「年末に大掃除をする意味が知りたい」

「なぜ年末に大掃除をする必要があるの?他の時期ではいけないの?」

年末に大掃除をする理由は、「新年に神様を迎え入れるため」です。

昔は新年になると「年神様」という神様が山から降りてきて、各家に幸せを届けてくれると信じられていました。

神様を迎え入れるには、家の中をけがれのない清浄な場所にする必要があります。昔は各家庭に囲炉裏やかまどがあり、家中に溜まった煤(すす)やホコリを払って掃除する「煤払い(すすばらい)」をしていました。それが現代に受け継がれ、今でも年末になると各家庭で大掃除をしているのです。

とはいえ「神様を迎え入れるために大掃除をすると言われても、やる気がおきない」という人もいるかと思います。しかし部屋が汚いままの状態で新年を迎えると、精神的にも健康的にも良くないことはご存じでしょうか?

部屋が汚いままだとやる気や運気に影響するほか、ダニやカビが増殖し、アレルギー疾患を発症する場合もあります。そのため「神様を迎え入れるため」だけでなく、日常生活を考えた上でも大掃除はやっておくべきでしょう。

そこで本記事では、

・年末に大掃除をする理由

・神事に関係なく大掃除を年末にすべき3つの理由

・年末の大掃除するべき箇所チェックリスト

・【ケース別】年末の大掃除のスケジュール例

・忙しくても最低限は年末大掃除をすべき箇所【TOP3】

・大掃除の時短ポイント5つ

について徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、大掃除をする判断ができるだけでなく、自分はどこを掃除すべきなのかや効率よく終わらせるスケジュールの立て方も分かるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

年末に大掃除をする理由とは?多くの人が大掃除する理由を解説

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1. 年末に大掃除をする理由

 

「年末は仕事の追い込みや帰省で忙しいのに、なんでわざわざ時間をかけて掃除するの?」

「そもそも日頃から適度に掃除してるし、大掃除する必要なくない?」

 

なんて思う人は多いのではないでしょうか?

 

冒頭でもお伝えした通り、年末に大掃除をする理由は「神様を迎え入れるため」だからです。

 

本章では、なぜ昔の神事である大掃除が現代にも受け継がれているのか、どんな神様を迎え入れるためなのかをわかりやすく解説をしていきます。

 

1-1. 煤払い(すすばらい)は現代でも必要

 

年末に大掃除をする理由は煤払いをするためです。煤払いとは正月を迎えるにあたって、家の中や外を綺麗に掃除する行事のこと。 

 

昔は家の中に囲炉裏やかまどがあり、火を使うと天井や壁に煤が溜まることが多かったそうです。 その煤を綺麗にしていたことから、年末に掃除することを「煤払い」と呼んでいました。

 

現代では囲炉裏やかまどの代わりに、コンロや炊飯器、エアコンをはじめとした便利な家電があるので、家の中が煤で汚れるといったことはありません。

 

しかしどんな家でも料理をすればコンロや壁が油で汚れたり、普段掃除していない場所にはホコリが溜まっていきます。

 

よって今は「煤払い」という言葉を使うことは少ないですが、正月を迎えるにあたって「大掃除」をするといった習慣は現代にも受け継がれています。

 

1-2. 煤払いは年神様(としがみさま)を迎えるため

 

ではなぜ正月を迎えるにあたって、煤払いをする必要があるのでしょうか?それは「年神様」と呼ばれる神様を家に迎え入れるためです。

 

年神様は歳神様、正月様、歳徳神(としとくじん)とも呼ばれ、新年に山から降りてきて、各家に幸せを届ける神様として、昔から大切にされてきました。

 

また年神様の「年」という漢字は、年月や年齢といった意味合いのほかに、稲をはじめとした穀物や「稲が実る」といった意味合いもあります。

 

昔は現代とは異なり、田を耕すための設備や環境は充分とは言えず、天候や災害が起こる度に穀物の収穫に大きく影響していました。そのため主食である稲はとても貴重でした。

 

よって稲作の神様でもある年神様を、1年の始まりに家に迎え入れることは、昔の人にとって重要な行事だったのです。

 

神様を迎え入れるには、家の中をけがれのない清浄な場所にする必要があります。そのため年末になると、各家庭で煤払いを行っていたというわけです。

 

2. 神事に関係なく大掃除を年末にすべき3つの理由

 

前述した通り、年末に大掃除をすべき理由は「神様を迎え入れるため」です。

 

しかし神事に関係なく大掃除をやるべき理由もあります。以下の3つです。

 

・多くの人が大掃除をする年末にやらないと、大掃除する機会を失うから

・普段できない箇所を掃除する良い機会だから

・精神面かつ健康面において新年を気持ちよく迎えられるから

 

以下で1つずつ説明していきますね。

2-1. 多くの人が大掃除をする年末にやらないと、大掃除する機会を失うから

 

大掃除は別に年末でなくとも、どのシーズンにやっても問題ありません。

 

しかし昔から年末に大掃除をする習慣があったことや、年末にまとまった休みを取りやすいことから、たいていの人は年末に大掃除をしています。

 

実際に以下の統計によると、約70%以上の人が年末に大掃除をする予定と答えています。

 

2019年度 令和元年の年末大掃除についての意識調査/DCM株式会社に掲載している「2018年度 年末大掃除についての調査のデータを基に作成。

 

70%の人が年末に大掃除をする予定だからといって、「絶対に大掃除をしなければならない」というわけではありません。

 

しかし「多くの人が大掃除をやるんだから、自分もやらなくては」と、やる気がでる場合もあります。

 

実際に、大勢の人が選択したことが魅力的に見えてしまう「バンドワゴン効果」という現象があります。

 

逆に年末に大掃除をしなければ、今後やる気がでることは少ないのではないでしょうか。

 

そのためできれば世の中の多くの人が大掃除をする年末に合わせて、大掃除をしてみることをおすすめします。

 

2-2. 普段できない箇所を掃除する良い機会だから

 

普段、家事として掃除をする場所は人によってさまざまですよね。しかし仕事や育児など忙しい中で、細かい箇所まで何時間もかけて掃除するケースは少ないのではないでしょうか。

 

大掃除では換気扇やエアコン、窓をはじめとした普段はあまり掃除しない箇所や、普段から掃除している場所のさらに細かいところまで掃除していきます。

 

たとえば換気扇の汚れやホコリをそのままにしておけば、室内に汚れた空気を取り込んでしまうほか、故障の原因になる可能性もあります。

そうならないためにも、大掃除はやっておくべきでしょう。

 

2-3. 精神面かつ健康面において新年を気持ちよく迎えられるから

 

お正月には1年の目標を決めたり、気持ちを新たに頑張ろうと決意する人が多いですよね。

 

しかし部屋が汚いままだと、やる気がでない場合もあります。物が散乱していたり部屋の空気が淀んでいる部屋より、整理整頓されていて部屋の空気も綺麗な方が、なんだかやる気が出ませんか?

 

また風水においても掃除をして部屋の清潔を保つことで、運気が上がると考えられています。

 

精神面だけでなく健康面においても大掃除は大切です。大掃除をせずに部屋が汚いままだと、ホコリや塵からダニやカビが増えて、アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。

 

精神面でも健康面においても新年を気持ちよく迎えるために、年末に大掃除をすることをおすすめします。

 

3. 年末の大掃除をいつから始めていつまでに終わらせるべきか

 

気持ち良く年を越したい場合は、年内までに大掃除を終わらせれば問題ありません。

 

しかし神事を大切にしている場合や縁起をかつぎたい場合は、12月の「鬼宿日」から始めて、遅くても28日までに終わらせるようにしましょう。

 

以下でくわしく説明していきますね。

 

3-1. 吉日である「鬼宿日」に大掃除を始めよう

 

「鬼宿日」とはその漢字の通り、「鬼が宿にいる日」です。

つまり人を祟ったり災いをもたらすと考えられていた鬼が、宿にこもって外出しないため、何かをするときに鬼に邪魔をされることのない吉日なのです。

 

そのため江戸時代では年末の鬼宿日である12月13日に江戸城で、現代の大掃除の原型である煤払いを行っていました。

それが公家や武家だけでなく民間にも広く伝わり、12月13日に煤払いをすることが一般的になったそうです。

 

また江戸時代は毎年、暦が同じだったため、鬼宿日は12月13日と決まっていましたが、現代ではグレゴリオ暦が使用されているため、鬼宿日は毎年異なります。

 

たとえば2022年の鬼宿日は12月9日、2023年は12月8日です。

 

3-2. 縁起をかつぎたければ12月28日までに大掃除を終わらせよう

 

大掃除は12月13日に始めて、遅くても12月28日までには終わらせましょう。というのも12月29日から31日までの期間に大掃除をするのは、縁起が悪いとされているからです。

 

以下でそれぞれの日にちについて、なぜ縁起が悪いとされているか説明しますね。

 

・12月29日:「29」が「二重苦」と捉えられ、困難な状況が重なることが連想されるため

・12月30日:旧暦のお正月にあたり、せっかく迎え入れた神様や福を追い払ってしまうため

・12月31日:大晦日にお正月の準備をすることは「一夜飾り」と見なされ、神様を迎えるにあたって失礼になるため

 

上記の理由から、12月29日から31日までの期間は大掃除をするのにおすすめしません。

 

そのため「縁起をかつぎたい」といった人は、吉日である鬼宿日に大掃除を始めて、遅くても28日までには終わらせるようにしましょう。

 

4. 年末の大掃除するべき箇所チェックリスト一覧

 

年末の大掃除の際には、目についた箇所から掃除していくよりも、掃除する箇所のチェックリストを活用して掃除した方が、効率的に進められるのでおすすめです。

 

また大掃除に取り掛かる前に、部屋ごとに掃除する箇所を書き出しておくことで、掃除漏れや抜けを防ぎます。

 

そこでここでは大掃除するべき箇所のチェックリストを紹介します。

以下のチェックリストをそのまま活用するもしくは、ご自身がチェックリストを作成する際の参考にしてみてください。

 

※チェックリストをPDFでダウンロードしたい場合はこちらからどうぞ。

 

5. 【ケース別】年末の大掃除のスケジュール例

 

年末の大掃除するべき箇所が明確になり、「早速大掃除をやってみよう」といった気持ちになった人もいるのではないでしょうか?

 

しかしどのようなスケジュールで進めていけばいいか、よく分かりませんよね。

 

もしスケジュールをきちんと立てずに大掃除をすれば、途中で挫折して部屋が中途半端に汚いままなんてこともあり得ます。

 

そこで本章では実際に年末の大掃除をする際に、どのようにスケジュールを立てればいいのか、2つのケースを紹介します。

 

①なるべく早く大掃除を終わらせたい場合のスケジュール:年末年始にまとまった休みが取れる人向け

②時間をかけて大掃除したい場合のスケジュール:シフト制などでまとまった休みが取れない人向け

 

また1つ注意ですが、どちらの場合で大掃除を進めることになっても、ゴミの収集日だけは前もって確認しておきましょう。

 

せっかく大掃除して綺麗になったのに、大量に出たゴミ袋が家にある状態のまま新年を迎えることになってしまいます。

 

それでは、ケース別のスケジュール例を1つずつ解説していきますね。

 

5-1. なるべく早く大掃除を終わらせたい場合

 

「できる限り早く大掃除を終わらせて、年末年始はゆっくりしたい」といった場合には、約2~3日で大掃除を終わらせられるようなスケジュールを立てましょう。

 

最短で終わらすためには、部屋ごとに掃除していくのではなく、横断的に掃除していく方法をおすすめします。

 

たとえば各部屋の換気扇やエアコンはまとめて掃除したり、油汚れや水垢汚れの箇所をまとめて掃除するといった方法が、効率よく掃除を進めるコツです。

 

以下に2日間で大掃除を終わらせるスケジュールを作ってみたので、早く終わらせたい場合はスケジュールを組み立てるときの参考にしてみてください。

 

<1日目前半>

時間

掃除する場所

やること

9:00~9:30

キッチン

電子レンジの皿・グリルプレートなどを、シンクで酸素系漂白剤につけ置きする

壁など油汚れのひどい箇所にアルカリ性の洗剤を吹きかけ、ラップを貼って放置する

換気扇を取り外し、バケツなどにアルカリ性の洗剤でつけ置きする

9:30~10:00

浴室

換気扇のホコリを取って水洗いしたら、干しておく

浴槽にお湯を溜めて、酸素系漂白剤でつけ置きする

10:00~11:00

洗面所

洗面器にお湯を溜めて、酸素系漂白剤でつけ置きする

洗濯機の中にお湯を溜めて酸素系漂白剤を入れ、3分ほど回したらそのまま長時間放置する

換気扇のホコリを取って水洗いしたら、干しておく

鏡の汚れを拭き取る

11:00~11:40

トイレ

便器にトイレ用洗剤を吹きかけて放置する

換気扇を掃除して水洗いしたら、干しておく

便器や床、水洗タンク内を掃除する

11:40~12:40

各部屋

エアコンのホコリを掃除機で吸い取り、フィルターを外して水洗いしたら干しておく

 

<1日目後半>

時間

掃除する場所

やること

13:40~15:10

キッチン

漂白剤につけ置きしていたものを洗う

壁のラップを剥がして拭き取る

つけ置きしていた換気扇を洗って干しておく

冷蔵庫や炊飯器、コンロなどを掃除する

15:10~16:10

浴室

つけ置きしていた浴槽をよく洗い流す

干していた換気扇を戻す

床や壁、鏡、ドアなどの水垢を落とす

16:10~16:30

洗面所

つけ置きしていた洗面器をよく洗い流す

干していた換気扇を戻す

 

<2日目前半>

時間

掃除する場所

やること

09:00~09:10

水回り

排水溝に塩素系漂白剤を吹きかけて放置する

09:10~09:30

洗面所

昨日から放置していた洗濯層のゴミをすくい取り、洗濯機をいつものように回す

09:30~11:30

各窓

網戸のホコリを掃除機で取り、重曹水を吹きかけて10分ほど放置する

窓ガラスを重曹水もしくは新聞紙を使って掃除する

網戸をメラミンスポンジやクロスで掃除する

サッシを歯ブラシやクロスを使って掃除する

11:30~11:40

水回り

放置していた排水溝の漂白剤をよく洗い流す

11:40~12:40

ベランダ

通気口や排水溝、室外機に溜まった汚れを拭き取る

手すりや物干しざおを拭き掃除する

床を掃き掃除する

 

<2日目後半>

時間

掃除する場所

やること

13:40~15:10

各部屋

フローリングワイパーで天井のホコリや汚れを拭き取る

照明器具や各家具・家電のホコリや汚れを拭き取る

掃除機で床のホコリを吸い取り、フローリングワイパーで汚れを拭き取る

15:10~16:00

玄関

下駄箱やドア、表札などの汚れを拭き取る

床に重曹水を吹きかけ、スポンジなどで汚れを掃除する

 

※各洗剤を使う場合は、混ざらないように気をつけてください

※窓を開けたり換気扇を回すなど、充分に換気をしながら行ってください

 

5-2. 時間をかけて大掃除したい場合

 

土日祝日が元々休みの場合は年末年始も休みを取れますが、シフト制の仕事の場合は、年末年始にまとまった休みが取れない場合もありますよね。

 

また短期間で大掃除をするのは疲れるため、1週間くらい時間をかけてゆっくり大掃除に取り組みたいといった人もいるかと思います。

 

5-1で紹介したスケジュールでは、最短で大掃除を終わらせるために、各場所を横断的に掃除していました。

しかし自分のペースでゆっくり大掃除したい場合は、以下のスケジュールのように、掃除する大まかな場所だけ決めておきましょう。

 

曜日

掃除する場所

月曜日

浴室

火曜日

洗面所

水曜日

トイレ

木曜日

キッチン(1日目)

金曜日

キッチン(2日目)

土曜日

エアコン、照明器具、天井、各部屋

日曜日

窓、ベランダ、玄関

 

たとえば仕事から帰ってきて夕飯後に掃除に取り掛かったり、夕飯前に汚れの気になる箇所だけつけ置きしておき、夕飯後に本格的に掃除するなど、自分のやりやすい方法で大掃除を進めてください。

 

6. 忙しくても最低限は年末大掃除をすべき箇所【TOP3】

年末に大掃除をしたくても、仕事や育児などで忙しく、「家中のすべての箇所を掃除するなんてムリ!」といった人も多いと思います。

 

そこで本章では、忙しくても最低限大掃除すべき箇所を3つピックアップして紹介します。

 

家中すべてを掃除するのではなく3箇所だけ掃除するのであれば、まとまった休みがなくても隙間時間や家事のついでに行いやすいです。

 

ではどこを掃除すべきなのか?以下の表を参考にしてみましょう。

 

以下は株式会社クロス・マーケティングが2019年に行った「大掃除に関する調査」のデータを基に作成したグラフです。

 

454人に大掃除をする予定の箇所を調査した結果です(複数回答あり)。

参考:無料レポート「大掃除に関する調査」/株式会社クロス・マーケティング

 

上記でもっとも多いのが「窓ガラス・サッシ・網戸」、2番目が「換気扇・レンジフード」、3番目が「キッチン周り(シンク・コンロ・ガス台など)です。

 

どの箇所も掃除するのに時間がかかるため、普段から掃除する人は少ないかと思います。だからこそ大掃除で、1年で溜まった汚れをしっかりと落とすべきです。

 

以下でそれぞれの箇所について、なぜ掃除すべきなのか説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

6-1.  【第1位】窓ガラス・サッシ・網戸

 

窓ガラスやサッシ、網戸は定期的に掃除するというよりかは、数か月に1回や大掃除の際だけ掃除する場合が多いのではないでしょうか。

 

とくに一軒家やマンションの角部屋にお住まいの場合は窓が多く、普段から掃除するとなると大変ですよね。

 

しかし意外と汚れが溜まりやすい箇所のため、大掃除の際には念入りに掃除すべきでしょう。

以下でどのような汚れが溜まりやすいのか、放置することでどんな影響があるのかを解説していきます。

 

①窓ガラス

窓ガラスはそこまで汚れていないように見えますが、よく見ると水垢の透明な汚れが付着しています。

 

そのまま汚れを放置するとこびりついてしまい、窓ガラス全体が白く曇り始めます。

 

見栄えが悪いだけでなく、そこまで汚れてしまうと自力で汚れを落とすことは難しく、プロの業者にお願いすることになるので注意しましょう。

 

汚れがあまりにひどい場合は、窓ガラス自体を交換する必要もでてきます。

 

②サッシ

サッシはホコリだけでなく、外から入った花粉や砂、土などが溜まりやすいです。また室内の温度と室外の温度に差がある際に、窓の内側に結露が発生しますよね。

 

発生した結露は最終的にサッシに流れ落ち、カビを発生させる原因となります。

 

③網戸

網戸の汚れはそのまま放置しておくと網がホコリなどで詰まってしまい、窓を開けても空気を上手く取り込めないので、空気の入れ替えにも影響が出ます。

 

またタバコを吸うもしくは吸う人と一緒に住んでいる場合も要注意です。ホコリだけでなくヤニも網戸の目詰まりを起こします。

 

せっかく窓を開けてもホコリやヤニが付着した網戸を通して換気することになるので、部屋中に汚れが拡散する他、体にも良くないです。

 

窓ガラスやサッシ、網戸の汚れを放置すれば、汚れが落ちづらくなり業者に頼む必要が出てくるほか、体にも良くないので、大掃除の際には必ず掃除しましょう。

 

6-2. 【第2位】換気扇・レンジフード

 

浴室やトイレなどの換気扇、キッチンのレンジフードは、室内の空気を外に排出して外の新鮮な空気を室内に取りれてる、大切な設備です。

 

近年、定期的な空気の入れ替えが重要視されていることもあり、大掃除では絶対に掃除した方がいい場所です。

 

以下でどのような汚れが溜まりやすいのか、放置することでどんな影響があるのかを解説していきます。

 

①各部屋の換気扇

たとえば普段、浴室の掃除をする場合、浴槽や床などの箇所は掃除しますが、「換気扇も一緒に掃除をする」といった人は中々いないのではないでしょうか?

 

しかしカバーを外して中を覗いてみると、中々ホコリが溜まっているケースが多いです。

 

そのままの状態で換気扇を作動させると、せっかく新しい空気を取り込んでいるのに、ホコリも紛れて一緒に室内に取り込んでしまいます。

 

また換気扇の汚れをそのままにしておくと、湿気も上手く排出されず、部屋の中にカビが発生する恐れもあります。

 

とくにアレルギーや鼻炎になりやすい人、器官が弱い人は要注意です。換気扇のホコリをそのまま放置すると、アレルギー疾患や喘息を引き起こす場合もあります。

 

②キッチンの換気扇やレンジフード

キッチンの換気扇やレンジフードは、油汚れが溜まりやすい場所です。

 

そのままの状態で使えば、レンジフードだけでなく部屋中に油汚れを含んだ空気が行き渡り、壁や天井を汚してしまう原因となります。

 

さらに油はゴキブリの大好物なので、油汚れをそのままにしておくと、ゴキブリを寄せ付ける原因にもなります。

 

本来の換気扇やレンジフードの目的である「空気の入れ替え」が滞りなくできるよう、また体に悪い影響を及ぼさないためにも、大掃除をする際には必ず換気扇やレンジフードを掃除しましょう。

 

6-3. 【第3位】キッチン周り(シンク・コンロ・ガス台など)

 

キッチンは衣食住の中で食をつかさどる大事な場所。汚れたままで料理をするのは衛生的とは言えません。

 

また自炊するなどよくキッチンを使う場合は、汚れが溜まりやすい場所でもあります。

 

以下でどのような汚れが溜まりやすいのか、放置することでどんな影響があるのかを解説していきます。

 

①シンク

シンクは皿を洗う際に一緒にスポンジで洗うことで、そこまで汚れていないケースもあります。

ただし細かく見ていくと、排水溝や皿を乾かす水切りラック、蛇口周りなどは水垢で汚れている場合も。

 

さらに水回りは湿気が溜まりやすいので、カビも発生します。

とくに蛇口にカビが残った状態で、その蛇口から出る水を飲めば、健康に影響を及ぼす可能性もあります。

 

②コンロやガス台

IHヒーターであれば平らなので拭き掃除しやすいですが、コンロやガス台は天板の上にバーナーや五徳(ごとく)が設置されているので、いちいち外して掃除しなければなりません。

 

そのため火を使って料理した際に油が飛び散ったり焦げ付きが付着しても、掃除するのが面倒くさくて、ついついそのままにしてしまいがちですよね。

 

排気口も普段はカバーがあるので中が見にくいですが、かなりの汚れがこびりついているので、一度確認してみてください。

 

油汚れは放置しておくとどんどん固まってしまうので、できれば料理した後すぐに掃除しておきたいところです。

 

今後は大掃除の際に負担が大きくならないよう、日々料理をした後は軽く拭き掃除をするなど、習慣付けるといいかもしれません。

 

7. 大掃除の時短ポイント5つ

 

年末にまとまった休みが取れる場合も、仕事や育児で忙しい場合も、できれば大掃除は早く終わらせて、ゆっくりと年末年始を過ごしたいですよね。

 

そこで本章では、大掃除の時短ポイント5つを紹介します。

 

①必要な道具を揃えておく

各洗剤がどの汚れに効果的なのか理解しておく

③最初に酸素系漂白剤でつけ置きしておく

④ 部屋を片づけてから掃除する

⑤上から下、部屋の奥から手前に向かって掃除していく

 

上記を意識すれば、効率よく大掃除を終わらせることができるので、ぜひ実践してみてください。以下で1つずつ説明しますね。

 

7-1. 必要な道具を揃えておく

 

大掃除を始める前に、あらかじめ掃除に必要な道具をリストアップして、揃えておきましょう。

いざ掃除を始めた際に、道具が不足していることに気づいてから買いに行くのは非効率です。

 

以下に大掃除に役立つ道具をリストアップしたので、ぜひ参考にして準備してみてください。

 

道具

掃除する場所の例

古い歯ブラシ

お風呂のタイルの溝、窓のサッシの隙間のホコリ取り

綿棒

洗濯機のフィルターの隙間、押入れや引き戸の隅のホコリ取り

古いタオル

キッチンの油汚れ、引き戸のレールのホコリ取り

伝線したストッキング
(ハンガーに被せる)

洗濯機や家具の下など狭い隙間のホコリ取り

新聞紙

窓、鏡の水垢汚れ

ラップ

キッチンの壁の油汚れ

マイクロファイバータオル

窓ガラスや鏡の水垢汚れ、フローリングのホコリや皮脂汚れ

メラミンスポンジ

水回りの水垢汚れ、キッチンの油汚れ

水切りワイパー

窓ガラス、鏡、浴室の壁の水切り

フローリングワイパー

各部屋のフローリングのホコリや皮脂汚れ

各種洗剤

各場所の油汚れや水垢汚れ、カビなど(洗剤については7-2で解説)

 

上記のほかに、ホコリやカビを極力吸わないようにマスクを用意したり、手が荒れやすい場合は使い捨てのゴム手袋や軍手を用意しておくのもおすすめです。

 

大掃除を始める前には、余裕を持って必要な道具を揃えておきましょう。

 

7-2. 各洗剤がどの汚れに効果的なのか理解しておく

 

大掃除を始める前に、どの汚れにどの洗剤が効くのかを理解しておくと、スムーズに掃除できます。

 

以下に各汚れにどんな洗剤が効くのか、表でまとめたので参考にしてみてください。

 

汚れの種類

効果的な洗剤

油汚れ・皮脂汚れ・焦げ付き

アルカリ性洗剤、酸素系漂白剤など

水垢・尿石・サビ

酸性洗剤、クエン酸、お酢など

カビ

アルカリ性洗剤、塩素系漂白剤、セスキ炭酸ソーダなど

軽い汚れや嫌な匂い

中性洗剤、エタノール、重曹など

 

洗剤を扱う際は、他の洗剤と混ざらないよう充分に気を付けてください。

とくに強アルカリ性洗剤に酸性洗剤が混ざってしまうと、塩素ガスが発生し、中毒症状を引き起こす可能性があります。

 

そのため同じ箇所で数種類の洗剤を使う場合は、充分に注意しましょう。

 

7-3. 最初に酸素系漂白剤でつけ置きしておく

 

浴槽や洗濯槽の汚れ、電子レンジの皿、グリルプレートなどの汚れを落としたい場合、酸素系漂白剤を使うのが効果的です。

 

しかし酸素系漂白剤はすぐに洗い流すのはNG。通常の汚れであれば15~30分、頑固な汚れであれば約1時間ほどつけ置きしておく必要があります。

 

たとえばキッチンの掃除をする場合、電子レンジの皿やグリルプレートの汚れを取るのにシンクでつけ置きすれば、その間シンクの掃除はできません。

 

浴室を掃除する際も、浴槽をつけ置きしている間は壁を掃除して水で洗い流したりはできません。

 

スムーズに大掃除を行うためにも、汚れを落としたかったり漂白したい物や箇所は、大掃除に取り掛かる前に、酸素系漂白剤でつけ置きしておきましょう。

 

そして各箇所の掃除に取り掛かる際に水で流せば、効率よく掃除することができます。

 

7-4. 部屋を片づけてから掃除する

 

大掃除に取り掛かる前に、床に散乱している服や雑誌など、部屋の中をある程度片付けましょう。

 

たとえばそのままにした状態で天井や照明を掃除すれば、ホコリが床に置いてあるものに付着してしまいます。

 

もし服や雑誌などの置き場所が分からなかったり迷う場合は、一旦、要るものと要らないものを袋や段ボールで分けて、あとで整理しましょう。

 

またテーブルやソファなども端に寄せておくことをおすすめします。床を掃除する際に隅々まで掃除機をかけたり、フローリングワイパーで汚れを取り残しなく掃除できます。

 

そのため各部屋をある程度片付けてから、大掃除に取り掛かりましょう。

 

7-5. 上から下、部屋の奥から手前に向かって掃除していく

 

大掃除に限らず掃除をする場合は、上から下、部屋の奥から手前に向かって掃除するのが基本です。

 

たとえばリビングを掃除する場合、先に床を掃除して綺麗にしたにも関わらずエアコンを掃除すれば、ホコリが床に落ちて、また床を掃除するといった二度手間になります。

 

また部屋の手前から奥に向かって掃除した場合、掃除してない場所を踏んだ足で、せっかく掃除して綺麗になった場所を歩いて汚してしまう可能性もあります。

 

掃除した場所をまた汚してしまわないためにも、「上から下、部屋の奥から手前に掃除していく」といったルールを意識して掃除しましょう。

 

8. 業者に依頼して大掃除すべき2つのケース

 

「大掃除」といえば、1人で行うもしくは一緒に住んでいる家族と分担して行うことが一般的です。

 

たとえば洗濯層やエアコンの掃除など、ピンポイントで業者に依頼することはありますが、家中すべての大掃除を業者に依頼するといった人はそこまで多くないのではないでしょうか?

 

しかし中には業者に依頼して大掃除をした方がいいケースもあります。

 

たとえば以下のような場合です。

 

・ゴミ屋敷の場合

・遺品整理も兼ねて大掃除する場合

 

上記の場合は精神的にも体力的にも負担が大きいため、自力で大掃除するのではなく、プロの業者に任せるのがベストでしょう。

 

以下でなぜ業者に依頼すべきなのか、ケースごとに説明していきますね。

 

8-1. ゴミ屋敷の場合

 

家の中が「ゴミ屋敷」と呼ばれるほど汚い場合は、自力で大掃除をするより、プロの力を借りましょう。

 

というのもゴミ屋敷に住んでいる人の中には、たとえば強いストレスを抱えていたり、心の病気を抱えている場合もあります。

 

その場合、本人に「掃除したい」といった意思があっても、自力で掃除することは難しいでしょう。

 

だからといってゴミ屋敷をそのまま放置しておけば、以下のようなリスクがあります。

 

・ゴミやホコリによる火災の危険性

・積まれたゴミの崩壊の危険性

ゴミによる健康被害の発生(ぜんそくやアレルギーなど)

・悪臭や害虫・害獣の発生(ゴキブリやダニ・ネズミなど)

 

※くわしくは「ゴミ屋敷に住む人の8つの心理|適切に対処する方法を解説」をお読みください。

 

ゴミ屋敷は自身の精神面や健康面にも影響を及ぼすだけでなく、周りの家に迷惑をかけてしまうケースもあります。

 

以上のことから、もし少しでも「大掃除をしてみようかな」と思った場合は、1人でやろうとするのではなく、プロの業者を頼ってみてください。

 

8-2. 遺品の整理も兼ねて大掃除する場合

 

もし大掃除をする際に、亡くなった方の遺品も整理する場合は、業者に依頼してみましょう。

 

ただでさえ大掃除は掃除する箇所が多く、精神的にも体力的も疲れてしまいます。そんな状態で遺品の整理もやるとなると、かなりの負担です。

 

遺品整理と一概には言っても、

 

・要るもの要らないものの選別

・要らないものの処分方法の選別(処分するのか売るのかなど)

・遺品の供養

 

など1人でやるとなると、かなりの時間と労力が必要です。

 

最悪、大掃除も遺品整理も最後まで終わらず、中途半端なまま新年を迎えることになりかねません。

 

そのためもし遺品の整理も兼ねて大掃除をする場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。

 

9. 業者に依頼するなら「みんなの遺品整理」がおすすめ

 

ゴミ屋敷の大掃除や、遺品整理も兼ねた大掃除を業者に任せたい場合は、「みんなの遺品整理」がおすすめです。

 

「みんなの遺品整理」は、以下のような強みがあります。

 

・厳選された優良な業者のみを紹介

・プロの相談員が無料サポート

・即日・最速対応可能業者を案内

・遺品整理士のいる業者

 

業者を自分で一から探すとなると時間もかかるほか、どの業者が一番自分に合っているのかよく分からないですよね。

 

せっかく「大掃除を機にゴミ屋敷の状態から抜け出そう!」

「大掃除と一緒に遺品を整理することで、心の整理もしよう」と決心して、業者に依頼しようと考えている人もいるかもしれません。

 

しかし中には料金は高い割に対応が悪い業者や、大切な故人の遺品を乱暴に扱う業者もいます。

 

「みんなの遺品整理」では、厳選された優良な業者かつ、遺品を扱うスペシャリストである遺品整理士のいる業者と提携しています。

 

そのため上記のような心配は一切ございません。

 

以下でくわしく説明していきますね。

 

9-1. 厳選された優良な業者のみを紹介

・料金が適正かどうかや

・接客態度や作業が丁寧か

・過去にクレームがないか

・廃棄物処理の法令を順守しているか

 

「みんなの遺品整理」では、上記をはじめとした細かい項目を厳しく審査した上で、厳選した業者のみを紹介しています。

 

そのため「料金が高い割に掃除の内容は期待はずれ」「スタッフの対応が悪くて不快な気持ちになる」といったことは一切ございません。安心して業者に大掃除を任すことができます。

 

9-2. プロの相談員が無料サポート

 

業界歴9年以上の知識豊富なスタッフが、

 

・「どの業者がいいか分からない」

・「ネットで見つけたこの業者は安全?」

 

といった相談から、料金や作業の流れについての質問などに、ゆっくり丁寧にアドバイスいたします。

 

「家の中がかなり汚いから、料金が高額になってしまわないか」「貴重品や重要書類をきちんと区別してもらえるのか」といった心配や不安があっても、ご遠慮なくご相談ください。

 

9-3. 即日・最速対応可能業者を案内

 

急な場合や業者の繁忙期などで予約が取りづらい場合でも、ご安心ください。全国812社の業者の空き状況を把握しているため、代理でお探しいたします。

 

たとえば元々大掃除する予定がなく、急遽、大掃除を業者にお願いしたくなる場合もあります。

しかし「年末は予約がすでにいっぱいで取れないかもしれない」といった不安がありますよね。

 

上記のような場合もぜひ一度ご相談ください。最速で対応可能な業者をお探しいたします。

 

9-4. 遺品整理士のいる業者

 

「遺品整理士」とは、亡くなった人が使っていた物を大切に扱うスキルや心構えをしっかりと学んでいる、遺品整理のプロです。

 

遺品の取り扱いだけに限らず、ご依頼者様への接客マナーや産廃物処理の知識も身に着けています。

 

そのため大切な故人の遺品を雑に扱われたり、スタッフの対応で不快な思いをするといったことは一切ございません。

また大掃除中に不要となった家具の処分についてもご相談いただけます。

 

 

10. まとめ

大掃除をすべき理由は「新年に神様を迎え入れるため」です。

 

神事に関係なく大掃除をすべき理由もあります。以下の3つです。

 

・多くの人が大掃除をする年末にやらないと、大掃除する機会を失うから

・普段できない箇所を掃除する良い機会だから

・精神面かつ健康面において新年を気持ちよく迎えられるから

 

大掃除をすべき箇所のチェックリストは以下を参考にしてください。

 

もし忙しくて大掃除にあまり時間をかけられない場合は、以下の3箇所を優先的に掃除しましょう。

 

・窓ガラス・サッシ・網戸

・換気扇・レンジフード

・キッチン周り(シンク・コンロ・ガス台など)

 

また大掃除をする際に、「縁起をかつぎたい」場合は12月の「鬼宿日」から始めて、遅くても28日までには終わらせるようにしましょう。

 

スケジュールは以下のポイントを意識して立ててみてください。

 

・なるべく早く大掃除を終わらせたい場合:たとえば各部屋の換気扇やエアコンはまとめて掃除したり、油汚れや水垢汚れの箇所をまとめて掃除するなど横断的に掃除する。

 

・時間をかけて大掃除したい場合:その日に掃除する大まかな場所だけ決めておいて掃除する。

 

効率よく終わらせるには、以下の時短ポイントも参考にしてみてください。

 

①必要な道具を揃えておく

各洗剤がどの汚れに効果的なのか理解しておく

③最初に酸素系漂白剤でつけ置きしておく

④ 部屋を片づけてから掃除する

⑤上から下、部屋の奥から手前に向かって掃除していく

 

もし家が「ゴミ屋敷」状態であったり、遺品の整理も兼ねて大掃除したい場合は、自力で大掃除すると精神的にも体力的にも負担が大きいです。

そのため業者に依頼することをおすすめします。

 

【監修者:一般社団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。

 

【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

東証プライム市場上場の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。

はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案をいたします。

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