「ゴミ回収業者に依頼するのは高額な費用がかかるんじゃないか」
「実際に依頼すると何円くらいかかるのかわからず不安……」
民間のゴミ回収業者に依頼した経験がないと、具体的に何円ほどかかるのかわからず、不安になってしまいますよね。
ゴミの回収は、主に「不用品回収業者」に依頼できます。
そこでこの記事では、できるだけ安くゴミ回収業者を利用できるよう、以下の内容を紹介します。
・ゴミ回収業者の料金相場
・ゴミ回収業者の料金の仕組み
・ゴミ回収業者の料金を安く抑えるポイント
・優良ゴミ回収業者を選ぶポイント
この記事を読めば、お得で信頼できるゴミ回収業者に依頼できるようになりますよ。
- 1. ゴミ回収業者の料金相場
- 2. ゴミ回収業者の料金の仕組み
- 3. ゴミ回収業者の料金を安く抑える6つのポイント
- 4. 優良なゴミ回収業者を選ぶ3つのポイント
- 5.ゴミだけではなく部屋を丸ごと片づけたい場合は「遺品整理業者」もおすすめ
- 6. まとめ
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1. ゴミ回収業者の料金相場
冒頭でもふれた通り、ゴミ回収を依頼できる民間の業者は主に「不用品回収業者」です。
不用品回収業者には、以下のように回収するゴミ・不用品の量に合わせて選べる2種類のプランがあります。
・大量のゴミをまとめて処分するのに向いている「定額プラン」
・単品~少数のゴミを処分するのに向いている「単品回収プラン」
不用品回収業者に定額プランでゴミ回収を依頼した場合の料金相場は、
・ワンルームの部屋なら約3万円 ・1DKの部屋なら約6万円 ・2LDKの部屋なら約9万円 |
です。
単品回収プランを利用して処分した場合は、
家電1台あたり4,000~15,000円 |
が料金相場です。
ここからは、それぞれのプランの料金相場について細かく解説します。
1-1. 定額プラン
定額プランの料金相場は以下の通りです。
軽トラック |
2tトラック(平) |
2tトラック(箱) |
4tトラック以上 |
15,000~30,000円 |
30,000~60,000円 |
50,000~90,000円 |
80,000円以上 |
定額プランは、主にゴミ・不用品が大量にあるときに利用されます。
「トラックに積み放題で〇〇円」という料金システムで、回収するゴミ・不用品の種類にかかわらず、ゴミ・不用品を搬出するトラックの大きさで料金が決まります。
間取りとトラックのサイズの目安 |
||||||||||||
以下の表は、間取りに対するトラックのサイズの目安です。
実際には、トラックのサイズは間取りではなく回収するゴミ・不用品の量を参考に決めます。 上記の表のように、間取りとトラックのサイズが比例するとは限りません。 たとえば、同じ2DKであっても、ゴミ・不用品の量によっては、より大きなトラックが必要になるケースもあります。 「2DKの部屋だから、必ず5〜9万円以内で収まる」というわけではないため、注意してください。 |
1-2. 単品回収プラン
一部の不用品回収業者では、ゴミ・不用品を単品で回収してくれるケースがあります。
単品回収プランで家具・家電を処分したときの料金目安は以下の通りです。
ゴミ袋(45L) |
3,800~6,500円 |
冷蔵庫 |
6,000~15,000円 |
ベッド |
6,000~11,000円 |
エアコン |
6,000~13,000円 |
タンス |
6,000~13,000円 |
単品回収プランでは、以下の方法で請求金額が算出されます。
請求金額=基本料金+単品回収料金 |
1-2-1. 基本料金
基本料金とは、ゴミ回収業者が最低限の利益を出すために必要な金額です。
金額はゴミ回収業者によって異なり、料金相場は3千~5千円です。
一部の不用品回収業者では、基本料金を設けていないこともありますが、その場合は単品回収料金が高くなります。
詳しくは、「2. ゴミ回収業者の料金の仕組み」で解説しています。
1-2-2. 単品回収料金
単品回収料金は、回収するゴミ・不用品の種類で決まります。
金額目安は以下の通りです。
ゴミ袋(45L) |
800~1,500円 |
冷蔵庫 |
3,000~10,000円 |
パソコン |
3,500~10,000円 |
ベッド |
3,000~6,000円 |
エアコン |
3,000~8,000円 |
タンス |
3,000~8,000円 |
洗濯機 |
5,000~8,000円 |
テレビ |
2,000~6,000円 |
マットレス |
2,000~5,000円 |
ソファー |
2,000~5,000円 |
テーブル |
2,000~5,000円 |
家電リサイクル法の対象となるエアコンやテレビ、冷蔵庫などは、ほかの家具・家電に比べて単品回収料金が高くなる傾向があります。
単品での回収は自治体のほうが安いこともある |
「とにかく安くゴミを処分したい」という場合は、不用品回収業者に依頼するのではなく、自分で粗大ゴミに出したほうがよいケースもあります。 たとえば、2人掛けソファーを処分したい場合の費用は、 ・不用品回収業者にゴミ回収を依頼した場合……5,000〜10,000円 ・粗大ゴミとして自治体のゴミ回収業者に依頼した場合……500〜1,000円 です。 不用品回収業者に依頼すると、部屋から運び出す手間がかからないため手軽に処分ができます。 しかし、とにかく安く処分したい場合は、粗大ゴミとして処分することも検討してください。 |
1-3. オプション料金がかかるケースがある
不用品回収では、有料のオプションサービスが用意されています。
ゴミ回収業者でよく使われるオプションサービスは以下の通りです。
サービス内容 |
料金目安 |
2階以上からの搬出 |
1,000円(1階につき) |
家具の解体 |
1,000円~ |
家電の取り外し |
1,000~4,000円 |
スタッフの増員 |
3,000~6,000円(1人につき) |
深夜・早朝の作業 |
5,000円 |
吊り降ろしでの搬出作業 |
10,000円~ |
ゴミ・不用品を処分したい部屋の環境によっては、オプションサービスが必要になり、請求金額に加算されます。
たとえば、
・トラックを止められる場所から部屋までが遠いケース
・エレベーターのないマンションから搬出するケース
・解体しないと搬出できない家具を回収するケース
など、部屋の周辺環境によっては、「相場よりも料金が高額になった」というケースもあるため、注意してください。
2. ゴミ回収業者の料金の仕組み
ゴミ回収業者の料金相場について知ると
・「どうしてそんなに高いの?」
・「粗大ゴミに出せば300円なのに!」
と思う人もいるでしょう。
そこでこの章では、ゴミ回収業者の利用料金がどのように決められているのかわかるように、ゴミ回収業者の料金の仕組みについて解説します。
ゴミ回収業者の利用料金は、下記の4種類の費用をもとに設定されています。
・基本料金 ・人件費 ・車両費 ・ゴミ処分費 |
それぞれ、ゴミ回収業者として営業していくには欠かせない費用です。
それぞれの費用の金額目安は以下の通りです。
基本料金 |
3,000~5,000円 |
人件費 |
3,000~5,000円 (1人あたり) |
車両費 |
3,000~8,000円 |
ゴミ処分費 |
約300円/10kg |
上記の表を見てもらうと、ゴミ回収業者は決して膨大な利益を出しているわけではないことがわかります。
ここからは、それぞれの費用が何に使われているのかなど、より詳しく解説していきます。
人件費・車両費・ゴミ処分費は見積書・請求書には記載されない |
ほとんどの場合、人件費・車両費・ゴミ処分費は見積書には記載されません。 見積書や請求書のなかでは、基本料金に含まれた状態で請求されます。 実際にどの費用に何円ほどかかっているのか気になる場合は、見積もり時などにスタッフに確認しましょう。 |
2-1. 基本料金
基本料金は、回収するゴミ・不用品の量や種類にかかわらず加算される料金です。
基本料金の料金相場 |
3,000~5,000円 |
ゴミ回収業者が基本料金を設定する理由は、業者側の経費にあります。
ゴミ回収業者を経営するためには、人件費・車両費以外にも
・内勤スタッフの人件費 ・オフィス・事務所の賃料 ・パソコンなどの備品費・消耗品費 |
などの経費がかかります。
そのため、一度の回収でゴミ・不用品の量が少ないと、業者が利益を出せなくなってしまいます。
たとえば、ダイニングテーブル1脚を3千円で回収するとしましょう。
基本料金がない場合は、この3千円から回収に必要なスタッフ1名の人件費、ガソリン代などを含む車両費を出さなければなりません。
さらにその他の経費を差し引いたら、業者の利益はほとんどなくなってしまいます。
このような事態を防ぐため、多くのゴミ回収業者では、最低限の利益を出せるように基本料金を設定しています。
2-2. 人件費
人件費は、ゴミ・不用品を回収するスタッフにかかる費用です。
人件費の料金相場(1人あたり) |
|
通常の作業 |
約3,000円 |
重量物を扱うハードな作業 |
5,000円以上 |
スタッフの給与や福利厚生などに充てられます。
通常の作業では3千円程度が相場です。
しかし以下の場合など、特別なスキルをもつスタッフが必要となるケースでは、人件費が料金相場よりも高くなることがあります。
・家財の仕分けが必要な場合 ・ゴミ・不用品の量が多い場合 ・重量のある家財の搬出がある場合 ・専門技術が必要な作業がある場合 ・高所からの搬出がある場合 |
2-3. 車両費
車両費は、ゴミ・不用品の回収に必要なトラックの手配やガソリン代などにかかる費用です。
トラックのサイズが大きくなるほど、金額が高くなります。
車両費費の料金相場 |
|
軽トラック |
約3,000円 |
1tトラック |
約6,000円 |
2tトラック |
約8,000円 |
回収するゴミ・不用品の量が少なくてもトラックは必要となるため、欠かせない費用です。
2-4. ゴミ処分費
ゴミ処分費は、回収したゴミ・不用品を処分するための費用です。
回収したゴミを自治体のゴミ処理場に廃棄するためには、費用がかかります。
必要な費用は自治体によって異なり、おおよそ以下の通りです。
ゴミ処分費の料金相場 |
|
一般廃棄物(家庭ゴミ) |
約300円/10kg |
産業廃棄物(事業ゴミ) |
約500円/10kg |
さらに家電リサイクル法の対象となるエアコンやテレビ、冷蔵庫などを処分する場合は、リサイクル料金が必要となります。
3. ゴミ回収業者の料金を安く抑える6つのポイント
ゴミ回収業者の料金相場とその仕組みについて理解できたでしょうか。
理由があっての金額とはいえ、なかにはゴミ回収業者の利用料金を「高い」と感じる人もいるかと思います。
そこでこの章では、「より安くゴミ回収業者を利用するポイント」について解説します。
ゴミ回収業者の料金を安く抑える6つのポイントはこちらです。
ここからは、それぞれのポイントについて具体的に解説します。
3-1. 回収依頼は早めにする
回収依頼は、できるだけ早くしましょう。
ゴミ回収業者にある即日回収サービスは便利ですが、業者によっては特急料金・即日回収料金などが加算されるケースがあります。
なかには事前予約や早期予約に対して割引をしているゴミ回収業者もあります。
今すぐに処分したいゴミ・不用品でなければ、回収日の10〜30日前を目安に回収依頼をしておくのがおすすめです。
3-2. 買取サービスがある業者に依頼する
少しでもお得にゴミ・不用品を処分したいときは、不用品買取サービスを行っている業者を選びましょう。
不用品を買い取ってもらうと、作業料金から割り引かれたり、後日指定の口座に現金が振り込まれたりします。
ゴミ・不用品を処分するときは買取サービスがある業者を選ぶことで、少しでもお得にゴミ・不用品の処分ができる可能性があります。
買取価格を上げるポイント |
製造から5年以内の家電や骨董品、パソコンなど買取できそうな不用品は、あらかじめ手入れをすることで買取価格がアップするケースがあります。 ・掃除をする ・取扱説明書・外箱・付属品をそろえる といったお手入れをすることで、買取価格がアップしやすくなります。 |
3-3. 割引キャンペーンを利用する
割引キャンペーンを利用して、お得にゴミ回収業者を利用しましょう。
ゴミ回収業者のなかには、以下のようなキャンペーンをしている業者があります。
初回割引 |
初めて利用する利用者が使える割引サービス |
リピーター割引 |
利用が2回目以降の利用者が使える割引サービス |
期間限定割引 |
特定の期間中に申込した利用者が使える割引サービス |
Web申込割引 |
Webから申込した利用者が使える割引サービス |
これらの割引キャンペーンを活用すれば、お得にゴミ回収を依頼できます。
3-4. 相見積もりをとる
相見積もりをとることで、スタッフの競争心をあおり、より安い見積もり金額を提示してくれるケースがあります。
相見積もりとは、同じ条件で複数のゴミ回収業者に見積もりを依頼することです。
相見積もりをとると、
・回収依頼したい条件の料金相場を知ることができる ・料金の値下げ交渉ができる ・より安いゴミ回収業者を見つけられる |
といったメリットがあります。
たとえば「良い業者だけど利用料金がちょっと高い」というケースでも、相見積もりをとっていれば、ほかの業者の料金を根拠に値下げ交渉ができますよ。
3-5. オプションサービスを減らす
ゴミ回収業者では、できる限りオプション料金がかからないように工夫することで、利用料金を抑えられます。
「1-3. オプション料金がかかるケースもある」で解説した通り、ゴミ・不用品の状態や部屋の周辺環境によってはオプション料金が必要となります。
オプション料金がかかりそうな場合は、あらかじめ以下のような作業をして、オプション料金がかからないように工夫しましょう。
・2階にあるゴミ・不用品は1階に置く ・自分で分解できる家具は分解しておく ・自分で取り外せる家電は取り外しておく ・回収依頼は夜間・早朝ではなく日中にする |
オプションサービスに含まれる特別な作業を減らすことで、請求金額を減らせます。
オプションサービスを無料で利用できるケースもある |
不用品回収業者のなかには、一部のオプションサービスを無料で利用できる業者があります。 たとえば、 ・家電の取り外し ・簡易清掃 ・2階からの搬出 ・養生作業 などのオプションサービスが無料で提供されていることが多いです。 ゴミ回収業者をよりお得に利用したい場合は、必要なオプションサービスが無料で提供されている業者を探すのもおすすめです。 |
3-6. 部屋に近いゴミ回収業者に依頼する
依頼するゴミ回収業者は、できるだけ回収依頼する部屋から近い業者を選びましょう。
ゴミ回収業者によっては、出張範囲内であっても遠くのエリアに行く場合は別途出張費を請求するケースがあります。
余計な出費が増えないように、出張範囲内のなかでもできるだけ部屋に近い業者を選ぶようにしましょう。
4. 優良なゴミ回収業者を選ぶ3つのポイント
残念ながら、ゴミ回収業者の質は玉石混合で、安い=優良業者とは限りません。
なかには安さをセールスポイントにして集客し、利用者をだまして違法行為をする悪質な業者も存在します。
たとえば、以下のようなトラブル例が報告されています。
・格安ゴミ回収業者に依頼したら、ゴミ回収後に「別途作業料」を追加で請求された ・回収依頼していない家財を無断で回収された ・部屋に入った途端スタッフが豹変し、追加料金を要求してきた ・回収してもらった家電が路上に不法投棄されていた |
このように、「安い」だけを理由に業者選びをするのは危険なことです。
「できるだけ安くゴミ回収を依頼したい」と思っていても、違法行為をする悪質なゴミ回収業者には依頼したくないですよね。
そこでこの章では、優良ゴミ回収業者を選ぶポイントについて解説します。
4-1. 資格や許可証の有無を確認する
ゴミ回収業者には、営業するために取得するべき資格や許可証があります。
ゴミ回収業者が取得している資格・許可証は、業者のホームページで確認できます。
依頼したい業者が下記の資格・許可証を取得しているか確認しておきましょう。
作業の種類 |
資格 |
不用品回収 |
一般廃棄物収集運搬許可証 |
不用品買取 |
古物商許可証 |
資格を取得していない業者は、違法な方法で回収したゴミ・不用品を処分している可能性もあります。
4-2. 口コミを確認する
SNSや業者の比較サイトで確認できる利用者からの口コミには、実際にそのゴミ回収業者を利用した利用者の感想が分かります。
口コミでは、特に以下の点について確認しましょう。
・スタッフの態度 ・作業の様子 ・ホームページの内容と実際の作業内容に違いはないか |
ホームページなど業者の自己アピールだけではなく、リアルな感想を知りたいときは、口コミを確認することがおすすめです。
4-3. 相見積もりをとる
相見積もりでは、スタッフの姿勢や対応をチェックできます。
「3-4. 相見積もりをとる」では、相見積もりを取ると依頼したい条件の料金相場がわかることを紹介しました。
しかし、見積もりでわかるポイントは、料金相場だけではありません。
たとえば、
・スタッフの電話対応・訪問見積もり時の対応がおかしくないか ・料金の内訳についてわかりやすく説明してくれるか ・質問に対して納得いく回答をしてくれるか |
などをチェックすることで、スタッフの対応を確認できます。
態度が悪いスタッフには、
・作業当日に遅刻をする
・雑な作業をする
・近隣住民へ配慮しない作業をする(騒音など)
など、不愉快な思いをさせられるケースがあります。
相見積もりをとることで、質の悪い業者を避けられる可能性があがります。
5.ゴミだけではなく部屋を丸ごと片づけたい場合は「遺品整理業者」もおすすめ
ここまでは、ゴミ回収業者のなかでも「不用品回収業者」に絞って話をしてきました。
実は、ゴミ回収を依頼できる業者はもう1つあります。
それは「遺品整理業者」です。
遺品整理業者は、ゴミ・不用品の回収・処分だけではなく、家財が必要なものか不要なものかの判断から担当してくれます。
そのため、忙しくてゴミ・不用品をまとめる時間もない、という人には特におすすめです。
この章では、遺品整理業者の特徴や料金相場について解説します。
一部のゴミ・不用品だけではなく、部屋全体を丸ごと片づけたいときは、遺品整理業者の利用も検討してみてくださいね。
5-1. 遺品整理業者とは
遺品整理業者とは、本来故人の家財を片づける仕事です。
しかし作業内容に大きな違いがないことから、ほとんどの遺品整理業者では、引っ越し前や取り壊し前の家、ゴミ屋敷などの片づけなども行っています。
ゴミの回収・処分だけではなく、
・家財が必要なものか不要なものかの判断 ・貴重品のより分け ・ハウスクリーニング ・車やバイクの処分 |
などの作業にも対応しているため、家を丸ごと片づけたいときは、遺品整理業者がおすすめです。
5-2. ゴミ回収業者(不用品回収業者)とは作業内容が異なる
遺品整理業者と不用品回収業者の大きな違いは作業内容です。
遺品整理業者と不用品回収業者の基本サービスの違いは以下の通りです。
不用品回収業者 |
遺品整理業者 |
・ゴミ・不用品を回収・処分 |
・家財の必要・不要の仕分 ・ゴミ・用品の回収・処分 ・部屋の簡易清掃 |
遺品整理業者では家財の仕分からスタッフが担当するため、ゴミをゴミ袋に詰めておく必要もありません。
遺品整理業者には豊富なオプションサービスがある |
遺品整理業者には、不用品回収業者よりも豊富なオプションサービスがあり、ゴミ・不用品の処分以外にも ・家を取り壊す前に片づけたい ・引っ越し前に片づけたい といった希望にも応えられます。 以下は遺品整理業者のオプションサービスの例です。 ・ハウスクリーニング ・害虫の駆除 ・車・バイクの廃車手続き ・家屋・物置・倉庫の解体 遺品整理業者のオプションサービスを活用することで、複数の業者にコンタクトをとる手間がなくなり、片づけが楽になりますよ。 不用品回収業者と遺品整理業者の違いや選び方についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。 「ゴミ回収業者 分別不要」 |
5-3. 遺品整理業者の料金相場
遺品整理業者の料金相場は以下の通りです。
ワンルーム・1K | 30,000円~80,000円 |
---|---|
1DK~1LDK | 50,000円~200,000円 |
2DK~2LDK | 90,000円~300,000円 |
3DK~3LDK | 150,000円~500,000円 |
4DK以上 | 200,000円以上 |
遺品整理業者の料金プランは、片づけが必要な部屋の間取りに対して〇〇円という料金システムです。
料金相場に幅があるのは、
・家財の量
・家財の状態
・必要なスタッフの人数
・搬出経路の環境
・部屋の階数
・エレベーターの有無
などによって金額が変わるためです。
実際の請求金額は、見積もり後に決定されます。
ゴミ回収を遺品整理業者に依頼したいなら、「みんなの遺品整理」で比較するのがおすすめ |
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6. まとめ
ゴミ回収業者の料金システムには
・大量のゴミをまとめて処分するのに向いている「定額プラン」
・単品~少数のゴミを処分するのに向いている「単品回収プラン」
の2種類があります。
〇定額プランでゴミ回収を依頼した場合の料金相場は以下の通りです。
ワンルーム・1K |
1DK~1LDK |
2DK~2LDK |
3DK~3LDK |
15,000~30,000円 |
30,000~60,000円 |
50,000~90,000円 |
80,000円以上 |
〇単品回収プランでゴミ回収を依頼した場合の料金相場は以下の通りです。
ゴミ袋(45L) |
3,800~6,500円 |
冷蔵庫 |
6,000~15,000円 |
ベッド |
6,000~11,000円 |
エアコン |
6,000~13,000円 |
タンス |
6,000~13,000円 |
〇ゴミ・不用品の状態や、搬出経路の環境によっては以下のオプション料金がかかるケースがあります。
サービス内容 |
料金目安 |
2階以上からの搬出 |
1,000円(1階につき) |
家具の解体 |
1,000円~ |
家電の取り外し |
1,000~4,000円 |
スタッフの増員 |
3,000~6,000円(1人につき) |
深夜・早朝の作業 |
5,000円 |
吊り降ろしでの搬出作業 |
10,000円~ |
〇ゴミ回収業者の料金は、以下の4種類の費用でできています。
・基本料金 ・人件費 ・車両費 ・ゴミ処分費 |
それぞれの費用の金額目安は以下の通りです。
基本料金 |
3,000~5,000円 |
人件費 |
3,000~5,000円 (1人あたり) |
車両費 |
3,000~8,000円 |
ゴミ処分費 |
約300円/10kg |
〇より安くゴミ回収業者を利用するポイントは、以下の6つです。
・回収依頼は早めにする ・買取サービスがある業者に依頼する ・割引キャンペーンを利用する ・相見積もりをとる ・オプションサービスを減らす ・部屋に近いゴミ回収業者に依頼する |
〇ゴミ回収業者に依頼するとき、違法行為をする悪質なゴミ回収業者に依頼してしまわないように、以下の点に注意してください。
・資格や許可証の有無を確認する ・口コミを確認する ・相見積もりをとる |
〇ゴミ・不用品だけではなく、家全体を片付けたい場合は、「遺品整理業者」の利用も検討してください。
不用品回収業者と遺品整理業者の違いは以下の通りです。
不用品回収業者 |
遺品整理業者 |
・ゴミ・不用品を回収・処分 |
・家財の必要・不要の仕分 ・ゴミ・用品の回収・処分 ・部屋の簡易清掃 |
遺品整理業者の料金相場はこちらです。
ワンルーム・1K | 30,000円~80,000円 |
---|---|
1DK~1LDK | 50,000円~200,000円 |
2DK~2LDK | 90,000円~300,000円 |
3DK~3LDK | 150,000円~500,000円 |
4DK以上 | 200,000円以上 |
この記事では、ゴミ回収業者の料金相場や仕組みついて解説しました。
あなたが安心して、よりお得にゴミ回収業者に依頼できたら幸いです。
【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。
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