久しぶりに実家に帰ってみたら散らかり放題になっていた、という経験はないでしょうか。

そのまま放っておくと、生活に支障をきたすことも。この記事では実家を片付ける際のポイント、そして片付けを依頼できる業者について解説していきます。

実家が汚い!どう片付けたらいい?

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【動画で解説!】実家が汚い!どう片付けたらいい? まとめ

実家が汚いことで発生するリスク

実家が汚くても、片付けようとすると親に反対されしまいなかなか片付けができないという方もいらっしゃると思います。

一方で、実家を片付けずに放置してしまうと、次のようなリスクが生まれます。

① 親の生活の質が落ちる

高齢になって体力や身体能力が落ちると、生活に様々な支障をきたすようになります。以前は毎日行っていた掃除もできなくなり、家の中の移動でさえ辛くなることもあるのです。

実家が汚いと 不衛生な環境での生活が常態化し、気分が憂鬱になり生きる気力が失われていきます。

生活の質も低下し、重大な病気や認知症などのリスクも高まるでしょう。

親のセルフネグレクト(自己放任)にもつながりかねないので、放置してはいけないのです。

②家の中で安全に過ごせなくなる

家にものが多く汚い状態だと、日常生活の中で親が怪我をするリスクも高まります

地震など災害の際に高いところにおいているものが落ちてきたり、日常生活の中でも床に置いているものに躓いて転んでしまう可能性が出てきてしまうのです。

③貴重品などの管理ができなくなる

実家にものが多いと、預金通帳や印鑑、契約書など、必要になるものも、ゴミに紛れてどこにあるかわからなくなってしまいます。

ものを探すのに時間も労力もかかることになってしまう上、相続の際にも貴重品の捜索からまず必要になります。

④遺品整理が大変になる

親が亡くなったあとは、実家の遺品整理をする必要があります。労力のかかる作業ですが、実家が汚かった場合はもっと大変です。

どこに何がしまってあるのかがわかりにくい上、非常に不衛生な環境で作業しなければならないからです。

手をつけるのが億劫になり、結局実家を放置してしまうケースは珍しくありません。

遺品の中には、預金通帳や有価証券、遺書などの貴重品が眠っている可能性もあります。親の死後、あまり長い間実家を放っておくことはできません。

遺品整理を簡単にするためにも、親の存命中に実家を整理しておくことが大切なのです。

親とコミュニケーションを取って片付けるコツ

まず、実家の汚い状態を改善するには親の同意が必要になるため、親としっかりコミュニケーションを取ることが必要になります。

ここでは、実家を片付けるときに親とコミュニケーションをとるときのコツをご紹介します。

①片付けるメリットを理解してもらう

実家を片付けることには、以下のようなメリットがあります。

・生活する上で怪我をするリスクが減る

・暮らす環境が快適になる

このようなメリットを理解してもらうことで、納得して実家を片付けることができます。あくまで、「親が安全に過ごすことのできる環境」を作るために片付けることを伝えましょう。

②ネガティブな言葉を使わない

「汚い」「いらないものは捨てて」などネガティブな言葉や相手を責める言葉を使わないようにしましょう。①のようなメリットを踏まえ、前向きに片付けができる言葉を使いましょう。

③家族で一緒に片付ける

自分で片付けを行いたくても、体を動かしずらいなど自分から片付けを行うことが難しい場合があります。また、面倒なことを一人で行うのはなかなか進みません。

家族で一緒に片付けることで、親一人で行ってもらうよりもスムーズに進められます。

実家が汚いときに片付ける方法

では、実際に実家の片付けを自分で行うときには何をすればよいのでしょうか。まずは、具体的な片付けの流れをご説明していきます。

①生活に必要なものをチェック

まずは、生活する上で必須な生活必需品と、貴重品の場所を確保しておきます。

財産や貴重品は、何か合ったときにすぐに取り出せるように親と場所を確認しましょう。

また、生活必需品とは、財布、スマホ、家の鍵、など常日頃から使うものを指します。片付けをしている間になくしてしまわないように、どこにしまうか予め決めておいてから片付けを始めましょう。

②残すものと処分するものを分類

物を片付ける際に始めに必要なのは「いるもの」「いらないもの」を分別することです。親に分別を行ってもらう場合、想い出の品が多く中々分別ができないこともあります。

そのような場合は、「いるもの」「いらないもの」の他に「保留」として分けておき、半年後などしばらく経ってから「保留」のものを処分するかどうか判断してみましょう。

③不用品の処分

不要なものを分類し、仕分けをしたあとは不要なものを処分していきます。ゴミの種類ごとに適切な処分方法に従って処分しましょう。

家財別の詳しい処分方法はこちらから

実家の片付けをするときのコツ-1.始める前に

ここからは、片付けをスムーズに進めるためのコツをご説明していきます。まず、片付けを始める前に意識する3つのコツを見ていきましょう。

①片付けは目標を決めて1部屋ずつ

一度に家全体を片付けるのではなく、「今日はここ」と決めたら、その部屋にあるものをすべて出してみます。種類別に床に並べることで、持ち物の全体像を把握することができるからです。

②親の安全や生活習慣を優先する

実家で一番生活をする親が、安全で快適に過ごしやすい場所を作ることを意識して片付けを行いましょう。

例えば、よく使うものの場所を勝手に移動してしまうと、どこに何があるのかわからなくなり、生活がしにくくなってしまいます。

③整理整頓のあとに清掃をする

片付けをしながら清掃をするのではなく、なるべくものを片付けてから一気に掃除をするようにしましょう。

ものをどけるたびに汚れが出てくるため、いちいち掃除して綺麗にしてから片付けると時間がかかってしまいます。

実家の片付けをするときのコツ-2.不用品の分類

不用品の分類をするときにどこから手を付ければよいのかわからないという方がいらっしゃると思います。以下では、スムーズに片付けるための不用品の分類の手順をご紹介します。

①危険な場所にあるものを片づける

まず、転んで怪我につながるようなものを動線におかないように片付け、次にタンスや本棚の上にあるような落ちたら危険なものを片づけます。

②明らかにゴミになるものを片づける

紙袋や古い新聞、空き箱などの明らかにゴミになる、捨てやすいものを捨てていきます。

③大きな家具を片づける

テーブル、いすなど、普段使わない大きめの家具をまず捨てます。

また、棚などの収納家具の中にある書類などは、一度段ボールなどに入れたうえで、必要がなければ大きな棚を処分してしまいましょう。

収納家具を処分することで、不要な書類などをため込まなくなります。

④小さな物を片づける

次は小さいもの捨てていきます。衣類や飾ってある人形などを、残すか残さないかの判断基準を決めて処分していきましょう。

⑤分類に悩むものを片づける

最後に、書類や手紙、写真など判断に迷うものをいるものといらないものに分けて片づけていきます。

実家の片付けをするときのコツ-3.不用品の処分

最後に、不用品を処分するときのコツをご紹介します。不用品を処分する場合は、以下のような方法があります。

・リサイクル業者や不用品回収業者にお願いする

・自治体のサービスを利用する

リサイクル業者や不用品回収業者は、不用品の処分だけでなく買取を行ってくれる場合もあります。また、自治体によっては、大きな粗大ごみや大量のゴミ回収を有料で行う場合もあります。

処分の方法については、以下のリンクでまとめています。ご参照ください。

ゴミを大量に処分する方法

不用品の買取のコツはこちら

生前整理業者に依頼する場合、片付けから不用品の買取まで行ってくれる場合もあります。

みんなの遺品整理の以下の遺品整理業者は、作業事例の中で買取をした遺品とその買取価格を掲載しています。買取事例を参考にしてみてください。

業者名 対象地域 事例中の買取価格
遺品整理・特殊清掃ネクストライフ 東北 ~24,000円
プライムハート 関東 ~62,000円
遺品整理社コントラスト 関東 5,000円~12,000円
ONE LIFE(ワンライフ) 関西 5,800円~105,000円
メモリアルサポート 関西 40,000円~80,000円

※買取価格は、みんなの遺品整理に掲載の事例に記載されたものの中から表示しています。

実家の片付けを依頼できる業者とは

実家の片付けを依頼することのできる業者には、いくつか種類があり、例えば以下のような業者があります。

  家事代行業者 家財整理業者
ハウスクリーニング
ものの仕分け・整理
収納のアドバイス
不用品回収・処分 ×
不用品の買取 ×

※業者によってサービス内容は異なる場合もあります。参考までにご覧ください。

生前整理(家財整理)の業者

生前整理(家財整理)の事業者に依頼するとものの仕分けや整理から、不用品の回収、処分まですべて行ってくれます。

ものの整理から一括で任せたいという場合や、広い家まるごと綺麗にしたい場合は家財整理ができる業者にお願いしましょう。

家事代行業者

片付けの代行も、家事代行業者のサービスの一つです。整理収納の有資格者がひとりひとりに合わせてアドバイスや作業を行ってくれます。

家事代行業者は業者によってサービス内容が大きく異なります。

遺品整理業者に依頼するメリット

業者に実家の片付けを依頼するメリットは、以下のようなメリットがあります。

① 一度の依頼で部屋の片付け、清掃、ゴミの処分までできる

② 自分や親の負担を大幅に軽減できる

③ 短時間で片付けることができる

実際に生前整理業者に片付けを依頼するのは、以下のようなケースの方が多いです。

実家の片付けを業者に依頼するケース

・整理する遺品が多く、まず何をすればよいのか分からない

・故人の家が遠方にあり、遺品整理を行うために通うことが難しい

・忙しくて遺品を整理する時間が取れない

・遺品が多く整理に時間がかかる一方、賃貸住宅のため早く終わらせたい

・自分で遺品整理を始めたが、体力的にも精神的にも疲れた

実家が地方にある場合には建物自体が大きな一軒家である上に、蔵や納屋の整理もしなければならないことケースも多いです。

貴重な時間を節約する意味でも、業者の力を積極的に借りることをおすすめします。

「業者選びから相談したい」という方はこちらからお問い合わせください

実家片付けを業者に依頼するときの費用相場はいくら?

業者に依頼する場合、費用がかかってしまうのがデメリットです。目安とはなりますが間取り別の料金は次のとおりです。

間取り 料金相場 作業人数 作業時間
1R・1K 30,000円~80,000円 1~2名 1~3時間
1DK 50,000円~120,000円 2~3名 2~4時間
1LDK 70,000円~200,000円 2~4名 2~6時間
2DK 90,000円~250,000円 2~5名 2~6時間
2LDK 120,000円~300,000円 3~6名 3~8時間
3DK 150,000円~400,000円 3~7名 4~10時間
3LDK 170,000円~500,000円 4~8名 5~12時間
4LDK以上 220,000円~600,000円 4~10名 6~15時間

※上記金額は作業費を含む人件費・車両費・回収運搬費・廃棄物処分費をあわせた概算費用となります。

※ゴミ屋敷清掃や特殊清掃が必要な現場の場合、料金が大きく変わります。

安くするコツは「相見積もり」

料金の目安表を見て、予想以上に高かったと思われた方もいらっしゃることでしょう。

料金を安くするポイントは3社を目安に見積もりをとることです。料金やサービスを比較できるので、安く希望に沿ったサービスを提供してくれる業者を見つけることができます。

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終わりに

実家をきれいに片付ければ、親の喜ぶ顔を見ることができるでしょうし、安全にかつ幸せに暮らしてもらうこともできるでしょう。

自分自身にとっても遺品整理の負担を減らせるというメリットがあります。ぜひ実家の片づけについて一度話し合ってみてくださいね。

【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証一部上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

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