遺品整理では現金や貴重品を探す必要がありますが、なかなか見つからないケースも多いです。特に相続や不動産処分に関わる書類などの貴重品は非常に重要になります。貴重品の主な収納場所や捜索のポイント、業者に依頼して貴重品を見つける方法も解説します。

遺品整理で見つからない貴重品一覧
まず遺品整理を始めるに際して、必ず見つけ出しておきたい主な貴重品をリストにしました。
見つけ出したい貴重品リスト |
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遺品整理や片付けを始める前に、まずはこれらをもれなく探し出して保管しておく必要があります。
亡くなった方の貴重品を探し出すコツ
貴重品が収納されている代表的な場所をいくつ挙げてみました。まずは、このような場所を一つひとつ丁寧に見ていきましょう。特に、家の中の引き出しは全て確認してみるのが良いかもしれません。
貴重品の代表的な収納場所 |
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探しても見つからないときはプロに依頼する
遺品整理の専門業者は業務の一環として、「貴重品、重要書類の捜索」に力を入れています。そのため遺品と誠実に向き合う姿勢を持つ業者ほど、日々の業務を通じて、「故人が大切な品を隠しがちなのはどの辺りか」「間違ってゴミとして分別されがちな貴重品は何か」などの知識と経験を自ずと培っていくことになります。
独自の経験に基づき、故人がこっそり貯めていたへそくりや、内緒の借金に関する借用書など、遺族でさえ「知らなかった!」という品を探し出すケースもあります。また良心的な業者であれば、依頼された捜索対象以外でも、経験上貴重品と思われる品は必ず保管し報告してくれます。
いわば、「遺品の中から貴重品を探し当てるプロフェッショナル」ともいえる存在なので、事前に探しても見つからないときは、遺品整理専門業者に任せてみるのも賢い方法といえるでしょう。
まとめ
遺品整理時の現金や貴重品の捜索は大切な作業ですが、故人が思いもよらぬ場所に管理していると捜索が困難なことも。時間が限られていたり、体力的に余裕がなかったりする場合は専門業者のサポートを受けるのがおすすめです。
「みんなの遺品整理」では、信頼できる優良業者を紹介しています。貴重品を見つけて効率的に整理するためにも、まずはお問い合わせください。
【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】
遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。
遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。
法令順守をしている30,000名を超える会員、1,000社を超える法人会員が加盟。法規制を守り、遺品整理業務を真摯に行っている企業の優良認定、消費者保護のための遺品整理サービスガイドラインの制定もおこなっている。
【執筆者:みんなの遺品整理事務局】
東証プライム市場上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(ライフルシニア)が運営しています。2017年より業界最大級の遺品整理・実家の片付け業者の比較サイト「みんなの遺品整理」を運営し、全国で累計件数30,000人以上の皆様からご相談・ご依頼をいただいております。
はじめての遺品整理でも、専門知識が豊富な相談員が中立な立場で、無料アドバイスをさせていただきます。大切な人の生きた証を残しつつ、気持ちよく次の世代へ資産や遺品を引き継ぐために、私たちは、お客様一人一人に最適なお手伝いができる情報提供・業者のご提案を致します。