遺影の処分に関して、方法や費用など網羅的に解説します。故人を偲ぶために飾られる遺影ですが、処分に関して知識が曖昧という方も多いのではないでしょうか。
大切な人の遺影だからこそ適切に処分したいもの。本記事を参考に、最適な方法を模索してください。

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遺影の処分方法
遺影の代表的な処分方法をご紹介します。費用感についても触れているので、把握したうえで最適な方法を検討してください。
葬儀業者
お葬式を依頼した葬儀業者であれば、遺影の処分まで対応してくれる場合がほとんど。
葬儀後長い時間が経過していると、対応してくれない場合もあるため注意が必要です。
遺影の処分だけを依頼できるケースは稀で、葬儀の料金に含まれていたり、オプションとして別料金で行ったりすることが大半。費用は業者によって異なります。
供養業者
供養業者で遺影を処分することもできます。中には、遺影の受け渡しを郵送で行える業者も。
他の方の遺影などと合同供養で対応する業者が多く、宗派や供養方法は指定できないのが基本です。
費用は業者によってまちまちですが、遺影処分のみの場合は2,000円程度が相場。遺影以外の遺品と一緒に処分するケースも多いようです
遺品整理業者
遺品整理業者に遺影の処分をお願いすることもできます。処分に関する一切の作業を請け負ってくれるため、負担を大幅に減らすことができます。
その他のメリットは下記の記事でまとめているので、参考にしてください。ただし、悪徳業者が一定数存在するため業者選定が重要になります。
お寺や神社
お寺や神社では、供養~処分まで一貫して行ってくれます。馴染みのあるお寺や神社があれば依頼すると良いでしょう。
お焚き上げで処分するのが一般的で、最後に証明書やお守りを貰えます。費用相場は10,000~50,000円程度。
お寺や神社ごとに価格を決めているため、価格の幅が広い傾向があります。
自分で処分
遺影の処分を自分で行うことも可能。自治体の可燃ごみに出すことができます。気が引けてしまう場合は、遺影を白い布や紙で包む、塩を振るなどすると良いでしょう。
普段の可燃ごみと分けて、故人の愛用品と一緒に出す方法も。故人を気遣う形で処分すれば、気持ちも楽になりますよ。
開眼供養と閉眼供養
先述の通り遺影は様々な方法で処分が可能ですが、開眼供養されている場合は事前の供養が必要です。開眼供養とは、対象物に故人の魂を宿す儀式のこと。
遺影に行っているケースは少ないようですが、開眼供養されている場合は処分前に閉眼供養が必要です。閉眼供養とは、遺影に込められた魂を抜く儀式を指します。
詳しい流れは次章で解説します。
供養の流れ
1.お寺に供養の連絡をする 2.閉眼供養 3.お焚き上げ 4.供養証明書を受け取る |
供養の流れは上記の通りです。お寺や神社に連絡後、遺影を持ち込むとお坊さんが閉眼供養の儀式を行います。
読経による方法が一般的で、供養後はお焚き上げを行います。最後に供養完了を証明する、証明書を受け取ります。
また、お坊さんを自宅に呼んで閉眼供養するケースも。遺影と一緒に遺品も供養できたり、持ち運びの手間が省けたりする点が大きなメリットです。
どうしても処分できないときの対策
遺影の処分や供養について解説しましたが、気持ちなどの面からなかなか手放せない場合もあるでしょう。処分に踏み切れないときの対処方法を3つご紹介します。
データ保存
遺影をデータとして保存して、場所を取らずに保管する方法があります。データであればスマホやパソコンに保存できるため、スペースを取ることもありません。
デジタルフォトフレームで飾ることも可能。写真店や葬儀社、ネットサービスなどで注文できます。
処分後にまた必要になっても、データがあればいつでも作り直せる点も◎。
縮小保存
遺影の写真を縮小保存する方法もあります。コンパクトになるので、最低限のスペースで遺影を保管したり飾ったりできます。
データ保存と同様に写真店などで注文可能。業者によっては、スピード仕上げなど様々なオプションもあります。
アルバム保存
遺影をフレームから外して、アルバムに保存する方法もあります。遺影はフレームに入れて飾ることがほとんどですが、どうしても場所を取ってしまいます。
大きめのアルバムに収納すれば、いつでも見ることができます。また、先述のように遺影を縮小してからアルバム保存するのもおすすめ。
処分のタイミング
遺影処分の方法を解説しましたが、タイミングはいつが良いのでしょうか。目安になるタイミングをご紹介します。
四十九日や法事、初盆
遺影は四十九日や法事、初盆といった節目のタイミングで処分する方が多いです。
四十九日は、仏教の「人の魂は亡くなった後に、次に住む世が決まるまで四十九日この世にいる」という考えによるもの。
納骨を行う場合、良い区切りになるでしょう。また、宗派や地域によりますが、法事や初盆後に処分するケースもあります。
結婚や引っ越し
結婚や引っ越しなど、環境が大きく変わるタイミングに処分する方法も。
遺影や仏壇はどうしても一定以上のスペースを取ってしまうため、新居に飾るのがどうしても難しいというケースもあるようです。
そのため、環境の変化を区切りとして処分する方も多いようです。
遺品整理時
遺影だけを処分することに抵抗がある場合は、他の遺品と一緒に処分すると良いでしょう。特別な宗派などがない場合は、遺品整理業者にお願いするのがおすすめ。
仏壇などと併せて、遺影の供養~処分まで一任できます。経験や実績が豊富な業者であれば、適切な方法でスムーズに対応してくれますよ。
まとめ
故人を思うがゆえに、遺影の処分を迷ってしまったり、タイミングを見失ったり場合も多いでしょう。
処分に際しては様々な方法や適切な供養法がありますので、ご自身にとって最適なものを検討してください。
タイミングに関しても明確な時期はないので、ご自身の生活と照らし合わせて判断してくださいね。
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【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
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