「家が汚いってどんな状況?自分の家はどれくらい汚い?」

「家が汚い人の特徴は?」

「家が汚いとそんなに大きなデメリットがあるの?」

など、あなたは今、家が汚いことに悩んでいませんか?

実は、多くのアンケートでは5割以上の人が「片付けが苦手」「部屋が汚い」などと回答していることもあり、多くの人が家が汚いことに悩んでいることが分かります。

とはいえ、一口に「家が汚い」と言っても、抽象的な言葉であるため「みんなどれくらい汚いの?」「自分の家は一般的にどのレベルの汚さなの?」と思った人もいるでしょう。

また、家が汚い人はどのような特徴や心理状態であるのか、家が汚いことで被るデメリットなども気になりますよね。

そこで、本記事では、

・「家が汚い」とはどんな状態?特徴をレベル別解説

・「家が汚い」人の特徴について詳しく解説

・「家が汚い」ことが人に与えるデメリットについて詳しく解説

・家を綺麗にするメリット

・家を簡単に綺麗にする3つのステップ!

など、自分の家が客観的に見てどの程度汚いのかを判断でき、家が汚い理由やデメリットについて詳しく解説していきます。

ぜひご確認くださいませ。

「家が汚い」レベルをチェック!家が汚い人の特徴と影響を解説

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1.「家が汚い」とはどんな状態?特徴をレベル別解説

「家が汚いとは認識しているけど、自分の家は客観的に見てどれくらいなのだろうか?」と疑問に感じている人に向けて、

「家が汚いレベル1」から「家が汚いレベル5」まで、それぞれの客観的な特徴を解説していきます。

・【レベル1】多少机や床に放置されている物がある【重症度★☆☆☆☆】

・【レベル2】家が散らかっているだけでなく水回りにも問題がある【重症度★★☆☆☆】

・【レベル3】床が見えずに少し不衛生さがある【重症度★★★☆☆】

・【レベル4】古い食べ残しなどが置かれておりゴミ屋敷一歩手前【重症度★★★★☆】

・【レベル5】ゴミ屋敷と呼ばれる個人対応が難しいレベル【重症度★★★★★】

 

1-1.【レベル1】多少机や床に放置されている物がある【重症度★☆☆☆☆】

レベル1は、「忙しくて片付けができないうちに少し汚くなってしまった」程度の状態で、客観的に見ると「少し家がごちゃごちゃしているな」というような印象を持たれるレベルです。

具体的な状態としては、下記の通りです。

・収納しきれない服や物が床や机にある

・洗濯物が置きっぱなしになっている

・収納が物で溢れている

忙しい日々が続き、片付けをする時間がなくなってしまった時に誰でも陥りやすい状態で、洋服が散らばっていたり、

洗濯した物がそのまま散乱していたり、家全体がごちゃごちゃしています

また、収納がいっぱいで、物が溢れ、定位置が決まっていない物があちらこちらに置いてあることも多いです。

見て見ぬ振りをしていても、視界に入る物が多く、脳が疲れてストレスに感じていることでしょう。

ただ、「家が汚い」の重症度としては低く、ゴミや不要な物を処分し、定位置が決まっていなかった物の位置を決めて片付け、掃除機や拭き掃除をすればすぐに綺麗になります。

どんなに時間がかかっても1時間から2時間あれば、スッキリとした家に戻せるのが「家が汚い」レベル1と言えるでしょう。

 

1-2.【レベル2】家が散らかっているだけでなく水回りにも問題がある【重症度★★☆☆☆】

レベル2は、レベル1のような「少し家がごちゃごちゃしているな」といった状態に加え、水回りなどの汚れも溜まっています。

レベル2では、レベル1の状態に加えて下記のような問題があります。

・キッチンに洗っていないお皿が積み上がっている

・生ゴミをしばらく捨てておらず三角コーナーも洗っていない

・お風呂やトイレなどをしばらく掃除していない

・収納場所がない物が溢れている

 

短期間、忙しい日が続いたくらいであればレベル1程度の散らかりで済むため、パパッと集中して片付けを行えば1時間から2時間で、家はスッキリ綺麗になるでしょう。

ただ、レベル2ではキッチンやトイレ、お風呂などの水回りに汚れが溜まっており、家が汚いまま数週間経過してしまっているような状態です。

水回りの掃除は意外と時間がかかり、特に五徳のコゲや水垢、トイレやお風呂の汚れを掃除しなくてはならないため、

家を綺麗な状態にするまで半日程度はかかると見て良いでしょう。

 

1-3.【レベル3】床が見えずに少し不衛生さがある【重症度★★★☆☆】

レベル3は、物が溢れ、水回りの汚れが溜まっているのに加えて、捨て忘れたゴミが溜まっていたり、食べかけの物が置いてあったりなどします

客観的に見ると、不衛生さを感じてしまうレベルと言えます。

具体的にはレベル2の状態に加えて下記のような問題があります

・捨て忘れたゴミがいくつか溜まっている

・食べかけのものが机やキッチンに置きっ放しにされている

・排水溝が詰まっているのに放置している

・家が全体的に埃っぽい

 

レベル3では、「家が汚い」状態としてはかなり深刻なレベルに到達したと考えて良いでしょう。

数ヶ月程度掃除や片付けをしないで放置しているとこのような状態になってしまうことがあります。

家が全体的に埃っぽく、寝る場所や座る場所以外の全てに物が散乱しており、足の踏み場がないような状態です。

捨て忘れたゴミがいくつか溜まっているのも不衛生さを増長しています。

レベル3になると、半日で全て綺麗にするのは難しく、1日中片付けと掃除に費やしてやっと綺麗になるようなレベルと言えます。

 

1-4.【レベル4】古い食べ残しなどが置かれておりゴミ屋敷一歩手前【重症度★★★★☆】

レベル4は、ゴミや古い食べ残しなどがしばらく放置されているなど、ゴミ屋敷一歩手前の状態です。

レベル3ですでに足の踏み場がないくらい物やゴミは溢れかえっていましたが、レベル4では、寝る場所や座る場所にまで物やゴミがある状態です。

具体的な状態としては下記の通りです。

・物が溢れかえって床が見えない

・物を置く場所がなく布団や玄関などにも物がたくさん溢れている

・物がありすぎてベランダのドアをあけられない

・ゴミが多く置かれており、キッチンにはいつのものか分からない食べ残した物が放置されている

・厚いホコリが溜まっている

・壊れた粗大ゴミなどを捨てていない

 

あと少しで「ゴミ屋敷」と呼ばれてしまうような状態で、とにかく、ゴミも含めた物が溢れている状態です。

レベル3と比べて、食べ残しや捨て忘れなど、ゴミの量が増えているのがポイントと言えるでしょう。

また、布団や玄関などにペットボトルが置いてあるなど、本来物を置くべき場所でないところにも物があります

これは、机や床などがすでに物やゴミで溢れているので、置く場所がなく、ベットや玄関、キッチンやお風呂場などにまで物が侵食してしまっているのです。

ここまで来ると、綺麗にするには1週間から1ヶ月程度の時間がかかるでしょう。

とはいえ、物を捨てる決意をして、忍耐強く片付けを進めていければ、自分で綺麗な家に戻すことはまだ可能な状態とも言えます。

 

1-5.【レベル5】ゴミ屋敷と呼ばれる個人対応が難しいレベル【重症度★★★★★】

レベル5は、正真正銘のゴミ屋敷で、自力で綺麗な家に戻すのが難しいレベルと言えます。

具体的には、レベル4の状態に加えて、下記のような特徴があります。

・ベットの上に物が溢れて重なっておりベットで寝られない

・ゴミがあちらこちらに溜まっており不衛生

・いつのものか分からない食べ残しに虫が沸いている

 

レベル5は、ゴミ屋敷と言われるくらいの汚さであるため、住民の精神力を奪い、片付けるとしてもどこから手をつけていいか分からない状態です。

そもそも、ダニやゴキブリが繁殖していることからも、自力で片付けができる状態ではないと言えるでしょう。

ゴミ屋敷にまでなってしまっている場合、落ち込みや鬱など精神的な問題を抱えていることも多いため、専門家に相談して片付けを進めることをおすすめします。

専門家への依頼については、「6.自分で片付けるのが難しいようであれば業者に依頼してみよう!」で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。

 

2.「家が汚い」人の特徴について詳しく解説

なぜ「家が汚い」状態になってしまうのかを明らかにすべく、「家が汚い」人の下記の特徴について詳しく解説していきます。

・物をたくさん購入してしまう

・物が捨てられない

・ストレスがたまりやすい

・使った物を元の位置に戻さない

・ADHDなど片付けが苦手な脳を持っている人も

 

自分や家族に当てはまるものがないか確認してみてくださいね。

 

2-1.物をたくさん購入してしまう

「家が汚い」人の特徴として、物をたくさん購入してしまうことがあげられます。

家が汚くなる第一歩は、物が溢れるところから始まり、物が溢れて片付かなくなり、暮らしている人のエネルギーを奪って、

どんどんと汚くなっていってしまうというステップを踏むのです。

このようなタイプの人は、使わない物も含めてたくさんの物を購入してしまう傾向にあり、

さらには、無料でもらえるティッシュや箸なども溜め込んでしまうことも多いです。

日々の生活にストレスが溜まり、ネット通販などでストレス解消をしてしまうという人もいるかもしれませんが、

どちらにしても物をたくさん購入してしまう人は家が汚くなってしまいやすいです。

 

2-2.物が捨てられない

「家が汚い」人は、「物を捨てられない」というのもよくある特徴です。

家を綺麗に保っている人は、長期間使っていない物や複数ある物は定期的に捨て、家で管理している物の数をある程キープしています。

ただ、物を捨てられないという人は、使わない物すら溜め込んでしまうために、すぐに物が溢れて、どうしても家が汚くなってしまうのです。

人によっては、捨て方が分からないものを「捨てるのが面倒くさい」と、そのまま放置してしまうことで物が増えて、家が汚くなってしまうこともあります。

このような人は、家に物が溢れているために、拭き掃除や掃除機がけも難しくなってしまうことからも、どんどんと「家が汚い」レベルが上がってしまいます。

 

2-3.ストレスがたまりやすい

「家が汚い」人の特徴として、ストレスがたまりやすいということがあげられます。

ストレス解消のためにショッピングをする機会が増えて物が増えたり、ストレスから家事をやる気が奪われたりすることで、家が汚くなってしまうのです。

また、ストレスがたまりやすい人は、家が汚いことも無意識の内にストレスになり、さらに何かを購入することでストレス解消をしてしまうといった悪循環に陥りやすいです。

 

2-4.使った物を元の位置に戻さない

「家が汚い」人の特徴として、使った物を元の位置に戻さないこともあげられます。

そもそも、物を置く定位置がきちんと決まっていないパターンも多いですが、例えば、

使った物をそのまま机に置いたり、キッチンに置いたりなどすれば、家の中がどんどんと散らかってしまいます。

そして、物が溢れていることに対して「友達が来た時だけ押入れに物をしまう」「とりあえず見えないところに置いておく」

といったその場しのぎの対処をしてしまうこともあります。

物を「隠す」ようになったら、ますます物がどこにあるのか分からなくなり、いつも探し物をしているような状況に陥ってしまうでしょう。

 

2-5.ADHDなど片付けが苦手な脳を持っている人も

発達障害などの影響によって片づけが得意ではなく、家が汚くなってしまうことがあります。

ADHDの方の特徴としては、下記のことが言われています。

・衝動買いをしてしまいやすい

・他の物に気が散りやすく集中力が続かない

・先延ばしぐせがある

・優先順位をつけることを苦手とする
 

一概に決めつけることはできないのですが、おそらく上記のような特徴を持つ人は、そうでない人と比べて片付けが難しく感じることでしょう。

もし、すでにADHDなど発達障害と診断されているのであれば、医師に片付けの方法について相談してみることをおすすめします。

 

3.「家が汚い」ことが人に与えるデメリットについて詳しく解説

「家が汚くても生活できればいいのでは?」「多少家が汚くても害はないのでは?」

と、片付けを後回しにしてしまう人もいるかもしれませんが、家が汚いと下記のようなデメリットがあります。

・脳が疲れてストレスにつながる

・家族間の関係性が悪くなる

・虫やダニが繁殖して健康を害することもある

・「運気が下がる」という意見もある

 

思い当たることがある人は、片付けに取り掛かることを検討してみてくださいね。

 

3-1.脳が疲れてストレスにつながる

部屋が汚いと脳が疲れてストレスにつながってしまいます。

気にしないようにしていても、常に溢れた物が視界に入っている状態では、脳は物に意識を向け続けているとも言えるので、脳が疲れてしまいストレスにつながるのです。

心のどこかで常に「片付けをしなくちゃ」「汚い部屋をどうにかしなくちゃ」などと思っていることも大きな負担となるでしょう。

これらのことから、家が汚いことは、自分と家族へ大きなストレスを与えると言えます。

 

3-2.家族間の関係性が悪くなる

家が汚いことがストレスにつながることを解説しましたが、さらに、家族間の関係性も悪くなってしまうことが多いです。

夫婦間でも親子間でも、家が汚いとお互いにストレスがたまりイライラしやすくなり、言い争いが増えてしまう傾向にあります。

特に、「汚くても平気」な家族と「綺麗にしたい」家族が同居している場合、後者にとっては大きなストレスになり、言い争いや家族間不和が悪化しやすいです。

このように、家が汚い状況であるために、家族間の不和を生み出してしまうことがあることを覚えておきましょう。

 

【家が汚いことが家族間の不和を生み出す口コミ】

・家に帰ってきた夫が汚い部屋を見て「帰ってきてこんなに家が汚いとうんざりする」とため息をつき、妻が言い返したところ大きな喧嘩に発展してしまった。

・子供が「こんな汚い部屋じゃ勉強に集中できない」と言いながら片付けようとしたが、自分(親)の物を勝手に捨てようとしたことにカッとなり喧嘩に発展してしまった。

 

3-3.虫やダニが繁殖して健康を害することもある

家が汚い場合、知らない間に虫やダニが繁殖して健康を害してしまうことがあります。

例えば、家が汚いと、下記のような虫やダニが発生しやすいです。

・ゴキブリ

・ダニ

・シバンムシ

・ハエ

 

これらの虫が発生すると、洋服や本、食べ物を食べるだけでなく、人に噛み付いたりなど健康上のリスクが発生することもあり、いいことは一つもありません。

多くの虫が発生してからですと、害虫駆除を行うのにも時間と手間がかかるため、虫やダニが大量に発生する前に片付けや掃除を行うことをおすすめします。

 

3-4.「運気が下がる」という意見もある

家が汚いことで、運気が下がるという意見もあります。

一見、感覚的な意見に感じるかもしれませんが、

・家が汚いとストレスがたまり怒りっぽくなる

・物が溢れて全てに無気力になってしまう

・自分から人を遠ざけてしまう、人間関係が悪くなってしまう

 

など、「家が汚い」ことが、運気が下がる出来事につながることが理論的にも説明できます。

「家が汚いと運気が下がる」というのは何の根拠もないように思えて、理論的に説明できることなのです。

 

4.家を綺麗にするメリット

「家を綺麗にするとどんないいことがあるのか」をしっかり認識してもらうため、家を綺麗にするメリットについて詳しく解説していきます。

・毎日のストレスが減る

・勉強や家事など作業に集中しやすくなる

・節約につながる

 

4-1.毎日のストレスが減る

家を綺麗にすることで、毎日のストレスを軽減させることができます。

ただでさえ仕事や人間関係でストレスがたまりやすい昨今、家にいる時だけでもリラックスしたいですよね。

それなのに、家が汚いと下記のようなことにイライラしてしまうのです。

・探し物が見つからない

・片付けをしない家族に不満を持つ

・物がたくさんあって脳が疲れて休まらない

・物につまずいて怪我をする

 

家を綺麗にすることで、上記のようなストレスやイライラは消えて無くなります。

また、自分が家を綺麗に保てていることが自信につながり、自己肯定感が高くなるなど、精神的なメリットが多くあります。

 

4-2.勉強や家事など作業に集中しやすくなる

家を綺麗にすることで、勉強や家事などの作業に集中しやすくなります

汚い部屋で勉強や家事をすると、身の回りの物に意識が奪われやすくなり、限りある集中力を削ってしまうことが分かっています。

「子供が勉強に集中できない」「家事の効率が上がらない」などは、もしかしたら家が汚いことが影響しているかもしれません。

「天才の部屋は汚い」「汚い部屋の方がアイデアが生まれやすい」など言われることもあり、確かにそのような側面もあるのですが、

通常の勉強や家事に関しては、家が綺麗な方が集中しやすいですし効率も上がります。

あなたが芸術家でない限りは、家は綺麗にしておいた方がメリットは大きいでしょう。

 

4-3.節約につながる

家を綺麗にすると、節約につながります

家が汚いと、家に何があるのか分からなくなり、すでにある物を何度も購入してしまうことがよくあります。

さらに、家が汚いことがストレスになり、ストレスが衝動買いにつながってしまうのもよくあることです。

つまり、家が汚いと、余計な物を買う傾向が高くなり、浪費しやすくなると言えるのです。

「なかなか貯金ができない」「思った以上にお金を使ってしまう」という人は、家を綺麗にすることで解決する可能性があります。

 

5.家を簡単に綺麗にする3つのステップ!

家を簡単に綺麗にする3ステップについて紹介します。

ステップ1:いらない物を捨てる

ステップ2:収納の場所を決める

ステップ3:掃除機や拭き掃除を行う

 

上記のステップの中で特に重要なのは「いらない物を捨てる」です。

家を綺麗にするためには物を捨てることが何よりも大切であり、「捨てることがどうしてもできない」「捨てられない」というのであれば、

6.自分で片付けるのが難しいようであれば業者に依頼してみよう!」で紹介している通り、業者へ依頼することをおすすめします。

また、1章で紹介した1-5.「1-5.【レベル5】ゴミ屋敷と呼ばれる個人対応が難しいレベル【重症度★★★★★】」まで「家が汚い」状況が進んでいる場合にも業者へ依頼した方が良いでしょう。

 

ステップ1:いらない物を捨てる

家を綺麗にするためには「いらない物を捨てる」ことは決して飛ばせないステップと言えます。

「いらない物を捨てる」のは、最初のステップでありながら、1番重要なステップです。

「家が汚い」状態になってしまう人は捨てるのが苦手な傾向にありますが、物を捨てることなく家を綺麗にすることはできません。

そこで、まずは、捨てやすい物から捨てることをおすすめします。

例えば、

・明らかなゴミ

・複数ある物

・長年使っていない物

 

などについては、何も考えずに捨てましょう

捨てることにどうしても抵抗がある場合には、リサイクルショップに出したり、寄付したりすることをおすすめします。

捨てるステップの中で「捨て方が分からない」と判断する物もあるかもしれませんが、そのような物はとりあえずまとめておいて、捨てられるものからどんどん捨てていきましょう。

あとで、捨て方をインターネットなどで調べるか、引き取り手を探すことをおすすめします。

また、「どこまで捨てればいいのか?」というのは人それぞれの状況によって変わりますが、自分で管理できる量しか持たないというのが基本です。

 

つまり、自分の家の持ち物について全て把握できていないというのであれば、物の量を減らす必要があるということです。

「物を捨てる」ことに抵抗があるという人は多いですが、今は多くの物がレンタルできる時代でもあるため、なるべく物を手放すことをおすすめします。

注意点としては、家族の物を勝手に捨てると後からトラブルになりかねないため、きちんと相談しながら物を捨てたり、リサイクルしたりなど処分を進めてくださいね。

 

【いらない物を処分する方法】

ゴミに出す

自治体のルールに従って捨てる方法。自治体によってルールが異なるのでよく確認しておきましょう。

家族や友人に譲る

自分にとって不要であるが、新品の物や価値の高い物であれば、家族や友人に譲るのもひとつの方法でしょう。

寄付する

洋服や文房具、家具などは、寄付することができるので、寄付を受け付けている団体の指示にしたがって郵送など手続きを行いましょう。

リサイクルショップに売る

大量の服やバッグ、電化製品などを一度にリサイクルショップに売ればある程度のお金になる可能性があります。

不用品回収業者にお願いする

自分で処分するのが難しい場合に、不用品の回収を請け負ってくれます。あまりにも処分する物が多い場合には利用を検討しても良いでしょう。

 

ステップ2:収納の場所を決める

次に、収納の場所を決めるようにしましょう。

物の定位置を決めることで、机の上や床に物を置いたままにして家を汚くすることを防げます。

収納のポイントとしては、毎日使うような物は取りやすい場所に置いておくことをおすすめします。

そうすることで、使った後に元の位置へ戻す手間を少なくしましょう。

また、余裕を持って収納場所を決めておくことも大切です。

収納場所を細かく決めようとすると億劫になってしまうので、例えば、「3番目の引き出しに入っていればOK」といった具合に収納場所を決めておくと良いでしょう。

 

【参考:収納の場所を決めるコツ】

・使用頻度が高いものは取り出しやすい場所に置く

・収納場所を細かく決めるのではなく大雑把に決めるでOK

・衣服や小物などカテゴリーごとにまとめて収納するのがおすすめ

・家族がいれば人ごとに収納の場所を確保するのがおすすめ

・収納してみて使いにくいなどあれば、どんどん改善していこう

 

ステップ3:掃除機や拭き掃除を行う

物が綺麗に片付いたところで、掃除や拭き掃除を行いましょう。

掃除や拭き掃除は、物が片付いていなければ非常にやりにくいため、綺麗に片付いていることが大切です。

本来は、掃除は一気に行うより、こまめに行う方が格段に時間も手間も節約できるため、ちょっとした隙間時間に行う習慣をつけると良いでしょう。

 

【掃除のポイント】

・掃除機と雑巾を使って広い箇所を掃除する

・水回りの掃除はブラシがあると便利

・水回りの水垢はクエン酸を利用してみよう

・水回りのカビはカビキラーなどの利用がおすすめ

・物と物の隙間の掃除はハンディーモップなど市販の隙間用掃除グッズを利用してみましょう

 

6.自分で片付けるのが難しいようであれば業者に依頼してみよう!

「すでにゴミ屋敷になっており自力で片付けるのが難しい」

「どうしても片付けが苦手なので誰かにサポートしてもらいたい!」

そのような人は、無理をせずに業者に依頼して、家を綺麗にするサポートをしてもらうことをおすすめします。

ただ、昨今では、片付けや不用品回収の需要の高まりから、不法投棄や高額請求と言った業者とのトラブルも増加しています。

そのため、業者の見極めをしっかり行う必要があり、料金体系の明瞭さや電話対応などもひとつの基準となってきます。

とはいえ、「片付けを行なってくれる優良な業者を自分で探すのは難しい」とお悩みの方は、弊社の業者検索サービスをぜひ利用してみてください。

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また、全国のゴミ屋敷片付けサービスの料金相場、実際にサービスを受けた方の口コミも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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7.まとめ

本記事では、

・「家が汚い」とはどんな状態?特徴をレベル別解説

・「家が汚い」人の特徴について詳しく解説

・「家が汚い」ことが人に与えるデメリットについて詳しく解説

・家を綺麗にするメリット

・家を簡単に綺麗にする3つのステップ!

 

について紹介しました。

一口に「家が汚い」と言っても、少し物が散乱しているだけの状態からゴミ屋敷まで幅広く、片付けの仕方も大きく異なります。

本文で、自分の家がどのレベルなのかを確認してみてくださいね。

また、「家が汚い」人の特徴としては、「物を捨てられない」「物を購入してしまう」「物を元に戻さない」

といったようなことがあげられ、人によっては発達障害などが影響していることもあるでしょう。

家が汚いことが人に与えるデメリットは大きく、綺麗にすることで色々なメリットが享受できます。

自分の家の状態を客観的に捉え、家を綺麗にするために本記事を参考にしてもらえたなら幸いです。

【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。

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