遺品整理士は遺品整理士認定協会による資格の名称で、取得後は遺品整理のプロとして活躍できます。テレビドラマの題材にもなり、近年注目を集めている遺品整理士。サービス内容や需要増加の背景、メリットまで解説します。

遺品整理士とは?資格やサービス内容、需要増加の背景やメリット

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遺品整理士とは?

遺品整理士は、一般財団法人遺品整理士認定協会が認定する資格です。

資格取得後は遺品整理の専門家として活躍できます。

2ヶ月間の通信講座を受けた後に所定の審査を通過することで取得可能です。合格率は65%ほどで必ずしも取得できる資格ではありません。厳正な審査を通過した合格者のみが遺品整理の専門家としての信頼を得られるのです。

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遺品整理士のサービス内容

  1. 必要品と不用品の仕分け
  2. 不用品の処理
  3. 家財の搬出
  4. 整理後の簡易清掃

遺品整理士のサービス内容は多岐に渡ります。具体的な内容を把握することで、何をどこまで頼めるのかなどのイメージが掴みやすくなるでしょう。

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必要品と不用品の仕分け

遺品整理士は故人や依頼主の思いを尊重しながら丁寧に遺品を仕分けてくれます。依頼主への確認を徹底するため、大切なものが捨てられる心配もありません。「思い立ったものの、何から手を付けて良いかわからない」という方でも安心して依頼できます。

不用品の処理

仕分け後は、各自治体などのルールに沿って不用品を適切に処理します。単に処分するだけでなく、供養の心を持って丁寧に対応してくれるのが特徴です。遺品整理士が在籍している業者であれば、遺品を不法投棄される心配などもありません。

家財の搬出

家財の搬出作業も任せることができます。家具や家電は重いものが多く、専門知識や経験のない素人だけでは搬出が困難です。遺品の一部にあたる家財の搬出作業も、遺品整理士であれば丁寧に行ってくれます。

整理後の簡易清掃

不用品処理や家財の搬出後は部屋を簡易的に清掃してくれます。ノウハウや専門技術を基に部屋を綺麗な状態に戻してくれます。ただし、孤独死など故人が部屋で亡くなった場合は特殊清掃が必要です。

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〈参考記事〉特殊清掃について詳しく見る

遺品整理に関連する資格

  1. 遺品整理士
  2. 一般廃棄物収集運搬許可証
  3. 産業廃棄物収集運搬許可証
  4. 古物商許可証

遺品整理業者は無資格でも開業できますが、廃棄物の収集・運搬などいくつかの業務を行うにあたっては特定の資格が必要です。

上記の資格を所持していない場合は、不法投棄などを行う違法業者の可能性があるため注意しましょう。

故人の遺品を最期まで大切に扱うためにも、必要な資格を有している業者を選びます。遺品整理業関連の資格についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

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〈参考記事〉遺品整理に必要な資格についてさらに詳しく見る

遺品整理士の需要が増加している背景

遺品整理には関係する法令が多く、各ルールに則って対応する必要があるため、専門知識を持ち合わせたエキスパートが求められます。限られた時間で適切に遺品整理を行うために、遺品の取り扱いや廃棄方法などを網羅した遺品整理士の需要が増加しているのです。

また、少子高齢化による遺族数の減少や、高齢遺族が増えていることも背景に挙げられるでしょう。そもそも故人に遺族がいなかったり、遠方に住んでいたりするケースも珍しくありません。

遺品整理の担い手を捻出できないことから、遺品整理士の需要が増加しているのです。有資格者は増え続けているため、今後はより身近な存在になることが見込まれています。

遺品整理士に依頼するメリット

  1. 遺品を丁寧に取り扱ってくれる
  2. 廃棄物の取り扱いなど専門的な知識を有している
  3. 遺品を盗難されたり、勝手に換金・処分されたりするなどのトラブルを防げる

遺品整理士は、遺品を故人の生きた証として丁寧に取り扱ってくれるほか、多くの場合供養まで対応してくれます。廃棄物の取り扱いなど専門知識も持ち合わせているため、不法投棄される恐れもありません。

依頼主とのコミュニケーションを徹底するため、遺品を勝手に処分されるなどのトラブルも防げます。

また、遺品整理のプロである遺品整理士へ依頼すれば迅速に整理が完了します。身体的・精神的な負担を軽減できることも大きなメリットです。

遺品整理業者選びの重要性

遺品整理業者の中には悪徳業者が一定数存在するため、業者選びが非常に重要です。作業後に高額請求をされるなどの被害を防ぐためにも優良業者へ依頼しましょう

しかし、遺品整理の需要増加と同時に悪徳業者の数が増えているのも事実です。実際にトラブルも多発しており、国民生活センターにも多くの相談が寄せられています。

悪徳業者によるトラブル事例や優良業者の選び方についてはそれぞれ下記の記事で解説中なので、あわせて参考にしてください。

出典:国民生活センター「こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル-料金や作業内容に関するトラブルが発生しています-」

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〈参考記事〉悪徳業者によるトラブル例

〈参考記事〉優良業者の選び方

まとめ

遺品整理士は、一般財団法人遺品整理士認定協会による厳正な審査を通過して得られる資格です。資格取得者は、専門知識を基に心を込めて遺品と向き合います。故人をしっかりと供養する意味でも、遺品整理を業者へ依頼する際は遺品整理士の在籍有無を確認しましょう。

記事内でも解説した通り、近年は悪徳業者が増加しているため業者選定が非常に重要です。

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【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

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