遺品整理は自分でもできますが、いったいどの程度の方が自力で行っているのでしょうか。業者利用を検討している層への独自調査の結果も踏まえつつ、自分での遺品整理について手順やコツを解説します。

遺品整理は自分でできる?独自の調査結果や自力で片付ける4つの手順、コツを紹介

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遺品整理は自分でできる?

出典:みんなの遺品整理「片付け業者検討中のユーザーの4割強が「事前の自力作業なしで依頼したい」と回答!依頼内容は簡易的な清掃から大規模な不用品処分まで様々」

遺品整理は自分でもできますが、業者に依頼する方が多いです。

上記のグラフは業者利用を検討している層に自力でどの程度片付けたかをアンケート調査したもので、半数近くが「自力では作業をしていない」と回答しています。

自力で作業した日数が「1日〜3日」の方は3割と、多くの方が大半の作業を業者に依頼していることが読み取れるでしょう。

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(参考記事)遺品整理をまとめて業者へ依頼するのもおすすめの理由とは?

業者検討層が依頼したいと判断した作業

出典:みんなの遺品整理「片付け業者検討中のユーザーの4割強が「事前の自力作業なしで依頼したい」と回答!依頼内容は簡易的な清掃から大規模な不用品処分まで様々」

業者検討層が最も依頼したい作業は「家具・家電等、大きな不用品の処分」であり、運搬なども含めて体力や労力を要する作業を依頼しています。

「細かい不用品の処分」と回答した方も5割弱に上り、手間がかかる作業や不用なものの処分を一任したい傾向にあるようです。

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(参考記事)不用品の処分は業者に任せるのがおすすめな理由とは?

遺品整理を自分で行う場合はどうする?4つの手順

1.スケジュールを決める
2.必要なものと不要なものを分類する
3.不用品を処理する
4.残った遺品を分配する

自分で遺品整理を行う際は上記の手順で行うとスムーズです。作業開始後に迷わないためにも、流れを確認してから着手しましょう。

1.スケジュールを決める

遺品整理の際は開始前に必ずスケジューリングを行います。スケジュールを決める際は、終了予定日といつ何をやるかといった段取りを決めましょう。

闇雲に作業を開始すると、目途がつかずに作業効率が落ちたり、いつまでも遺品整理が終わらなかったりします。

〈参考記事〉遺品整理をはじめるタイミングについて詳しく見る

2.必要なものと不要なものを分類する

スケジュールを立てたら、遺品を必要なものと不用品に分類します。

思い入れのある品に加えて、資産価値のある貴重品など、形見分けで遺族に分配できるものは残します。買取価値の有無も仕分け時の判断基準です。

残すもの
  1. 故人が生前大切にしていたもの
  2. 思い出の品
  3. 通帳
  4. クレジットカード
  5. キャッシュカード
  6. 現金
  7. 印鑑
  8. 有価証券
  9. 身分証明書
  10. 土地の権利書
  11. 健康保険証
  12. 契約書類
  13. 貴金属
  14. 美術品 など
捨てるもの
  1. 大型家電(リサイクル)
  2. 小型家電(リサイクル)
  3. 衣服(リサイクル)
  4. 家具(リサイクル)
  5. 金属類(リサイクル)
  6. 上記以外の不用品(処分)

3.不用品を処理する

ステップ2で捨てると分類したものを廃棄またはリサイクルします。ゴミは各自治体ごとのルールに則って廃棄しましょう。

処分するものがまだ使える場合はネットオークションやフリマアプリに出品したり、寄付したりする方法もあります。遺品整理業者に依頼すれば遺品整理〜不用品の処理まで一任が可能です。

不用品処理の依頼先

・リサイクルショップ
・不用品買取業者
・遺品整理業者

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〈参考記事〉遺品整理でリサイクルできるもの

4.残った遺品を分配する

資産価値のある相続品は分配します。宝石や芸術品、美術品などは買取で現金化した後に振り分けましょう。

故人の想い出がある遺品は形見分けで親族へ配るのが一般的です。高価な遺品は贈与税の対象になることもあるため念頭に置いておきましょう。

形見分けをする遺品

・個人の身に着けていたアクセサリー
・着物などの衣類
・趣味のコレクション
・時計
・書籍

自分で遺品整理をする際の服装

・軍手
・汚れても良い服
・マスク
・スリッパなどの内履き
・厚手の靴下

遺品整理では長年しまっていたものを取り出したり、水回りを片付けたりするため、汚れても良い服で臨みましょう。

安全に進めるためにも軍手やスリッパ、厚手の靴下を身につけます。アレルギーなど衛生面の対策としてマスクも忘れずに着用しましょう。

自分で遺品整理をする際に必要なもの

・ゴミ袋
・ダンボール
・ガムテープ
・ハサミ
・カッターナイフ
・油性マジックペン

効率的に生前整理を進めるためにも最低限上記のものは用意しましょう。作業の時間を確保しても、用意を忘れて思うように整理が進まないと元も子もありません。

ハサミやペンであれば近くのお店で購入できますが、大きいダンボールなどはすぐには手に入らないこともあるため、事前に準備します。

遺品整理を自分で行う際のコツ

・人手を集める
・捨ててはいけないものは事前に保管しておく

遺品整理を自分で行う際はいくつかのコツがあります。押さえておくことで効率的に作業を進められるほか、リスクヘッジにもなるでしょう。

人手を集める

人手を集めると整理時間の短縮や労力削減を図れます。遺品整理は負担が大きいため、一人で効率的に進めるのは難しいでしょう。

複数人であれば遺品の取り扱いを相談できるほか、誤って大切なものを捨てるリスクも減らせます。

捨ててはいけないものは事前に保管しておく

遺言書や通帳、貴重品といった捨ててはいけないものは事前に分けて保管しておきましょう。他のものと混ざると気づかずに捨ててしまう恐れがあります。

分別後に残った荷物を闇雲に捨てるのもNGです。整理中に重要な書類や貴重品が出てくる可能性も捨てきれません。

〈参考記事〉遺品整理で捨ててはいけないもの一覧

遺品整理を自分で行うデメリット

・負担が大きい
・騒音などによるでご近所トラブルのリスク
・捨ててはいけないものを誤って処分してしまう恐れがある

遺品整理にはさまざまな負担を伴います。故人の遺品をすべて整理することは容易ではなく、肉体的な負担のほか、死と向き合うことで精神的に疲弊してしまうことも。

慣れない作業で思いがけず騒音を出してしまったり、誤って大切なものを捨ててしまったりする可能性もあります。

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まとめ

遺品整理を自分で行うのが難しいと感じた場合は、無理をせず業者の利用を検討しましょう。

当初の想定以上に負担が大きかったり、作業を早く終わらせる必要があったりするケースもあります。

業者を利用することで上記の懸念を解消できるほか、さまざまなメリットを得ることが可能です。

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【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

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