片付け時は3つののステップを意識することで部屋をスッキリさせられます。この記事で解説する手順に沿って片付けると、スムーズに部屋が整理できます。片付けが苦手な人が陥りがちな落とし穴やプロの力を借りるタイミングも詳しく解説。快適な生活空間を手に入れ、心穏やかに過ごしましょう。

つい部屋を散らかしてしまう理由
片付けに入る前に、今後片付けをしなくても済むよう、どうして部屋が散らかってしまうのかを確認してみましょう、「自分もつい癖でやってしまっているな」ということはないでしょうか…?
1.とにかくモノが多い
一番の理由はこれです。「いつか必要になるかもしれないから」というものはあまり使いません。思い切って処分することも、部屋をきれいにするためには大切なことです。
2.”とりあえず置き”が多い
片付けが苦手な人にありがちなのが、「あとで戻そう」「すぐ使うからココにおいておこう」。いわゆる”とりあえず置き”です。小物が散乱していると余計に散らかって見えてしまいます。
3.横着してしまう
作業をするテーブルで食事をしたり化粧をしたりするように、同じ場所で様々な作業をすると、ものがごちゃごちゃしてしまいます。
片付けを始める前の注意点
実際に片付けを始めていくにあたって、その前に確認すべきことがあります。
1.曖昧ではダメ!場所・目標をはっきりと
片付けを始めようと思い立ったとき、目についたものを広げてしまって収拾のつかないことになってしまいがちです。片付けを始める前に作業時間・スペースなどを考慮して、「今日は本棚の周りをやる!」「キッチン・食器棚を整理する!」などと決めておくと良いでしょう。
2.片付いた状態を想像しよう
ぼんやりと作業しているだけでは、終わりなき作業になってしまいます。片付いた状態を常に思い浮かべ、ゴールを思い浮かべながら作業することを心掛けましょう。
手順1:まずは”出す”
まずは整理するものを広げるスペースを確保しましょう。そのために、要らない家具や家電・粗大ごみがある場合は先に処理しておくとよいです。粗大ごみはお住まいの自治体などでお申し込みの上、1~2週間かかることもあるので早めに手続きしておくとよいです。
スペースが確保できたら、整理したいものを広げていきましょう。このとき、要るか・要らないかなどは考えず、とにかく”出す”ことが大事です。
手順2:出したものを”分ける”
ものを一通り出すことができたら、次は種類ごとにものを分けましょう。衣類・書類・小物雑貨・家電類。種類ごとにまとめることで必要なもの・余分なものがわかりやすくなります。
最初は3つに分類!
種類ごとにまとめられたら、次は「必要なもの」「不要なもの」「すぐには決められないもの」の3つに分類していきます。一見したときにどうするか決められないものをとりあえず別に分けておくことが、作業時間を短縮するコツです。
強敵は”思い出の品””他人のもの”
思い出の品は、かなりの強敵です。それを見つけた瞬間思い出が蘇ってきて、つい長い時間思い出に浸ってしまった経験は、みなさんもお持ちでしょう。まずは「整理するんだ」という気持ちを念頭に置き、片付けに集中できるようにしてください。
また家族や親戚と同居している場合など、どうしても他人のものが混じっていて、どうしたらいいか悩んでしまうでしょう。揉め事の原因になることがないよう、とにかく箱などにまとめておき、本人に必要か不要かの判断を仰ぎましょう。
手順3:分けたものを”しまう”
いよいよ最後の手順です。分けたものをしまっていくのですが、ただ収納にしまっただけでは、また汚くなってしまいます。使う頻度・場所などを考え、”とりあえず置き”をしにくいような場所に収納することが、散らかさないコツです。
手順2で「すぐには決められないもの」に分類したものは、とりあえずダンボールなどにしまっておき、それらが散らばらないようにしておきましょう。
また、今ある収納でしまえない場合は物が多いサインです。収納するために棚などを買っては本末転倒になってしまいます。もう一度手順2の「分ける」作業を繰り返し、さらに物を減らしていきましょう。
それでもできない場合は片付け専門業者に依頼
「まとまった時間が取れない」「そもそも作業するためのスペースもない」など、そもそも片付けができない場合もあるでしょう。また、自分の荷物だけではない倉庫や実家などを整理する場合、自分一人ではいっぱいいっぱいになってっしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、業者に頼むのも一つの手段です。物品の整理だけでなく、その買取や処分の手続きなど、すべて業者が肩代わりしてくれます。
当サイト「みんなの遺品整理」では遺品整理だけではなく、亡くなる前に自分の半生の品を整理する生前整理や、ゴミ屋敷の片付けを扱っている業者も探すことができます。
まとめ
片付けは、部屋の環境が整えるだけでなく、居住者の精神面にも影響を与える大切な作業です。今回の記事を参考に、まずはご自身でできることから始めてみましょう。
作業に不安を感じたり、時間がなかったりする場合は「みんなの遺品整理」で信頼できる片付け業者を探すのがおすすめ。プロの力を借りれば、より効率的に快適な空間を実現できますよ。