足の踏み場もない汚部屋を前に「どこから手をつけたらいいの?」と途方に暮れていませんか?この記事では、自力で片付けるか業者に依頼するかの判断基準から、実際の掃除手順、費用事例まで解説。ご自身にあった方法で、お部屋を片付けられるような情報をお伝えします。

汚部屋の掃除、業者に頼む?自分でやる?判断ポイントと手順、費用について

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汚部屋の掃除、「自力」か「業者」か選ぶべき観点

  自力 業者
メリット ・費用を安く抑えられる

・自分のペースで作業できる

・取捨選択をじっくりできる

・達成感が得られる
・圧倒的に短時間で完了する

・心身の負担が一切ない

・分別から搬出

・処分まで一任できる

・専門的な清掃や消臭も依頼できる
デメリット ・多大な時間と体力が必要

・精神的な負担が大きい

・ゴミが大量の場合一度に処分できない

・害虫に遭遇する可能性がある
・費用がかかる

・業者選びの手間がかかる

・他人を家に入れる必要がある

・不適切な業者に依頼してしまうリスクがある

汚部屋の片付けを自力で行うか業者に依頼するかの決断は、「コスト」「部屋の状態」「確保できる時間」「精神的な負担」などの要素を複合的に考えて行いましょう。

特に「コスト」を抑えたい場合は、やはり自力での片付けに軍配があがります。一般的な家庭ごみの回収で済む程度のゴミの量であれば、費用はほとんどかかりません。なお、「部屋の状態」の観点であれば、45Lのゴミ袋にして10袋程度であれば自力での片付けも検討できるラインです。

一方、ゴミが膝の高さまで積み上がっていたり、害虫や悪臭が発生していたりする場合は、衛生面や安全面から業者への依頼を強く推奨します。また、週末など1〜2日で終えられる見込みが立たない場合も、プロに任せることをおすすめします。

業者依頼は費用こそかかりますが、時間や労力、心理的負荷を大きく削減できます。ぜひ、一人で抱え込まず、ご自身の状況を客観的に見て、無理のない方法を選択してみてください。

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参考記事〉自力の片付けについて

〈参考記事〉掃除代行業者について

汚部屋を自分で掃除する手順

1. どこから片付けるか決める

2. 必要な道具を揃える

3. ゴミの日を確認する

4. 明らかなゴミを捨てる

5. 必要なものと不要なものを仕分ける

6. 収納場所を決めて整理する

7. 部屋を掃除する

自力での片付けは、計画を立てずに着手してしまうと途中で挫折したり、「選別のため」と物を出しすぎて、余計に散らかってしまうことも少なくありません。気持ちよく掃除を終えるためにも、これからお伝えする手順で進めてみましょう。

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1. どこから片付けるか決める

はじめからリビングなど広い空間に手をつけてしまうと、いつまでも掃除が終わらず、途中で挫折してしまう可能性があります。玄関や寝室の一角など、小さなスペースから掃除を始めてみましょう。

小さな場所なら1〜2時間程で片付けることができます。この小さな空間の片付けを積み重ねた上で「自分にもやればできる」と思えたら、掃除の範囲を少しづつ広げてみましょう。

2. 必要な道具を揃える

せっかく片付けに精が出てきても、作業中に「ゴミ袋がない」「手袋を忘れた」となると、作業が中断してしまいます。場合によっては、買い物へ行くのが面倒に感じられて、掃除をやめてしまうこともあるかもしれません。

そのため、あらかじめ必要と思われる道具については、ホームセンターやドラッグストアでまとめて準備しておきましょう。

掃除道具一例
・ゴミ袋(可燃・不燃・資源など複数)

・使い捨てマスク

・ゴム手袋

・雑巾

・殺虫スプレー

・各種洗剤

3. ゴミの日を確認する

不要なものをゴミ袋にまとめることができても、ゴミ捨てができない状況であれば、片付けが完了したとは言えないものです。作業を始める前には、ぜひ自治体の収集日とルールを確認しましょう。

特に燃えるゴミは、大量に出ることに加えて、匂いも発生しやすいので速やかに処分する必要があります。また、不燃ゴミや段ボール等の資源ゴミの回収が、1〜2週間に1回程度の自治体も少なくないため、計画的にゴミ捨てをしましょう。

なお、片付けを一気に終えると大量に出たゴミを一度に捨てたくなりますが、自治体によっては「一時多量ごみ」というものに分類され、急には回収してもらえなかったり別途費用がかかったりします。お住まいの地域の制度にも目を通しておくようにしましょう。

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参考記事〉一時多量ごみとは

4. 明らかなゴミを捨てる

捨てるか残すか迷うものに手をつけると、判断に時間がかかり、作業が止まってしまいます。まずは誰が見ても「これはゴミ」とわかるものから捨てていきましょう。

たとえば、空のペットボトルやカップ麺の容器、賞味期限が1年前の調味料、インクの出ないペンなどです。明らかなゴミなら5秒で判断できるので、作業が効率よく進みます。

5. 必要なものと不要なものを仕分ける

ゴミを片付けたら、残ったものを「必要」「不要」「保留」の3つに分けましょう。ここで大切なのは、いちいち悩まずにサクサク判断することです。「今年着た服は必要」「1年以上着ていない服は不要」などルールを決めて機械的に分類します。

どうしても迷うものは段ボール箱に入れ、「保留」にします。1ヶ月ほど置いて見返すことで、必要性を冷静に判断できるようになります。

6. 収納場所を決めて整理する

「必要」と判断したものには定位置を決めましょう。これが決まっていないと物をいろんな場所に放置してしまい、そのうち汚部屋に逆戻りします。

「とりあえずここに」が汚部屋の始まりです。収納ケースなどを活用して、ものが散らばっていない状態を目指しましょう。

7. 部屋を掃除する

物がなくなってスッキリしたら、ついに掃除にとりかかります。中途半端に物を残した状態よりも掃除がしやすく、綺麗になったという実感も湧きやすいです。

窓を開けて換気してから、高い場所のホコリをモップで取り、掃除機をかけます。その後、床と壁を住居用洗剤で拭き上げ、匂いが気になるなら消臭スプレーを使います。2〜3時間もあれば綺麗になった実感を得られるはずです。

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参考記事〉汚部屋の掃除方法

自分で掃除を成功させる4つのコツ

汚部屋掃除は決して簡単なことではありません。途中で「もう疲れた」「やっぱり無理」と挫折してしまっても不思議ではないくらいの負担がかかります。そこで、少しでも自力での片付けが進められるような、コツを解説します。

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具体的で達成可能な期限を決める

汚部屋掃除は大変にハードルが高い作業のため、「いつかやろう」と思っているうちは絶対に終わりません。そこで、「今度の日曜日までに玄関を片付ける」「来月末までにリビングを使えるようにする」などの期限と場所を明確にし、集中して取り組めるようにしてみましょう。

決めた期限や範囲はご自身の頭の中に留めるだけでなく、カレンダーに書き込んでスケジュール化したり、ご家族や友人に宣言をして片付ける環境を整えることもおすすめです。

毎日少しずつ片付ける

1日15分だけでもいいので、片付けはコツコツと進めましょう。「半日かけて大規模に」「夜間に数時間かけて」などと考えてしまうと、気力も体力も続かず作業効率が低下します。

それよりも毎日ちょっとずつ進める方が、着手のハードルも下がりますし、手軽に達成感も味わえます。ゴミ袋1つ分だけ、引き出し1つだけでもOKです。無理のない範囲で少しずつ継続してみましょう。

長期間使っていない物は処分する

「いつか使うかも」とあらゆる物を溜め込んでしまっていては、いつまでたっても片付けは進みません。一般的に、1年使わなかったものを再び使う機会はないとされています。

「今の自分に必要かどうか」という判断軸を持ち、数年に渡り使用していないものに関しては、迷わず処分するようにしましょう。

再利用できる物は売る

まだ使えそうなものは捨てずに、フリマアプリやリサイクルショップで売りに出すのもおすすめです。自宅では場所を取る存在だけになってしまった物が、少額であってもお金になれば得ですし、その分片付け費用や清掃用品の購入にも当てられます。

また、何より「売れた!」という嬉しさはやる気にも繋がります。根気のいる汚部屋掃除にはモチベーション維持も大切ですので、単なる片付けと捉えず「売れるもの探し」という観点で進めるのもよいでしょう。

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参考記事〉汚部屋の掃除方法

汚部屋掃除を業者に依頼する場合の手順

1.業者の選定・問い合わせ

2.見積

3.作業立ち合い

業者への汚部屋の掃除依頼は、面倒な工程を踏まず丸っとお任せが可能です。一方で、汚部屋掃除においては、業者との相性も重要です。業者の選定から見積もり、当日の立ち会いまで気兼ねなく依頼するためのポイントをご紹介します。

1.業者の選定・問い合わせ

業者の選定方法はいくつかありますが、馴染みの所がないようでしたらインターネットで探すのがおすすめです。「汚部屋掃除 × 地域名」「ゴミ屋敷 片付け × 地域名」などで検索するとお近くの業者を見つけやすいです。

なお、業者によっては大量のゴミを一度に運び出せず、作業に何日もかかる場合があります。業者選定時には大規模な掃除対応ができるか確認しましょう。「ゴミ屋敷清掃実績100件以上」「2tトラック対応可能」「1日で完了」といった表記を目印にするのがおすすめです。そのなかで3社ほど比較すると、ご希望に合う業者を見つけやすくなります。

業者選びはプロにお任せください

2.見積

見積もりの段階で、信頼できそうな業者かどうかの検討がつけられます。まずは見積書の内容が詳しく書かれているか確認しましょう。「作業費一式30万円」のような大雑把な見積もりですと、後で追加料金を請求されるリスクがあるため注意が必要です。

お互いに気持ちよく作業を進めるためには、業者との相性も大切です。「丁寧な言葉遣い」「質問に快く答えてくれる」など、気持ちのよいコミュニケーションを取れるかどうかも判断材料にされるのがおすすめです。

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3.作業立ち合い

可能であれば、作業前に必要なものをピックアップしておくと良いでしょう。アルバムや重要書類、思い出の品などを段ボールや袋にまとめておくことで、紛失してしまったり、誤って処分されてしまったりといったアクシデントを防げます。

また、可能な限り作業にはご自身で立ち会うことをおすすめします。処分の可否をその場で判断できますし、認識違いによる業者とのトラブル防止にも繋がります。

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参考記事汚部屋掃除の業者依頼

業者に依頼した場合の掃除事例・費用

業者の汚部屋掃除の費用は、「ゴミの量」「お部屋の広さ」「お住まいの地域」などあらゆる条件を鑑みて決定します。参考までに間取りごとの事例をご紹介しますので、ご自宅の状況に照らし合わせてご確認ください。

1Rの場合

料金 23,900円〜
作業人数 2名
地域 東京都練馬区

出典:みんなの遺品整理掲載業者「合同会社クリーンサービス」事例紹介

業者での片付けにより現金や貴重品が出てきた事例です。汚部屋掃除の片付けを得意とする業者は、不用品であっても一つひとつ細かくチェックを行うため、物の捜索も可能です。

一方、回収業者の場合はお部屋の不用品は丸っと処分されてしまうため、貴重なものがある場合は、信頼できる片付け専門業者にお任せするのがおすすめです。

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1LDKの場合

料金 99,000円
作業人数 4名
地域 長崎県佐世保市

出典:みんなの遺品整理掲載業者「中村引越しセンター」事例紹介

汚部屋というよりは、思い入れのある物が多く処分に手をこまねいていらっしゃった事例です。ご高齢の方の生前整理を兼ねたご依頼でもあったため、ご依頼主様の「物を捨てること」に対するお気持ちを汲んで丁寧にサポートを実施。

ご依頼主様からは「荷物だけでなく気持ちの整理もできた」というお言葉もありました。片付けを通して気持ちの整理をされたいという方にも片付けの専門業者がおすすめです。

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2DKの場合

 

料金 95,000円
作業人数 4名
地域 大阪府羽曳野市

出典:みんなの遺品整理掲載業者「クリーンケア」事例紹介

物が部屋の内部に留まらず、ベランダにも溢れてしまっていた事例です。一切見えていなかった床も業者の掃除により、あらわになりました。

汚部屋の規模によっては、複数人のスタッフでの対応となるため、深刻な状況であっても思いの外、短期間で作業が完了します。数日で片付けを終えたい場合は、ぜひ専門業者にお問い合わせください。

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まとめ

汚部屋の掃除は、ゴミの量や体力、時間などを考慮して「自力」で行うか、「業者」への依頼をご検討ください。自力で行う場合は小さなスペースから始めて、計画的に進めていきましょう。

業者に依頼する際は、実績豊富で信頼できる業者選びが重要です。みんなの遺品整理では、実際に利用した方の口コミを確認できるので、ぜひ参考にしてみてください。業者の選定が大変と思う方には、プロの相談員が最大3社までまとめてご紹介することも可能です。ご自身での掃除に不安がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。

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