遺品整理では、仕分け作業を効率的に行う必要があります。本記事では、賃貸と持ち家それぞれのケースに分けて仕分け準備を解説するほか、作業時のアドバイスも紹介します。効率的な遺品整理を進めるためにお役立てください。

遺品整理の仕分けを効率的に行う方法。準備~作業までの流れ、分別時のポイント

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遺品の仕分けの準備

まずは故人が賃貸か持ち家に住んでいたかのによって遺品整理の手段は変化します。

・賃貸の場合

日割り家賃が可能かどうか大家さんや賃貸管理会社に確認しましょう。理由は粗大ごみなどの回収日までの家賃よりも、遺品整理業者にお願いした方が安ければ、遺品整理業者にお願いする。いくつか見積をして1番お得な所に決める事がコツです。

・持ち家の場合

タイミングとしては心の整理がついたときに遺品整理をおこないましょう。早速作業するときは片付けのための準備をしてください。

1.準備しておくもの

・ポリ袋

・ダンボール

・布テープ

・たくさんの雑巾

・雑巾を洗う石鹸

・布手袋

洗濯ばさみ

・S字フック

・ハンガー

・ビニル袋

2.分別のためにセルフ仕分け表をつくる

セルフ仕分け表を作るにあたり、まず横欄と縦欄を作りましょう。横欄には分別の種類を書いていきます。それぞれのゴミについては、1番近い回収日を書いておきましょう。

仕分け表の横欄に記入する項目

・粗大ごみ

・燃えるゴミ

・燃えないゴミ

・ビン・カン

・雑紙

・プラスチック

・オークション

・フリマ

・寄附(無料あげますくださいサイトなど)

・遺族が持って帰るもの

・後で相続するもの

これで横の欄は完成です。他の分類方法も書くかも知れませんので、余白も必要です。

品目 粗大ごみ 燃えるゴミ 不燃ごみ ビンカン 雑紙 プラ オークションフリマ 寄付 遺族 相続
                     
                     

遺品の仕分けの流れ

セルフ仕分け表を使って整理していく

現金、通帳、株式などの投資、骨董品、ブランド品は後で形見分けなどになるので相続関係ですね。縦の欄に、現金、通帳など一行ずつ使い、相続関係に○をつけていきます。

大型家電は、冷蔵庫などは中身の整理が必要です。生ごみと持って帰るものに分けてその日のうちに処理しましょう。大型家電そのもについては、粗大ごみ、オークション、寄附などセルフ仕分け表の横欄のマッチする欄との交差欄に○をつけておきましょう。

衣類については、ポリ袋で持って帰るもの、捨てるものに分けましょう。捨てるものは生ごみ扱いなので、セルフ仕分け表の生ごみ欄に○をつけておきます。

品目 粗大ごみ 燃えるゴミ 不燃ごみ ビンカン 雑紙 プラ オークションフリマ 寄付 遺族 相続
通帳                  
冷蔵庫                  

タンスなどの家具は中身の整理をまずしていきましょう。折りたたんでポリ袋になおしていきます。持って帰るものとその他(寄附するもの、買い取ってもらうもの、フリマやオークション系など)にポリ袋ごとにメモしておきます。そのポリ袋に番号をつけ、セルフ仕分け表に衣類ポリ1、衣類ポリ2などと書き、横欄とマッチする欄に○をつけます。タンス自体は、家電と同じように仕分け表へ記録しておきます。

布団は故人が使用していたものは処分します。セルフ仕分け表の横欄でマッチする処理方法との交差欄に○を付けておきます。売却するなどの場合は、送料との兼ね合いに注意しましょう。

調味料や洗剤などの棚の中の雑貨は持って帰るものとその他(セルフ仕分け表の横欄)に分けておきましょう。

もし、紙の余白が足りない場合は、先ほど書いた横欄のゴミの種類などについて、項目ごとに1枚の用紙を準備し、今からお伝えするアイテムを各用紙に書いておくことも出来ます。その場合、何枚目がプラスチックゴミなのかがすぐにわかるように、インデックスや目次を作っておくと便利ですよね。

セルフ仕分け表のゴミについて、一番最短のアイテムの順番に1,2などの数字を付けて優先順位をつけましょう。明日から、この順番に沿って、ひたすらポリ袋につめたり、粗大ゴミならシールをもらったりと、1つずつ処分に向けての準備をしていくだけです。

まとめ

遺品整理の仕分け作業は時間と労力を要しますが、段階的に進めるとスムーズです。まずはセルフ仕分け表を作成し、物の優先順位を明確にしましょう。可視化すると整理の順番や対応方法が一目でわかり、効率的です。時間に余裕がない方や負担が大きいと感じる方は専門業者を利用する方法もあるでしょう。

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【監修者:一般財団法人遺品整理士認定協会】

遺品整理業界の健全化を目的に2011年設立。

遺品整理士養成講座を運営し、認定試験・セミナー・現場研修などを実施している。

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【執筆者:みんなの遺品整理事務局】

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