「遺品処分を進めたいけど遺品を不用品として捨てるのに罪悪感を感じる」
「遺品処分をいつから始めたらいいのかタイミングが分からない」
「遺品処分について、何から手をつければいいか、どう進めればいいか分からない」
など、あなたは今、遺品処分と向き合う方法や遺品処分の進め方について悩んでいませんか?
親族がお亡くなりになった際には、心理的な負担だけでなく、相続など各種手続きに走り回るなど、体力的にも大変なことが多いです。
そのような中、遺品処分がどうしても後回しになってしまうという人も多いでしょう。
そこで、本記事では、
・遺品処分に罪悪感を感じてしまう場合の考え方
・遺品処分を始めるタイミング
・自分で行う?業者に依頼する?遺品処分を行う2つの方法について解説
・遺品処分を自分で行う場合の手順
・遺品処分で困る物の処分方法について詳しく解説
・遺品処分を業者に依頼する場合の選び方
について解説します。
遺品処分に向き合えるよう心を整理し、遺品処分の方法や進め方を理解し、ひとつひとつステップを進めていきましょう。
- 1.遺品処分に罪悪感を感じてしまう場合の考え方
- 2.遺品処分を始めるタイミングは人それぞれ
- 3.自分で行う?業者に依頼する?遺品処分を行う2つの方法について解説
- 4.遺品処分を自分で行う場合の手順
- 5.遺品処分で困る物の処分方法について詳しく解説
- 6.遺品処分を業者に依頼する場合の選び方
- 7.遺品処分を依頼する業者を探しているなら検索サービスを利用しよう!
- 8.まとめ
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1.遺品処分に罪悪感を感じてしまう場合の考え方
「遺品処分と向き合う心の整理ができていない」「故人の物を不用品として捨てることに罪悪感を感じてしまう」人に向けて、
遺品処分と向き合う心の整理方法について解説していきます。
・故人の気持ちに寄り添ってみる
・遺品処分をしながら気持ちの整理をすると考えてみる
・ノートに自分の気持ちを書いてみる
1-1.故人の気持ちに寄り添ってみる
「故人の物を不用品として捨てるなんて・・・」と、罪悪感から遺品処分と向き合えないという人は、1度故人の気持ちを想像してみることをおすすめします。
罪悪感というのは、おそらく「故人の所有していた大切な物を捨てるのは悪いことなのでは?」という気持ちがあるからだと思いますが、
故人の物を捨てるのは本当に悪いことなのでしょうか?
例えば、「自分が故人だったら」と想像してみると、残された大切な人が自分の物を捨てられなくて困っていることは望まないのではないでしょうか。
「悲しみを超えてその人自身の人生を歩んで欲しい」と多くの人は考えるはずです。
また、遺品と故人の思いや思い出は別物であり、遺品を捨てたからと言って、故人の思いや思い出が消えるわけではありません。
遺品処分に対してネガティブな気持ちを持ってしまう人は、故人の気持ちに寄り添ってみることで、
「遺品処分を進めていこう」という前向きな気持ちを持つことができるでしょう。
1-2.遺品処分をしながら気持ちの整理をすると考えてみる
遺品処分と向き合えないという人は、遺品処分をしながら気持ちの整理をすることを検討してみてください。
大切な人が亡くなった場合、完璧に気持ちの整理がつくまでには長い時間がかかることが多いため、いつまでも遺品処分ができないという人も少なくありません。
おそらく「完璧に気持ちの整理がつく」までには、人によっては数年以上など、非常に長い時間がかかるのではないでしょうか。
そこで、「気持ちの整理をしてから遺品処分を行う」のではなく、「遺品処分をしながら気持ちの整理をする」という視点を持つことをおすすめします。
故人の物と対面しながら、思い出などを振り返り、自分の気持ちの整理をしていくのです。
それでも1人で遺品処分をするのが難しいと感じる場合には、親族と「形見分け」を行うと良いでしょう。
「形見分け」は親族と相談しながら、故人が大切にしていた物の処分を決めることができるので、
自分1人で「捨てる」「取っておく」という決断をせずに済むため、罪悪感を減らすことができるからです。
このように、気持ちの整理がついてから遺品処分に手をつけるのではなく、ある程度気持ちの整理ができたら、とりあえず遺品処分に手をつけることを検討してみましょう。
1-3.ノートに自分の気持ちを書いてみる
「遺品処分に罪悪感を感じてしまう」「遺品処分をする気持ちになれない」という人は、ノートに自分の気持ちを書いて整理してみることをおすすめします。
「なぜ、罪悪感を感じるのか?」「何がモヤモヤしているのか?」などについてノートに書き進めていくと、自分が何に対して罪悪感を感じているのかが見えてきます。
例えば、下記のように書き進めてみましょう。
【例:なぜ、遺品処分を行うことに罪悪感やモヤモヤを感じるのか?】
・故人の大切な物をゴミのように捨てるのは忍びない ・何から手をつけていいのか分からない ・着物や仏壇などを捨てるとバチが当たるのではないかと考えてしまう |
上記のように考えてしまう場合、上述した通り、故人の気持ちに寄り添えば、遺品処分は悪いことではないと理解できますし、
不用品として処分することが忍びないのであれば、遺品をお寺や神社で供養してもらうことを検討してもいいでしょう。
また、罪悪感ではなく、「遺品の量が多すぎてどうしていいか分からない」「遺品処分を億劫だと感じている」などの理由でモヤモヤしていることもあるので、
その場合には、遺品処分の手順について具体的に確認することから始めてみてください。
このように、心の整理がつかない、モヤモヤする、罪悪感を感じるという自分の感情と向き合いながらノートに書いていくことで、
気持ちが整理されて、解決策や今やるべきことが見えてくることでしょう。
2.遺品処分を始めるタイミングは人それぞれ
遺品処分に対して気持ちが前向きになったものの、「いつから遺品処分を始めたらいいの?」と悩む人もいるかもしれません。
遺品処分に決められたタイミングは特にないですが、一般的には下記のような時期にされることが多いです。
・葬儀後
・相続時
・四十九日後
遺品処分を行う人の気持ちの整理がついてから取りかかるというのが1番であるため、まずは、四十九日後を目安とすると良いでしょう。
ただ、「賃貸住宅に住んでいてすぐに遺品処分を行わなければならない」「親族で形見分けを行わなければならない」という場合には、遺品処分を急ぐ必要があります。
葬儀後すぐにとりかかったり、親族が集まるタイミングで行なったりなど、早いタイミングで取り掛からなければならないこともあるでしょう。
3.自分で行う?業者に依頼する?遺品処分を行う2つの方法について解説
遺品処分は大きく分けて、
・自分で遺品処分を行う
・業者に遺品処分を依頼する
の2つの方法があります。多くの人は、自分で遺品処分を行なっているようですが、業者に依頼するメリットも多くあります。
自分に合った方法を選べるよう、それぞれの特徴・メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
3-1.自分で遺品処分を行う
「自分で遺品処分を行う」ことを検討している人も多いでしょう。
遺品の数が多くなく、故人がある程度整理整頓を済ませていた場合には、自分で遺品処分を行っている人が多いようです。
自分のペースやタイミングで遺品処分を行うことができますし、自分の手で故人の物と向き合うことができるので、気持ちの整理もつきやすいです。
ただ、「物が溢れて遺品処分が進められない」「何から取り掛かればいいのかすら分からない」など、自分1人で遺品処分を行うのが難しいと感じる人は、次項で紹介する「遺品処分業者に依頼する」ことを検討してみてくださいね。
【自分で遺品処分を行うメリット・デメリット】
メリット |
デメリット |
・費用負担が少なくて済む ・自分のペースで進められる ・故人の思い出の品とゆっくり向き合える ・故人の意向を組んだ処分がしやすい |
・自分で全てを判断しなくてはならない ・粗大ゴミや供養、リサイクルなど物ごとに自分で手続きを進めなくてはならない ・時間がかかる、なかなか前に進まないことがある |
3-2.業者に遺品処分を依頼する
「自分で遺品処分を行うのは負担が大きすぎる」
「賃貸契約の関係ですぐに遺品処分を終わらせなければならない」
などの場合には、業者に遺品処分を依頼するという方法もあります。
費用は下記の通り、3万円から30万円までと幅広く、家の広さや物の多さ、クリーニングまで含めるかなど、状況によって大きく変わってきます。
遺品整理における間取り別の料金目安は下記の通りなので、参考にしてみてくださいね。
【遺品整理】間取り別の料金目安
遺品整理を専門業者に依頼するメリットとしては、迅速に遺品処分を終わらせられることがあげられます。
また、相手はプロであるため、遺品の供養や買取、リサイクル、処分方法についての相談に乗ってくれるなど、不安を減らしてくれることでしょう。
一方で、デメリットとしては、費用がかかることと、遺品業者の選び方を間違えると高額請求などのリスクがあるという点です。
遺品業者の選び方については、「6.遺品処分を業者に依頼する場合の選び方」で詳しく解説しているので、業者への依頼を検討している方は必ず確認するようにしてくださいね。
【遺品処分業者に依頼するメリット・デメリット】
メリット |
デメリット |
・遺品の供養や買取までしてくれることが多い ・心の支えとなってくれる ・遺品処分にかける時間や心理的負担が減る |
・費用がかかる ・業者の選び方を間違えると高額請求などのトラブルに発展することがある |
4.遺品処分を自分で行う場合の手順
「遺品処分を自分でやるにはどうしたらいいの?」と疑問に思う人に向けて、遺品処分を自分で行う場合の手順について紹介していきます。
・遺言書やエンディングノートの記載を確認する
・他の親族に同意をもらう
・遺品の中に貴重品がないか確認する
・仕分けを行う
・遺品を捨てる
・遺品をリサイクルに出す
・遺品を供養して処分する
4-1.遺言書やエンディングノートの記載を確認する
まず、実際の遺品処分に移る前に、遺言書やエンディングノートの記載を確認することから始めましょう。
特に遺言書は法的に従わなければならない義務が生じるため、遺言書に財産分配についての記載があれば、その通りにする必要があります。
また、法的拘束力はありませんが、「エンディングノート」に遺品についての記載があれば、
故人の意志を尊重した形で、遺品を分配したり、処分したりした方が良いでしょう。
4-2.他の親族に同意をもらう
実際の遺品処分に移る前にもうひとつ、他の親族に同意をもらうというステップも重要です。
財産になるものが見つからない限りは、法的に必ず必要なステップというわけではないのですが、
感情的な問題でトラブルが起こるので、避けるために同意をもらうと安全です。
後から「勝手に処分したことが許せない」といったトラブルが起こらないとも限らないので、
親交のあった親族には一言「形見分け」を行うかどうかを相談してみてくださいね。
4-3.遺品の中に貴重品がないか確認する
遺品の中に貴重品がないか確認しておきましょう。貴重品とは、下記のようなものを指します。
・現金
・通帳
・商品券
・貴金属
・骨董品など美術品
これらは現金化することができるため、現金化して相続人同士で分配するのが一般的と言えます。
そのため、とりあえず一か所にまとめておいて、その他の遺品処分が終了したら、相続人や親族と話し合って処分方法を決めると良いでしょう。
また、クレジットカードに関しては解約手続きを行わなければならないため、カード会社に連絡して手続き方法を確認するようにしてくださいね。
4-4.仕分けを行う
遺品の仕分けに移っていきましょう。ここまでは「事前準備」とも言えるようなステップでしたが、ここからは遺品処分を進めていきます。
遺品処分の方法としては、下記4つの選択肢があるため、物ごとに仕分けを行なっていきましょう。
捨てる |
自治体のルールに従って遺品を捨てます。 一般的には、小物や衣類、本などはこちらに分類する形になります。 また、古い家具や電化製品などもリサイクショップで引き取ってもらうことは難しいので、こちらに分類することになるでしょう。 |
リサイクルショップ |
新しい冷蔵庫や洗濯機などの家電製品や、ブランド物のバックや衣類などはリサイクルショップで引き取ってもらえるかもしれません。 |
形見分け |
まだ使える物や貴重な物であれば、「形見分け」として、相続人や親族に譲るという方法もあります。 貴金属や着物などが代表例と言えます。 |
供養する |
思い入れのある物などは、寺院か神社で供養してもらうことができます。 故人が大切にしていた物や日記、写真などがこちらに該当するでしょう。 |
遺品処分を素早く行いたいのであれば、「捨てる」ことを前提として作業を進めていくことをおすすめします。
4-5.遺品を捨てる
「捨てる」に仕分けした遺品を処分していきましょう。一般的には下記の通り分別する形になります。
燃やすゴミ |
紙、生ゴミ、皮革類など |
燃やさないゴミ |
金属・刃物類、陶器・ガラス、小型家電など(リサイクル家電など除く) |
プラスチック |
袋類、ボトル類、発砲スチロールの箱、DVDケースなど |
資源ゴミ |
新聞紙、ダンボール、紙パックなど |
ただ、自治体のルールによって捨て方は変わるため、自治体のHPを確認したり、問い合わせをしたりして、処分を進めていきましょう。
一定の量を超える場合には通常の収集では回収できないこともあるため、その点についても自治体のルールを確認しておいてくださいね。
粗大ゴミを捨てる場合には、事前に自治体への申請や粗大ごみ処理券の購入が必要になります。
また、冷蔵庫やエアコン、テレビなどのリサイクル家電に関しては購入した小売店に引き取りを依頼する必要があります。
購入した小売店が分からなければ、自治体が指定する方法で処分しなければなりません。
以上のことに注意しながら、「捨てる」に仕分けした遺品の処分を進めていきましょう。
4-6.遺品をリサイクルに出す
仕分けした物の中で「リサイクルに出す」に仕分けした遺品の処分を進めていきましょう。
新品の物でない限りはあまり高い値段がつくことは期待できませんが、
冷蔵庫やテレビ、洗濯機といった大型家電から、衣類や小物など、多くの物をリサイクルショップでは引き取ってくれます。
着物や貴金属なども、引き取り手がいないものの処分に困る物があれば、リサイクルを検討してみましょう。
4-7.遺品を供養して処分する
「どうしてもゴミとして出すのに抵抗がある」という物があれば、供養して物を手放しましょう。
例えば、故人の日記や大切にしていた物などを不用品として捨てることに抵抗がある場合には、寺院か神社で供養してもらうことをおすすめします。
供養の方法としては、他の遺品と合同で行う「合同供養」や故人の家で行う「現場供養」などいくつかの種類があるため、近くの寺院か神社で確認してみましょう。
費用としては、5000円から数万円かかりますが、「故人の大切な物を処分するのにどうしても抵抗がある、罪悪感がある」という人に向いています。
5.遺品処分で困る物の処分方法について詳しく解説
遺品処分をしている際に「これどうやって捨てたらいいのだろう?」と疑問が生じやすい下記の物を処分する方法について解説していきます。
・着物
・神棚やお仏壇
・写真・日記・手紙
・故人に処方されていた薬
5-1.着物
「着物をどう処分しようか悩んでしまう」という人は多くいます。
そもそも着物は高価な物とされている上に、故人から「引き継いで欲しい」と生前に言われている人もいるかもしれません。
とはいえ、現在では着物を着る機会もあまりないため、どうにか処分しなければと悩む人が多いでしょう。
通常の処分方法としては、自治体によって異なりますが、可燃ゴミもしくは資源ゴミとして捨てることが多いです。
「ゴミと同様に捨てるのは抵抗がある」という場合には、親族に引き取ってもらうか、着物専門の買取業者に買い取ってもらう、
もしくは、リメイクなどして利用するという方法もあります。
5-2.神棚やお仏壇
神棚やお仏壇は神聖な物であるため、処分の方法に戸惑う人も多いでしょう。
神棚やお仏壇を譲り受けて保管するのが難しいようであれば、菩提寺(先祖代々のお墓のあるお寺)などに相談してみましょう。
一般的には、お坊さんを呼んで閉眼法要(魂抜き)をしてもらった上で、お焚き上げなどして処分してもらう形になります。
もし、お焚き上げをしてもらえないようであれば、神棚や仏壇を引き取っている専門業者に依頼するか、
閉眼法要(魂抜き)のあとであれば、粗大ゴミとして出しても問題ないでしょう。
5-3.写真・日記・手紙
写真、日記、手紙については、心理的にゴミとして捨てることをためらう人も多いでしょう。
その場合には、供養してお焚き上げをするというステップで処分することをおすすめします。
もし、PCやスマホに入っている写真などで残しておきたい物があればデータを取り出し、全て初期化した上で処分するようにしましょう。
5-4.故人に処方されていた薬
遺品処分をしている際に、故人が処方されていた薬が出てきて、どう処分していいか困ってしまう人も多いでしょう。
通常の錠剤であれば、自治体で指定されている方法に従って廃棄することが可能ですが、
例えば注射器など、物によっては通常のゴミとして廃棄できない場合があります。
処分方法に戸惑うような薬があれば、薬を処方してもらった薬局などに相談することをおすすめします。
6.遺品処分を業者に依頼する場合の選び方
遺品処分を自分で行う方法について解説してきましたが、手間も時間もかかることから「大変そうだから業者に依頼しようかな」と考えた人もいるかもしれません。
そこで、遺品処分を業者に依頼する場合の「業者の選び方」について解説していきます。
・不用品回収業者より遺品処分の専門業者がおすすめ
・遺品整理士資格などの資格を所有している社員がいる
・料金体系が明瞭な業者
業者の選び方は大切なので、必ず確認するようにしましょう。
6-1.不用品回収業者より遺品処分の専門業者がおすすめ
不用品回収業者より遺品処分の専門業者に依頼することをおすすめします。
不用品回収業者は通常、遺品処分の経験が豊富でないために、遺品をぞんざいに扱い、依頼者が悲しい思いをしてしまう可能性があるからです。
また、遺品処分の専門業者であれば、供養に対応してくれていることが多く、思い入れのある遺品処分もスムーズに進められます。
また、遺産関連の悩みの相談に乗ってくれる業者もあり、非常に心強いでしょう。
これらのことから、多少価格は高くなる傾向にありますが、安心して遺品処分を実行したいのであれば、遺品処分の専門業者を選ぶことをおすすめします。
6-2.遺品整理士資格などの資格を所有している社員がいる
遺品整理士を取得した社員が入れば、遺品の取り扱い、遺族の思いなどを汲んだ上で作業を進めてくれることが期待できます。
また、他にも色々な資格が必要になるため、下記の表における資格があるかどうか、業者のHPや相談時に確認するようにしましょう。
一般廃棄物収集運搬業の許可 |
市町村が許可を出している事業として廃棄物の運搬を行うために必要で、一般家庭からでた遺品を回収するためには必須。 (遺品処分の会社自体が保有していなくても、許可を持っている業者に委託している場合あり) |
産業廃棄物収集運搬業の許可 |
産業廃棄物(事業活動によって生じる廃棄物のうち、金属屑・紙くずなど)を回収するために必要な許可 |
古物商許可証 |
遺品を買い取って販売する場合に必要 |
特に、一般廃棄物収集運搬業の許可は必須であるものの、
中には産業廃棄物収集運搬業の許可のみで事業を行なっている業者もあるようなので、必ず確認するようにしてくださいね。
6-3.料金体系が明瞭な業者
遺品業者を選ぶ際には、料金体系が明瞭なところを選ぶようにしましょう。
昨今では、遺品処分や不用品回収の需要の高まりから、不法投棄や高額請求と言った業者とのトラブルも増加しています。
そのため、後から想定外の高額請求をされることがないよう、料金体系が明瞭で、追加料金についても細かく規定があるところを選ぶようにしましょう。
7.遺品処分を依頼する業者を探しているなら検索サービスを利用しよう!
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8.まとめ
本記事では、
・遺品処分に罪悪感を感じてしまう場合の考え方
・遺品処分を始めるタイミング
・自分で行う?業者に依頼する?遺品処分を行う2つの方法について解説
・遺品処分を自分で行う場合の手順
・遺品処分で困る物の捨て方について詳しく解説
・遺品処分を業者に依頼する場合の選び方
について解説しました。
遺品を不用品のように捨ててしまうことに罪悪感を感じる人は多いかもしれませんが、
故人の気持ちを慮ってみたり、ノートに自分の気持ちを書き記して見たりすることで、罪悪感と向き合うことができるでしょう。
また、「気持ちの整理をしてから遺品処分をする」というのでは、いつまで経っても遺品処分に取りかかれないため、
「遺品処分を行いながら気持ちを整理していく」という視点も非常に大切になります。
遺品処分は自分で行うことも業者に依頼することもできますが、業者に依頼することで迅速に遺品処分を進められたり、供養などの相談に乗ってもらったりとメリットも大きいです。
ぜひ自分に合う方を選び、遺品処分を進めていってください。
遺品処分を自力で行う際の詳しい手順や遺品処分で困る物の捨て方なども、本文に詳しく記載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
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