷の片付けについて頭を抱えている方は意外と多いです。適切なステップを踏むことで自力での片付けも可能ですが、プロの業者を利用した方が良いケースもあります。

自力で片付ける手順や業者利用時の流れなど網羅的に解説します。

ゴミ屋敷の2つの片付け方。業者と自力はどちらがおすすめ?

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ゴミ屋敷の2つの片付け方とは?

・業者を利用する

・自力で片付ける

自力で片付けられない場合は、業者利用がおすすめです。

ゴミ屋敷の片付けはゴミを集めて捨てるだけでなく、仕分けや粗大ごみの搬出、害虫・害獣の駆除などが必要になります。

素人が自力で片付けるには難易度が高く、挫折する確率も高いでしょう。業者に依頼することで時間も労力も節約できます。

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業者利用でゴミ屋敷を片付ける

・メリット

・デメリット

・費用

業者を利用してゴミ屋敷を片付けるメリット・デメリットを把握すれば、依頼するかどうかの判断材料になります。費用相場も紹介するので参考にしてください。

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メリット

・短期間で片付けられる

・確実に綺麗になる

・自力では難しい大量のゴミも処分してくれる

業者に依頼すれば、時間や労力をかけずにゴミ屋敷を片付けられます。費用面だけを考えて自力で片付けても、途中で挫折しては本末転倒です。

ゴミ屋敷化してしまう方は片付けに対する気力が少なかったり、どうしたら良いかわからなかったりする場合も多いです。自信がない場合は、業者に依頼するのが無難でしょう。

〈参考記事〉ゴミ屋敷片付け業者を利用するメリット

デメリット

・費用がかかる

・業者とのやり取りがある

業者に依頼すれば、少なくとも数万円単位の費用はかかります。

業者とのやりとりも発生するため人と会うのが苦手だったり、汚い家を他人に見せるのが恥ずかしかったりすると苦痛になる可能性も。

その場合は、リモートなど非対面で依頼可能な業者を選ぶと良いでしょう。

費用

間取り 費用相場
1K 35,000円〜
1DK 56,000円〜
1LDK 76,000円〜
2LDK 127,000円〜
3LDK 175,000円〜
4LDK 220,000円〜

※みんなの遺品整理に掲載されている600社以上の業者を実際に利用した金額データから算出(2023年8月時点)

費用面は処分するゴミの量や部屋の状況によっても変動します。見積もりを取る際は相見積もりをするのがおすすめです。

ただし、提示額があまりに安い場合は片付けのあとに悪徳業者の恐れも。実績や優良事業所認定の有無なども確認しましょう。

〈参考記事〉ゴミ屋敷片付け業者の費用相場

自力でゴミ屋敷を片付ける

・メリット

・デメリット

・費用

自力で片付けるメリットやデメリットを知ることで、最後まで挫折せずに片付けられるかどうか判断しやすくなります。

費用面だけでなく、時間や労力も加味して検討しましょう。

メリット

・お金がかからない

・業者とやり取りする負担がない

・自分のペースで進められる

自力で片付けた際の費用は、主に掃除用具や粗大ゴミの回収費用のみなので、業者に依頼するより安く済ませられます。

人と接することが苦手な方にとっては、業者とのやり取りがないのもメリットでしょう。

自分のペースで進められるのは大きな利点ですが、時間がかかって挫折するケースも少なくありません。

デメリット

・時間や手間がかかる

・挫折する可能性がある

費用面を抑えることに重きを置きすぎた結果、挫折して片付けが進まない状況に陥っては元も子もありません。

ゴミ屋敷の片付けは、普通の掃除とは比べものにならないほど難易度が高いです。片付けに自信がない方は、思い切って業者に頼むのが良いでしょう。

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費用

自分で片付ける場合、粗大ゴミの回収費用や掃除用具の購入代金以外には費用がかかりません。

ただし粗大ゴミの回収には、指定の場所まで運ぶ手間がかかります。一人で粗大ゴミを運ぶことで怪我をする危険性も捨てきれません。

費用対効果を考えると、業者への依頼を検討するのもおすすめです。

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ゴミ屋敷を自分で片付ける6つのステップ

1.必要なものを用意する

2.スケジュールを決める

3.害虫駆除

4.目立つゴミを回収

5.仕分け作業

6.掃除

ゴミ屋敷を自力で効率良く片付けるための6つのステップを解説します。挫折防止のちょっとしたテクニックも紹介するので、順を追ってひとつずつ確認しましょう。

1.必要なものを用意する

「目につくゴミの処分だけで精一杯…」という場合は、無理せずマスクとゴミ袋だけ用意しましょう。

ゴミが多い場合は汚れても良い服、ダンボールや紙類をまとめる紐も準備しておきます。

不用品を処分しても床や壁が汚れているケースもあるため、掃除機や雑巾といった掃除用品も用意しておくのがおすすめです。

【自分での片付けに必要なものリスト】

マスク

軍手

ゴミ袋

殺虫剤

汚れてもいい服

荷造り用の紐

掃除機

雑巾

2.スケジュールを決める

全体のスケジュールをざっくりと決めます。ゴミ回収のスケジュールも一緒に記録すると、忘れずにゴミ出しを行えます。

多少時間がかかっても、ゆるめにスケジュールを設定するのがポイントです。タイトすぎると、予定通りに作業が進まなかった時に挫折してしまう可能性が高いです。

疲れていてもこなせる程度の無理ないスケジュールを作成しましょう。

【片付けスケジュール表(一例)】
日程 やること
1/8(土) 掃除用具の買い出し
1/9(日) 害虫駆除
1/15(土) 目立つゴミを集める(生ゴミ・プラゴミなど)
1/16(日) 捨てるものと取っておくものの仕分け(1回目)
1/17(月) ゴミ出し(燃えるゴミ)
1/19(水) ゴミ出し(プラゴミ)

1/22(土)

1/23(日)

捨てるものと取っておくものの仕分け(2回目)

※土日のどちらかでできればOK

1/29(土)

1/30(日)

捨てるものと取っておくものの仕分け(3回目)

※土日のどちらかでできればOK

2/5(土)

2/6(日)

掃除機・雑巾がけ

3.害虫駆除

片付けに入る前に、害虫の駆除を行いましょう。長期間ゴミを放置した部屋では、片付けの最中にゴキブリやハエなどの害虫が出てくる恐れがあります。

一見いないように見えても片付けの最中に突然出てくることもあるため、殺虫剤を用意しておくと安心です。

4.目立つゴミを回収 

続いて、目の付く場所にあるゴミを捨てていきます。目立つゴミを捨てるだけで部屋がすっきりとした印象になり、気持ちも明るくなります。

「やらなければならないこと」ではなく「自分の今後の生活をより良いものにするためのイベント」としてできるだけ楽しむのがポイントです。

好きな音楽をかけながら行ったり、終わった後のご褒美を用意したりするとやる気もアップします。

【捨てるべきゴミの例】

・流しの周りの周りの生ゴミ

・部屋に散らばった食品の空き容器

・確認済みの郵便物

5.仕分け作業 

いよいよ片付けの山場とも言える、仕分け作業です。ゴミ袋を3枚用意し「捨てる」「とっておく」「保留」の3つに分け、部屋にあるものをどんどん入れます。

「保留」の袋にばかりに物を入れないように注意しましょう。 

ゴミ屋敷状態から脱出するには、部屋にある物の物量を減らす必要があります。

即決できないものはなるべく「捨てる」へ入れ、どうしても決められない物のみ「保留」にしましょう。

6.掃除

 仕分けが終わったら、最後は掃除機がけや雑巾がけといった部屋の掃除を行います。

物がたくさんある部屋を片付けると大量のホコリや汚れ、場所によってはカビが発生している可能性もあります。下記の手順を参考に掃除しましょう。

【掃除の手順】

1.掃除機やほうきで全体のホコリをざっと取る

2.床や壁などのベタつく場所を雑巾で水拭きする

3.しつこい汚れやカビには素材に応じた洗剤を使用する

4.乾拭きをして完了

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するかどうかのチェックリスト

簡単診断(YESかNOで回答)

・住んでいる家の広さが3DK以上

・シンクやお風呂などの水回りが使えないほど汚れている

・足の踏み場がなく、生活に支障が出るレベルで物が多い

・部屋の中でゴキブリ等の害虫をよく見かける

・粗大ゴミなど、簡単に捨てられないものが大量にある

・休日も出かけられないくらい疲れている

・片付けを手伝ってもらえる人周囲にいない

・集中力が切れやすく、片付けの途中で気が散って時間がかかるタイプだ

・できるだけ早くゴミ屋敷から脱却したい

「YES」が5個以上:業者に片付けを依頼するのがおすすめ

「NO」が5個以上:自力で片付けるのがおすすめ

上記はあくまで目安になります。「自力で片付けるのは難しいかも……」と少しでも迷った方は、一度業者に相談するのがおすすめです。

特に下記のような状態の場合は、衛生面や作業難易度から業者利用を強く推奨します。

業者への依頼がおすすめのケース

・足の踏み場がないほどゴミが積み上がっている

・何週間も放置した生ゴミがあり、部屋から異臭がする

・家の外にまでゴミが溢れ出している

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〈参考記事〉ゴミ屋敷のレベルとは?

まとめ

ゴミ屋敷の片付けは、適切な手順を踏めば自力でも行えます。しかし、状態がひどい場合は自力での対応は難しく、危険も伴うため業者利用を検討しましょう。

もし業者に依頼する場合は「みんなの遺品整理」を活用してください。

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【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

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