汚部屋はどのレベルから？片付けを急ぐべき理由や掃除方法、原因まで

汚部屋は健康被害や近隣トラブルなどの原因になるため、早急に片付ける必要があります。しかし、そもそもどのレベルからが汚部屋なのか曖昧な方も多いのではないでしょうか。

掃除方法にも触れているので、ぜひ参考にしてください。

• 汚部屋の定義
• 汚部屋化の原因
• 汚部屋の片付けを急ぐべき理由
• 汚部屋の掃除方法
• まとめ

汚部屋の定義

汚部屋とは、大量のゴミを放置して不衛生な環境であったり、生活に支障が出るほど物が散らかっていたりする部屋を指します。

悪臭や害虫が発生し、周辺環境に悪影響を及ぼす家を「ゴミ屋敷」と言いますが、汚部屋はその前段階です。

汚部屋を放置するとゴミ屋敷化し、近隣住民からのクレームや行政指導が入る恐れも。健康被害が及ぶ可能性も大きいため、早急に片付ける必要があります。

〈参考記事〉ゴミ屋敷の定義はどこから？

汚部屋化の原因

・生前整理をしなかった ・発達障害や精神的な病気 ・ストレス ・物を捨てられない性格 ・衝動買いが多い

汚部屋になる原因は単に本人が怠けているだけでなく、精神的な病気や元々の性格などさまざまです。

原因と現状を照らし合わせることで、解決策を見つけやすくなります。

生前整理をしなかった

生前整理をしないことでどんどん物が増え、汚部屋化の原因になる場合があります。

加齢によって体力や認知力が低下すると、掃除や片付けが難しくなり、汚部屋化のリスクも高まります。残された家族に迷惑をかけてしまうケースもあるでしょう。

〈参考記事〉生前整理について詳しく見る

発達障害や精神的な病気

発達障害や精神的な病気も汚部屋化の原因になります。集中力が続かなかったり、面倒なことを後回しにしてしまったりして汚部屋になることも。

こだわりが強く物を捨てられないこともあります。うつ病などの気分障害による意欲や集中力の低下、倦怠感などで片付けられないケースも珍しくありません。

ストレス

過度にストレスが溜まると片付けや身の回りのこと全般ができなくなり、汚部屋化するケースも。このような状態を「セルフネグレクト」といいます。

セルフネグレクトになると健康的な生活を維持する能力が低下するため、片付け以外に食事や入浴なども困難になります。

〈参考記事〉セルフネグレクトとは？

物を捨てられない性格

物を捨てられない性格の人は、どんどん物量が増えて汚部屋化しやすい傾向にあります。

「いつか使うかもしれない」「もったいない」という理由で紙袋や箱などを溜め込んでいる方は要注意。

必要な物と不要な物の区別ができないと、汚部屋化してしまいます。

衝動買いが多い

物欲が強く衝動買いが多い方は、油断すると汚部屋化してしまいます。物が増えすぎて、最終的に管理できなくなることが原因です。

衝動買いが多い方は、使うことよりも買うことを目的としている場合もあります。計画的に買い物するなどの対策が必要です。

汚部屋の片付けを急ぐべき理由

・害虫が発生する ・健康面に悪影響が出る ・メンタル面に悪影響が出る

汚部屋を放置すると衛生環境や健康状態の悪化につながる可能性があります。次段階に当たるゴミ屋敷にならないためにも、早急に対応しましょう。

害虫が発生する

汚部屋を放置するとハエやゴキブリなどの害虫が発生するおそれがあります。特に、洗わずに放置した皿や弁当・カップ麺などのゴミ、食べかけのお菓子などは要注意です。

害虫が発生すると触りたくない・見たくないという思いから余計に片付けられなくなることも。害虫駆除には時間も手間もかかるため、発生前に汚部屋を片付けましょう。

健康面に悪影響が出る

汚部屋で暮らしていると、害虫が病原体を運んできたり、ホコリやカビを吸い込んだりすることで、病気のリスクも上がります。

健康を損なうことで気力や体力を失い、片付けが進まない悪循環に陥るケースも。健康面に悪影響が出る前に対応しましょう。

メンタル面に悪影響が出る

汚部屋に住んでいると自己嫌悪に陥ったり、ストレスを感じやすくなったりするなどメンタル面にも悪影響があります。

汚い部屋を見るたびに、片付けられない自分に嫌気が差し、憂うつな気分になってしまいます。

汚部屋の掃除方法

・自分で片付ける ・業者を利用する

汚部屋を自分で片付けられない場合、業者を利用する方法もあります。どちらを選ぶかの判断材料にするためにも、それぞれの流れを把握しておきましょう。

自分で片付ける

1.片付けの方針を決める 2.片付けの準備をする 3.とにかく捨てる 4.掃除する 5.清掃する

作業途中で投げ出さないためにも、最初に片付けの方針を決めましょう。寝室から片付けても良いですし、燃えるゴミを捨てることから始めるのでも構いません。

方針を決めた後はひたすら物を捨てて掃除します。ゴミ捨てや整理整頓、掃除など異なる作業を同時に行うと混乱するため、一つずつ終わらせましょう。

〈参考記事〉自力で汚部屋を片付ける方法の詳細

業者を利用する

なかなか自分で部屋を片付けられない方は業者を利用するのがおすすめです。

元々片付けが苦手であったり、掃除をする気力が残っていなかったりするケースの場合自力での片付けは困難といえます。

ほかにも下記のメリットもあるため、部屋を片付けられずに悩んでいる方は業者利用を検討しましょう。

・短期間で片付けられる ・確実に綺麗になる ・自力では難しい大量のゴミも処分してくれる

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まとめ　

汚部屋は健康被害を及ぼしたり、近隣トラブルに発展したりするため早急に対応が必要です。次段階にあたるゴミ屋敷になる前に片付けましょう。

どこから手をつけたらいいかわからない方は業者への依頼がおすすめです。スムーズかつ確実に部屋を片付けられるため時間も労力も削減できます。

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