遺品整理士とは遺品整理の専門家で、ご遺族の心情に寄り添いながら故人の持ち物を整理するプロフェッショナルです。遺品整理士認定協会による民間資格で、悪徳業者を見極めるうえでも重要な存在です。概要や誕生の背景、仕事内容について詳しくご紹介します。
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遺品整理士とは?
遺品整理士とは、故人の遺品を整理する「遺品整理の専門家」です。核家族化や高齢化の進行に伴い、遺品整理の需要が高まる中で誕生しました。遺品整理士認定協会が認定する民間資格で、遺品整理業界の健全化と専門知識を持つ人材の育成を目的としています。2024年6月時点では、認定を受けた遺品整理士は60,000名を突破しました。
主な業務内容には、遺品の仕分け、不用品の解体・処分、家財道具の搬出、遺品供養、部屋の清掃や片付けに準ずる作業まで含まれます。単に荷物を片付けたり、処分したりするだけでなく、ご遺族の心情に寄り添い、故人の品々を丁寧に扱うことが求められる職業です。
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遺品整理士登場の背景
遺品整理士という職業が生まれた背景には、悪質な業者によるトラブルや社会問題化が挙げられます。遺品整理を名目として消費者に不利益をもたらす悪質業者は一定数存在しており、高額請求や相場以下での買取、作業中の遺品の盗難、不法投棄といった被害が報告されています。こうした状況の中、遺品整理の専門知識を持つ人材が適切な対応を行い、業界の秩序を保つことを目的に「遺品整理士」が誕生しました。
〈参考記事〉遺品整理業界はやばい業者が多い?トラブル経験者は約4割!独自調査をもとに被害や対策を解説
遺品整理士の仕事内容
遺品整理士の仕事は、遺品の整理や不用品の処分以外にも多岐にわたり、供養などの業務を担うことも。専門知識を有する遺品整理士ならではの仕事内容について詳しく紹介します。
貴重品と処分品の仕分け
遺品整理士の重要な業務の一つが、貴重品と処分品の仕分けです。実際の仕分け作業では、ご遺族の意向を確認しながら進行します。思い出の品や重要書類といった貴重品を慎重に選別したうえで、処分品と仕分け。その後、家財道具の搬出や処分の手配を行い、ご遺族の心情に寄り添いつつも効率的かつ適切に整理を進めます。
貴重品の捜索
貴重品の捜索も遺品整理士の重要な役割です。権利書、通帳、印鑑、年金手帳など、ご遺族にとって重要な書類や物品を丁寧に探し出します。遺品整理の過程で捜索希望の物以外の貴重品が見つかった場合は随時ご遺族に確認。意向を尊重しつつ、専門知識を活かして細やかに対応します。
不用品の回収・処分
不用品の回収・処分時もご遺族に配慮した対応を行います。一般的な不用品回収とは異なり、故人の思い出が詰まった遺品を最後まで丁寧に扱います。買取可能な品物には適正価格を提示するほか、遺品の供養なども実施。適切な処分方法に従って遺品を処理するのもプロならではの業務です。
〈参考記事〉不用品回収業者は危険?実際に寄せられているトラブル事例や対応策
遺品整理士が関連して担えることの多い仕事内容
遺品整理士は単なる遺品の整理に留まらず、遺品の買取や供養、ハウスクリーニング、場合によっては特殊清掃まで、幅広い業務を遂行します。依頼できる範囲を把握して利用時の参考にしてください。
遺品の査定・買取
遺品整理士は遺品の価値を適切に評価し、適正な買取価格を提示します。骨董品や美術品、貴金属、宝石類、古書や切手、コインといったコレクション、家電や家具などの価値を査定します。査定額は現金化または作業費用と相殺できるため、ご遺族の経済的な負担を削減可能です。
〈参考記事〉遺品は買取してもらえる?3つの方法や買取してもらう際の注意点、業者利用まで
〈参考記事〉実家の片付け時に売れるもの12選!アイテム別買取額事例や意外にも
遺品の供養
遺品整理士はお焚き上げの手配などを通じて、遺品の供養も行っています。仏壇や位牌の処分では、寺院や神社と連携し、ご遺族の希望や故人の信仰に沿った適切な供養方法を提案。ご遺族の心理的な負担および体力的な負担も軽減します。
〈参考記事〉遺影の処分はいつ・どうする?お寺など5つの処分方法や費用まで
〈参考記事〉【仏壇を処分する5つの方法】各費用やメリット・デメリット
ハウスクリーニング
遺品整理後のハウスクリーニングとは、室内を丁寧に清掃し、故人の住まいを清潔にする作業です。エアコンや換気扇、カーペットやフローリングなど状況に応じて洗浄します。ご遺族が新たな生活をするための環境を整えたり、不動産の売却や賃貸に活用したりするために部屋を復旧します。
特殊清掃
遺品整理士は場合によって特殊清掃作業を担うこともあります。孤独死などの現場となった住居では、専門技術を活かした入念な清掃が必要です。悪臭除去や害虫駆除などを実施し、住居内の環境を元に戻す作業を実施します。
〈参考記事〉特殊清掃とは?業者の料金や対応内容、選び方のポイント
遺品整理士に依頼するメリット
・時間的な負担を軽減できる |
遺品整理士に依頼する最大のメリットは時間や労力を大幅に削減できる点です。重い物品の搬出や清掃を任せられるため、身体的な負担を軽減できます。また、ご自身で片付けるよりも、故人との別れに伴う精神的な負担も抑えられます。
法令に基づいて適切な方法で遺品を処分してくれることはもちろん、家屋の解体やリフォーム、相続手続きやデジタル遺品の取り扱いにも対応可能です。網羅的なサポートにより、ご遺族は安心して遺品整理を進められます。
家屋の解体やリフォーム
相続手続き、デジタル遺品整理
を一任できる遺品整理業者
まとめ
故人の遺品を整理する「遺品整理の専門家」である遺品整理士。悪徳業者も一定数存在する中で遺品整理業界の秩序を保つことを目的に誕生した資格です。遺品整理を行う際は必ず遺品整理士が在籍している業者を選び、故人の持ち物や思い出を丁寧に整理しましょう。
「みんなの遺品整理」は遺品整理士認定協会と提携しており、掲載しているすべての業者に遺品整理士が在籍しています。専門知識と確かな技術を持ったスタッフが対応しているため、ご遺族の方も安心して利用できます。遺品整理を検討中の方は「みんなの遺品整理」をチェックしてください。
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【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
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