「引越しなどで家を手放すことになった」
「親が亡くなり家を処分することになった」
そのような状況になったら、大きな家具や家電からこまごました雑貨まで、家に残された「残置物」を処分しなければなりません。
しかし、自分で残置物の撤去を行うのはかなりの手間と時間がかかるため、業者に依頼してまとめて片付けてもらおうと考えている方も多いでしょう。
その際、気になるのは残置物の撤去にはどれくらいの費用がかかるかですよね。
費用相場としては、1LDKの広さだと15,000円~240,000円とかなり幅があります。
このように費用に幅があるのは、以下のように依頼する業者の種類や片付ける荷物の量などによって異なるためです。
実際に残置物撤去の業者選びを行う際は、費用が予算内かはもちろんのこと、「残置物の仕分けが済んでいるか」「特別な清掃が必要か」などの状況にあった業者を選ばなければなりません。
そこでこの記事では、業者ごとに残置物の撤去にかかる費用相場や各業者の特徴、撤去費用の決まり方などをご紹介します。
その他にも、撤去費用を安くするためのポイントや優良業者を選ぶためのポイントなども解説していきますので、
「残置物を早く片付けてしまいたい!」
「損することなく残置物撤去を業者に依頼したい!」
と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

- 1. 業者に残置物撤去を依頼した場合にかかる費用相場
- 2. 残置物撤去における費用の決まり方
- 3. 残置物撤去を安くするための2つのポイント
- 4. 残置物撤去の優良業者を選ぶ4つのポイント
- 5. 失敗しない残置物撤去の業者選びなら「みんなの遺品整理」
- 6. まとめ
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1. 業者に残置物撤去を依頼した場合にかかる費用相場
残置物の撤去を業者に依頼する際、どれくらいの費用がかかるのか検討もつかない方も多いのではないでしょうか。
撤去の費用は、基本的に部屋の広さや荷物の量などによって左右されてきますが、業者の種類によってもかなり差が出てきます。
残置物の撤去を行ってくれるのは、主に以下の3つの業者です。
・不用品回収業者
・遺品整理業者
・特殊清掃業者
ここから、それぞれの業者の費用相場について解説していきます。
1-1. 不用品回収業者
不用品回収業者はその名の通り、家庭などで出た家電製品や家具、生活用品などの不用品を回収して処分してくれる業者です。
不用品回収業者を利用する際の費用は、主に以下の2つの回収方法に分かれており、どちらを希望するかによって大まかに決まってきます。
・家具家電等の単品回収
・トラック積み放題プランでの回収
基本的には、単品での回収よりも積み放題などのパッケージプランの方がお得な料金になるように設定されています。
残置物が大量にあり、それらを全て処分したい場合には、積み放題のプランで不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
不用品回収業者がおすすめの場合 ・残置物の中で不用品の仕分けが済んでおり、処分だけをしたい ・不要な残置物が大量にある |
では、ここからは単品と積み放題プランの具体的な費用相場について見ていきましょう。
1-1-1. 家具家電等の単品回収の場合
家具や家電などの残置物の回収を単品で希望する場合は、各業者によって品目ごとに料金が異なります。
単品での回収は、本棚だけを処分したいけれど重くて自分では運べないとき、
エアコンを処分したいけれど取り外しやリサイクル料金の支払方法がわからず困っているときなどに選ぶと良いでしょう。
代表的な家具家電の単品回収の料金相場は、以下の通りです。
品目 |
費用相場 |
テレビ |
2,500円~5,000円 |
洗濯機 |
4,500円~6,000円 |
冷蔵庫 |
4,500円~10,000円 |
エアコン |
4,000円~8,000円 |
ダイニングテーブル |
3,000円~8,000円 |
ソファー |
3,500円~7,000円 |
ベッド |
3,000円~6,000円 |
本棚 |
3,500円~8,000円 |
これらは、住んでいる地域や回収を希望する家具家電の大きさなどによって変動するため、あくまでも目安として参考にしてください。
その他にも、さまざまな家具や家電、雑貨などを回収してくれます。
依頼する業者が処分したい残置物を引き取ってくれるかは、あらかじめチェックしておくのが良いでしょう。
また、1点だけ回収してほしい場合でも、上記の単品料金に出張費や車両費などが上乗せされる可能性があるため、
単品料金以外にかかる費用についても業者へしっかり確認が必要です。
1-1-2. トラック積み放題プランでの回収
多くの業者が不用品回収のお得な料金システムとして、荷物を運ぶトラックの大きさによって料金が異なる、トラック積み放題のプランを用意しています。
積み放題プランの料金の中には人件費や車両費、搬出費なども含まれており、プラン以上の料金がかからないことがほとんどです。
トラック積み放題のプランの料金相場は、以下の通りです。
トラックの大きさ |
費用相場 |
部屋の広さの目安 |
軽トラック |
5,000円~16,000円 |
1K、1R |
1.5tトラック |
15,000円~40,000円 |
1DK~1LDK |
2tトラック |
25,000円~60,000円 |
2DK |
このように費用相場には幅がありますが、選んだトラックに積み込むことができれば様々な不用品をのせることができるため、大量の残置物の撤去が必要な場合におすすめです。
ただし、中には積み放題と謳っているにもかかわらず積み込み荷物の高さの制限があったり、
他の場所で荷物を積んだ後の開いているスペースに入れなければならなかったり、トラブルが発生しやすいプランでもあります。
トラブルを防ぐためにも、事前にプランの詳細までチェックしておきましょう。
1-2. 遺品整理業者
遺品整理業者は、家族や親族が亡くなった場合に、遺族の代わりに遺品である残置物の仕分けや処分を行ってくれる業者です。
まず、遺品整理業者に依頼した場合の費用相場を見ていきましょう。
業者によっても異なりますが、一般的には以下のように部屋の広さによって料金が決められています。
部屋の広さ | 費用相場 |
---|---|
1R~1K | 30,000円~80,000円 |
1DK~1LDK | 50,000円~200,000円 |
2DK~2LDK | 90,000円~300,000円 |
3DK~3LDK | 150,000円~500,000円 |
4LDK以上 | 220,000円~ |
料金に幅があるのは、部屋の広さの他に、処分したい残置物の量や買取品の有無、建物の環境によって料金が異なってくるためです。
これらの費用をできるだけ抑える方法について、後ほど詳しく解説していきますので参考にしてみてくださいね。
遺品整理業者の中には、立ち合いが不要だったり、遺品の供養、買取を行ってくれる業者もあります。
希望に合ったプランがある業者を探すことができれば、遺品整理に関してかなりの手間と負担を軽減できるのが遺品整理業者のメリットのひとつです。
また、遺品の相続に関して悩んでいる場合、遺品整理業者の遺品整理士や顧問弁護士などに相談できる場合もあります。
これらのことをふまえ、遺品整理業者は、以下のような場合におすすめといえます。
遺品整理業者がおすすめの場合 ・遺品(残置物)の仕分けの時間が取れない場合 ・遺品整理における心と体の負担を減らしたい場合 ・遺品の買取、供養も一緒に行いたい場合 ・遺品の相続についても相談したい場合 |
ただ、遺品整理業者に依頼するとかなりスピーディーに行われるため、残置物の中に大事なものがあったとしても、仕分けが行われているうちに誤って処分されてしまう可能性があります。
業者が仕分けをしてくれるからといって、残置物に重要なものが紛れ込んでいないかの確認は怠らないようにしましょう。
1-3.特殊清掃業者
特殊清掃業者とは、通常の清掃では対応できないような部屋を掃除してくれる業者のことです。
例えば、家族や親族が孤独死した部屋や、ゴミが散乱してゴミ屋敷と化してしまった部屋など、特殊な状況の部屋を掃除してほしい場合に利用できます。
特殊清掃業者に依頼する場合の費用は、主に部屋の広さで決まってきます。
部屋の広さ | 費用相場 |
---|---|
1R~1K | 40,000円~120,000円 |
1DK~1LDK | 60,000円~240,000円 |
2DK~2LDK | 100,000円~350,000円 |
3DK~3LDK | 160,000円~540,000円 |
4LDK以上 | 230,000円~ |
どのような状況の部屋を掃除し、どういったものを撤去するかによって料金の変動があるため、上記のように費用相場に幅が出てきます。
例えば、人間やペットの汚物の撤去が必要な部屋や、消臭・除菌の必要がある部屋は、プラス料金が発生して通常よりも費用が高くなります。
特別な事情があった部屋に残された残置物は、仕分けや搬出が難しい状況に陥っている場合が多いので、特殊清掃業者へ依頼するのがおすすめです。
特殊清掃業者がおすすめの場合 ・事件や自殺、孤独死など特別な事情で残置物がある場合 ・大量のゴミが溜まっていて残置物の仕分けが困難な場合 ・上記のような状況で、清掃まで行ってもらいたい場合 |
特殊清掃業者に依頼する際は、基本的には清掃と残置物の処分がセットになっているため、
不要な残置物の処分と一緒に部屋まできれいにしたい方は特殊清掃業者を選びましょう。
2. 残置物撤去における費用の決まり方
残置物の撤去を依頼する際の費用は業者の種類によって大きく異なりますが、撤去費用の決まり方に関しては共通点があります。
主なポイントは以下の通りです。
これらは、残置物を撤去する上で基本的な知識となります。
この6つのポイントを把握しないまま、業者によって料金が異なるからといって、
業者が出す見積りを確認せずに鵜呑みにしていると、必要以上に高い費用になってしまうリスクが高まります。
もし見積り時点で想定していたよりも費用が高いと感じたら、どの部分の費用が高いのかを見極めることができれば、不要部分を削ぎ落として費用の節約に繋げることができます。
そのためにも、残置物の撤去費用がどのように決まるのかをしっかり頭に入れておきましょう。
知っておくことで余計な費用や手間がかかるのを防げたり、業者選びの参考にしたりもできますよ。
2-1. 荷物の量はどれくらいか
まず、最も費用に影響してくるのが処分する荷物の量です。
処分する荷物の量が多ければ費用は高くなり、少なければ比例して費用も安くなります。
なぜなら、処分する残置物の量が変わることで以下の項目が変動するためです。
・人件費
・トラックの規模
一般的には1人暮らしの1Rや1Kの部屋であれば、目安として1.5tトラックに乗る量の荷物になるとされています。
しかし、不要な残置物が多い場合は、トラックは更に大きな物を用意しなければならなくなり、かかる処分費用や荷物の搬出のために必要な人数も増加します。
その結果、総費用が高くなってしまうのです。
残置物撤去の費用がどれくらいかを知りたい場合は、撤去する荷物の量を大まかでも把握しておき、
業者に伝えてから見積りを出してもらうことで、できるだけ正確な費用を算出してもらいましょう。
2-2. 処分費用がかかる残置物があるか
残置物の中に家電リサイクル法で定められているテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機がある場合は、以下の料金がかかり、費用が上がってしまいます。
・リサイクル料金
・収集運搬費
「リサイクル料金」とは、家電を解体し、鉄やプラスチックなどそれぞれの素材で分類し、再利用するまでにかかる費用のことです。
また、「収集運搬費」は引き取った家電を各地域の「指定引取場所」へ運ぶ費用のことです。
両者とも処分者が負担するものであり、費用は以下のように家電の大きさやメーカーによって定められています。
処分する家電 |
リサイクル料金 |
収集運搬費 |
合計 |
|
---|---|---|---|---|
テレビ (液晶) |
~15型 |
1,870円~3,100円 |
1,650円 |
3,520円~4,750円 |
16型~ |
2,970円~3,700円 |
1,650円~3,850円 |
4,620円~7,550円 |
|
冷蔵庫 |
~170L |
3,740円~5,599円 |
2,750円 |
6,490円~8,349円 |
171L~ |
4,730円~6,149円 |
2,750円~4,400円 |
7,480円~10,549円 |
|
洗濯機 |
2,530円~3,300円 |
2,750円 |
5,280円~6,050円 |
|
エアコン |
990円~9,900円 |
1,650円 |
2,640円~11,550円 |
このように、上記4つの家電を処分するためには、追加で費用がかかってしまうのです。
これらの費用がかかるのを避けたい場合は、指定引取場所に直接持ち込むか、まだ使えるのであれば売却することで節約することができます。
2-3. 買取品があるか
残置物の買取を行い、撤去費用から買取額を差し引いてくれる業者もあります。
残置物の中には、まだ使える家電や価値のある骨董品などが混ざっている場合、単に処分してしまうのはもったいないですよね。
残置物の中に貴金属やブランド品などの価値の高いものがあれば、時には買取額が撤去費用よりも安くなる可能性もあります。
買取りをしてほしい残置物がある場合は、あらかじめどのような買取希望品があるかを伝えておくと、スムーズに手続きを進めてもらえます。
2-4. 撤去実施日がいつか
残置物の撤去を行う日によって以下の項目が変動するため、撤去実施日をいつにするかも重要なポイントです。
・繁忙日のプラス料金
・人件費
・トラックの規模
例えば、「家を引き払う関係で今週中に残置物の撤去したい」と日程に制限があるケースだと、
その期日に合わせるために多くの人員やトラックなどを手配しなければならず、
込み合っていて高い日を避けることもできないため、費用は上がる可能性が高いでしょう。
反対に、「今月中ならどの日にちでも良い」と日程に余裕があり選択肢が多いケースだと、
安く実施できる日にするための調整や、他社の見積りと比較して安い業者を選ぶ余裕もできます。
このように、撤去を行う日程が異なるだけで費用が大きく変わってしまう可能性があるため、
調整ができるのであれば、なるべく日にちに余裕を持った状態で業者と日程を決めるのが良いでしょう。
2-5. 建物はどのような状況か
建物の状況は、作業効率に支障が出る下記のような項目が、費用の決まり方に影響してきます。
・エレベーターの有無
・駐車場の近さ
・搬出の難易度
マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合はエレベーターがあるか、戸建ての場合はトラックがすぐ近くに停められるかなどと、
作業効率に支障が出るような項目が判断の基準となります。
例えば、エレベーターがない6階の団地の部屋の場合は、階段で何度も往復して残置物を運び出さなければならず、人件費が高くなってしまいます。
また、家具や家電が玄関から通らず、2階以上の窓などから重機を使って搬出しなければならなくなった場合は、
応援で人員を追加したり重機を持ち込んだりするのにプラスで費用がかかるのです。
建物がこのような状況であることを伝えずに当日になって発覚した場合、
高い追加料金を請求される場合があるため、事前に業者に説明しておきましょう。
2-6. オプションサービスはつけるか
業者の中には残置物の撤去だけでなく、以下のようなオプションを用意しており、希望するとプラスで料金がかかります。
・部屋のクリーニング
・建物の解体
・遺品の供養
・車やバイクの廃車手続き
中には、部屋のクリーニングや除菌、部屋の解体までを行ってくれるところもあります。
ただし、このようなオプションをつけると、当然費用もアップします。
業者に勧められるままにオプションをつけてしまうと、撤去費用だけなら安かったのに結果的に費用が高くなったというケースも多いです。
オプションをつける場合は、本当に必要なものか、自分たちで行えることではないかなど、しっかり吟味してから選びましょう。
3. 残置物撤去を安くするための2つのポイント
残置物の撤去は不要なものを片付けるだけなのに、想定以上に費用がかかりおどろく人もいるでしょう。
撤去を業者に依頼することで面倒で手間のかかる作業の負担は減りますが、やはりできるだけ安くすませたいですよね。
そこでここからは、残置物の撤去費用を安くするための以下のポイントについて解説していきます。
3-1. 自分で処分できるものは処分する
残置物の撤去費用は、処分する荷物の量が減れば人権費や車両費を安く済ませることができ、総費用を下げることができます。
そのため、残置物の荷物の中で自分で処分できるものを処分しておけば、減らした荷物の分、費用は安くなる可能性が高いのです。
大きな家具や家電を自分で動かして処分するのは大変という場合は、以下のように簡単なことから取り組んでみるのがおすすめです。
・こまごまとした生活用品の中で使えそうなものがあればリサイクルショップに持ち込んで売却
・地域の資源ゴミ回収ボックスを利用する
・使えそうなものをフリマアプリで売却
資源回収ボックスはスーパーやホームセンターなどに置かれており誰でも利用できますが、
場所によって回収しているものが異なるため、事前に確認しておく必要があります。
また、近年利用者が増加しているフリマアプリに関しては、出品する手間はかかりますが、
ブランド品や貴金属ではなくても売れることもあるため、残置物を少しでもお金に変えて処分したい方にはおすすめです。
3-2. 業者選定の際に相見積もりをとる
残置物撤去を安く賢く選ぶためには、複数の業者の相見積もりをとることが必須と言っても過言ではありません。
複数の業者の相見積もりをとることで、それぞれの業者が出す見積りを比較して、一番安くて手頃な業者を探すことができるためです。
また、業者ごとの異なるサービスを比較して、より希望条件に沿った業者を探したり、
業者相手にサービスや価格の他社との比較をもとにした交渉をしたりすることも可能になります。
ただ複数といっても、あまりたくさんの見積りを取りすぎると確認するのが大変で、結果的にどの業者が良いかわからなくなってしまうケースもあります。
そのようなことにならないよう、相見積もりは3社程度に依頼するのがちょうど良いでしょう。
4. 残置物撤去の優良業者を選ぶ4つのポイント
残置物撤去を依頼できる業者のなかには、見積り時点では安かったのに支払時に高額な費用を請求してきたり、作業内容が雑だったりと、悪徳な業者もあります。
自分はそんなに悪い業者にはひっかからないと思う方も多いでしょう。
しかし、そういった悪徳業者は言葉巧みに消費者を納得させ、
気付いたときには高すぎる費用を支払わなければならない状況にまでなってしまうこともありがちなのです。
ここでは、そういった業者に引っかからないために、優良業者を選ぶポイントをご紹介します。
4-1. 実績が豊富
残置物撤去の実績が豊富な業者だと、見積りが明確でトラブルが起きる可能性も低くなります。
そのため、実績のある業者に依頼すれば、作業を安心して任せることができるのです。
残置物は生活雑貨などのこまかいものから、家具や家電などの大きなものまでさまざまな種類があり、家屋の状況によって搬出の難易度が上がることもあります。
そんな時に、実績のない業者や経験が浅いスタッフが対応すると、うまく処理できなかったり作業を終えられなかったりする事態になりかねません。
一番安い業者だからといってすぐに選んでしまわずに、これまでの実績や実際に作業にきたスタッフの対応をホームページや口コミでチェックしておきましょう。
4-2. 「一般廃棄物収集運搬許可証」を取得している
不要な残置物の処分を行うには、「一般廃棄物収集運搬許可証」という免許が必要になります。
この免許を持っていない業者は、処分品を不法投棄している可能性があり、環境省からは後に高額な処分費用を請求される場合もあると呼びかけられています。
他社と比べて極端に見積り金額が安い業者などは、無免許で作業を行っている場合もあるため要注意です。
また、不用な残置物を買取ってもらうためには、警察から許可を得た「古物商許可証」という免許を持っていなければなりません
検討している業者がこれらの免許を持っているかは、しっかりと確認しておきましょう。
4-3. 訪問見積りが可能
残置物の撤去をしてもらう際は、訪問見積りを行っている業者を選びましょう。
なぜなら、訪問見積もりをしないと、当日になって様々な追加料金を請求されるリスクがあるためです。
自分の希望通りの金額と清掃内容で依頼するためには訪問見積もりは必須です。
訪問見積もりをあえて不可として追加請求を行う業者も存在するので、
あらかじめ搬出の可否や処分品の量などを確認できる訪問見積りを請け負ってくれる業者を選びましょう。
4-4. 見積りが明確
見積りは残置物の撤去費用を知る上で欠かせないものなので、より詳しく分かりやすい内容で見積りをだしてもらえる業者を選ぶべきです。
撤去費用はどこまで行ってもらい、それを踏まえて何にどれだけ費用がかかるかを判断できるように出してもらうのが見積りです。
それらの内容が明確に記されていることが重要なのです。
しかし中には、作業の内容や人員、料金などの細かい内容を記載せず、合計金額などの簡単な項目だけを記したものを見積りとして出す業者もいます。
そういった業者を選んでしまうと、当日になって見積りには載っていないからと希望の作業を行ってもらえなかったり、
料金内だと思っていた作業が追加料金がかかるものだったりと、トラブルに発展してしまう可能性があります。
なぜその見積り金額になったのか、見積り以上の追加料金はかからないかなどが明記されているかはしっかりチェックしておきましょう。
5. 失敗しない残置物撤去の業者選びなら「みんなの遺品整理」
数多くの残置物撤去を行っている業者から自分にぴったり合った業者を選びたいなら、「みんなの遺品整理」をご利用ください。
近年、残置物の撤去を行う業者は増加しており、どの業者を選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。
業者選びで失敗してしまうと、高額な撤去費用を請求されたり、金品の盗難にあったりと、悪徳業者に引っかかってしまう可能性もあります。
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6. まとめ
残置物の撤去を業者に依頼する際、どれくらいの費用がかかるかは気になるポイントのひとつですよね。
撤去の費用は、以下の3つの業者の種類によって相場が変わってきます。
部屋の広さ | 不用品回収業者 | 遺品整理業者 | 特殊清掃業者 |
---|---|---|---|
例)1LDK | 15,000円~40,000円 | 50,000円~200,000円 | 80,000円~240,000円 |
それぞれに異なる特徴があるため、自分に合った業者の種類を選んでくださいね。
また、上記の3つの業者が設定する残置物の撤去の費用には、以下のような共通点があります。
・荷物の量はどれくらいか ・処分費用がかかる残置物があるか ・買取品があるか ・撤去実施日がいつか ・建物はどのような状況か ・オプションサービスはつけるか |
これらを知っておくと、業者が出す見積りを鵜呑みにすることなくチェックすることができ、
無駄な作業やサービスを削減することで費用を安くすませられる可能性があるので、業者を選定する前に事前に知っておきましょう。
残置物の撤去に関する費用は状況によって変動するため予測がつきにくいかもしれませんが、
この記事が撤去費用の参考になり、よりスピーディーに損することなく撤去を終えるためのヒントとなれば幸いです。
【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
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