突然両親が亡くなったとき、残された自動車についてどのような手続きをし、処分すればいいか困りますよね。この記事では故人の廃車の手続きや、相続の方法、必要書類について車種別にご紹介します。
普通車と軽自動車で手続きが異なる
亡くなった方の車は遺産になります。そのため相続の手続きをしないと売却することや廃車にすることはできません。ただし軽自動車においては相続手続きが必要ないため、簡単に手続きをすることができます。
軽自動車の場合はまず名義変更をする
軽自動車は資産価値としてそれほど高くはないため、手続きが簡略化されています。処分で必要なことは次のようなものです。
①名義変更:最初に名義変更をして所有者を自分に変更しましょう。
②廃車手続き:必要な書類を準備して全国に事務所がある軽自動車検査協会の窓口にて手続きをしてください。
軽自動車の名義変更で必要な書類
軽自動車の名義変更では次のものを用意しましょう。
車検証 |
有効期限の切れていないもので、 かつ原本の用意が必要です。 |
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住民票または 印鑑証明書 |
新しい所有者のものが必要です。印鑑証明の場合は発行日より3か月以内のものを準備してください。 |
自動車検査証記入申請書 |
軽自動車検査協会にての窓口にて購入するものです。 費用は35円です。 |
軽自動車税申告書 |
こちらも軽自動車検査協会の窓口にて入手できます。 |
名義変更が終わると所有者が変更になるため、自由に処分や売却をすることができます。解体業者や専門の買取業者に査定を依頼してみましょう。上記にあわせて印鑑も必要になるので忘れないよう注意してください。
普通車は相続手続きが必要
普通自動車の場合も、所有者を故人から相続人に変更する必要があります。そのため相続人たちで話し合って、誰の所有にするかを事前に決める必要があります。
自分ひとりであれば単独相続、複数名で所有する場合は共同相続になり、これを記載した遺産分割協議書が必要になります。この協議書を含め、普通自動車の処分に必要な書類や手続きは次の通りです。
亡くなった方の廃車手続きの必要書類
- 戸籍謄本:故人との関係を確認するために必要です。役所で発行してもらうことができます。
- 除籍謄本:車の名義人が亡くなってことを証明するものです。役所で発行してもらうことができます。
- 遺産分割協議書:相続人たちがどんな財産を相続するのかを決めた内容が記載されたものです。
普通車の名義変更で必要な書類
上記に加えて通常の名義変更で必要なものを準備します。普通車は軽自動車と異なり、必要書面が多いので注意してください。
- 車庫証明(警察署で発行してもらえます。ただし使用場所が変わる場合)
- 手数料納付書
- 委任状
- 車検証
- 印鑑証明書
- 自動車税申告書
- 印鑑(実印が必要です)
陸運局で名義変更する
必要書類をすべて集めるのは大変ですが手元にそろったら、新所有者が住んでいるエリアを管轄されている陸運局へ行きましょう。名義が変更できたら廃車手続き、または買取サービスに依頼することができます。
手続きが面倒なときは業者に依頼してみよう
亡くなった方の名義変更や廃車手続きはかなり手間がかかります。行政書士や買取業者など手続きを代行してくれるところもありますので、活用してみましょう。
また面倒な名義変更や廃車手続きを代行してくれる遺品整理業者もいます。買取までワンストップで対応してくれる業者もおりますので、時間がない方は遺品整理と一緒に依頼しましょう。
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